2008年03月17日

怪異いかさま博覧亭 2巻 小竹田貴弘 感想

怪異いかさま博覧亭 2巻 (2) (IDコミックス REXコミックス)
小竹田 貴弘
4758060878




怖くない妖怪漫画、「怪異いかさま博覧亭」の第2巻です。


うん・・・。
怖くない妖怪漫画と言いましたけど、訂正します。
ちかっぱ可愛い妖怪漫画です。


特に。特に。特に。
八咫の可愛さは異常!!
なにあれ。あんな可愛いの卑怯だよ!

――ちょっくら烏捕まえに行って来るw


で。


かわいらしい妖怪だけでなく、人間の登場人物の方もしっかりと書き込んでいく姿勢にも好感が持てます。
前巻でほんの数コマ登場しただけの手長さんとか蛇女さんとか。
本来ならそれっきりになりそうな人達にまで、しっかりと見せ場を設けているんですよね。

そして、主人公の榊ですが、ただの惚けた妖怪馬鹿かと思わせといて、実は彼なりの信念を持って行動しているのが窺えます。

「見世物と晒しものは違う」

まことその通りなのですが、彼のその台詞を踏まえてもう一度読み直すと、惚けたキャラも実は故意にやっているんじゃないかと思えたり。
曰くのある妖怪たちを晒し者にしないために、敢えて自分が惚け者の役を演じているというか。
このさりげない榊の優しさが、ハイテンションコメディー基調の本作品の良いアクセントになってる気がします。


1巻の感想でお勧め漫画「かも」と書きましたが、今なら自信持ってお勧めと書ける。

読まない奴は人生損してる(笑)。

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タグ:小竹田貴弘
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2008年03月15日

怪異いかさま博覧亭 1巻 小竹田貴弘

怪異いかさま博覧亭 1巻 (1) (IDコミックス REXコミックス) (IDコミックス REXコミックス)
小竹田 貴弘
4758060622



怪異とか妖怪とか言う言葉に弱い僕としましては、これを見かけた途端即手に取ったのは当然の成り行きでして。

表紙の明るい雰囲気から、そんなにおどろおどろしい話ではないだろうと思ってましたけど、予想以上に明るい、コメディータッチのお話でした。
でもこれが、面白いんだ。

まずは登場人物が本当に活き活きとしています。
見世物小屋博覧亭の主人榊からして、妖怪マニアのくせに、番頭の柏が算盤小僧なのも、雑用の蓬がろくろ首なのも基本的に完全スルー。
見た目が殆ど人間と変わらないから、妖怪とは認めないんだそうですが、この惚けた感じが実に良いんでよね。
思わせぶりな総白髪なのに、特別な能力は何一つ持っていないし。

個人的に好きなのは、博覧亭先代座長の娘蓮花ちゃん。
跡を継ぐのを嫌がって現在は絵師をしているそうですが、何かと博覧亭に顔を出しています。
大食い、ウワバミ、貧乳と三拍子揃った?本作品における最強のツッコミ役です。


あと、舞台となる江戸は両国の雰囲気がよく出ていて、時々述べられる豆知識が楽しい。
無駄に知識を披露するのではなく、物語に必要な部分だけピンポイントで解説されるので、話の腰を折ると言う事もありません。
漫画自体の面白さと、知る楽しみが巧く両立されているんですよね。
これは結構お勧め漫画かも。


絵柄的には90年代っぽい雰囲気があるので、若い人はちよっと慣れが必要かも知れません。
僕世代には何の違和感もなく馴染めるのですが(汗)。

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posted by 黒猫 at 18:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 一迅社 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする