山口 舞子

なんだか切ないですね。
2ちゃんねるの関連スレ(結構過疎)では癒し系だと言う意見が多いんだけど、僕としては切なさを強く感じます。ただし、見るに耐えない方の切なさでは無く、けなげさや懸命さと言った部分での心地のよい切なさです。
決して裕福ではなくとも、親子が互いを想い合う気持ちを持ってつつましやかに・・・というストーリーなので、人によっては小市民的幸せな部分に嫌悪感を感じるかもしれません。
「どんなにキレイ事言った所で、やっぱり金あるのが本当の幸せじゃん?お前らだって本当は金欲しいだろ?所詮愛情なんて金の無い奴の戯言でしかないよプギャー(AA略)」
と言われたら、全くもってその通りでして、それを否定する気はございません。
しかし、人は生まれた時から大概のポジション(ヒエラルキーとも言う)というのは決まっていまして、身の程知らずに背伸びするよりも、自分の立ち位置の中で最大限の幸せを考えるのが賢明というものです。小市民大いに結構じゃないですか。
という訳で、極めて小市民的世界を描いた4コマですが、「もうすこしがんばりましょう」のゆるさもしっかりと引き継いでいますので、あっちが好きな人ならすぐに馴染めると思います。
ツッコミ役不足(マトモな人は実ちゃんだけ)のため、時として暴走気味になる事もありますが、しんみりした話も多いだけに、暴走状態もまた良いアクセントに感じられますね。
それにしても山口さんの描くクール系キャラって何かいいですねえ。ふみと言い、桂先生と言い、悉く心の琴線を激しくかき鳴らしてくれます。
個人的にはかなり好きな作品。
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