2008年05月11日

明日のよいち! 3巻 みなもと悠 感想

明日のよいち! 3 (3) (少年チャンピオン・コミックス)
みなもと 悠
4253209653



斑鳩道場の強化合宿で赴いた島には、恐ろしい罠が待ち受けていた・・・のか?

つばさ達を雇って烏丸にぶつけてきた相手の正体が判明。
判明したものの・・・なんだこりゃ。
結局はすれ違いラブコメ方面に持っていくのは、作品のカラーとしてやむなしとは言え、あんだけ思わせぶりに引っ張っておいてこれはどうかと思ったり思わなかったり。

しかし鷺ノ宮兄妹の微妙極まりない掛け合いは面白かったですね。
特に妹左近の、ブラコンと毒舌の絶妙なブレンド加減がいい感じ。クソの役にも立たない兄のために文字通り一肌脱ぐとは、ある意味健気な妹です。


合宿編の次は夏祭り編。
おお、鷲津かっけえー。
若干暴走気味ではあるけど、もう少し相手の事も考えたれよと思うぶぶんもあるけど、奴の直球勝負な姿勢には男として好感が持てます。
そうなんだ恋は直球なんだ。鷺ノ宮右京(兄)みたいな姑息で回りくどいやり方じゃ駄目なんだ。
・・・とか、青臭い事を年甲斐も無く思ってしまいましたw
奴とあやめの行方は気になります・・・って、実は奴が一番フラグ立てているんじゃないか??


という訳で、3巻も面白かったんですが、そろそろオパイネタは飽きてきたと思うのは贅沢でしょうか。


明日のよいち!・感想
1巻
2巻
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2008年05月06日

ギャンブルフィッシュ GAMBLE FISH 1巻 青山広美 山根和俊 感想

GAMBLE FISH 1 (1) (少年チャンピオン・コミックス)
青山 広美 山根 和俊
4253209114



作品の持つ素敵オーラにやられて単行本買って来ました。


上から目線のエリートどもを頭脳戦(ギャンブル)で打ち負かすという、ある意味中二病的設定ではありますが、主人公杜夢自体が14歳中学二年生という事で、恐ろしく狙い澄ましたものを感じます。

と言うかね、この漫画の中二病はとても心地の良い中二病なんですよ。
昨今の漫画にありがちな、オサレでソツ無く纏ったタイプのものではなくて、濃い絵柄に過剰な演出、あらゆる意味で素敵オーラ全開の宿敵・・・現在の少年漫画がどこかに置き忘れてきた原初的な楽しさがぎゅっと凝縮されています。

初登場時から他を寄せ付けぬ圧倒的な存在感を放つ阿鼻谷センセイにしても、露出狂マジシャンにしても、ツッコミたいんだけどツッコめない。
作者が恐ろしく力を入れて描いているのが絵の情報量にまで表れていて、お笑いキャラだから適当でいいやという妥協感が一切ありません。それだけに安直なツッコミは失礼な気がしてしまうんですよね。
と言うか、顔のせいでつい笑いが先に立ってしまうけど、阿鼻谷先生の台詞には何気にうなづけるところも多い。
こんな魅力的な悪役、なかなかいませんよ。


あちこちのレビューを読む限り、2巻以降は更に盛り上がってくるとの事で、無茶苦茶楽しみです。
これぞ娯楽。これぞ少年漫画。
もっと売れてもいい作品だと思うんですがねえ。



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2008年04月27日

みつどもえ 4巻 桜井のりお 感想

みつどもえ 4 (4) (少年チャンピオン・コミックス)
桜井 のりお
4253212441



杉崎の出番が増えてとても嬉しい。



諸君 私は杉崎が好きだ

諸君 私は杉崎が大好きだ


傲慢さが好きだ

嫌味さが好きだ

煽り耐性の低さが好きだ

盗撮癖が好きだ

微妙な発育加減が好きだ

人を見下した目付きが好きだ

紐パンが好きだ

罵倒が好きだ

小物ぶりが好きだ


教室で 体育館で

校庭で プールで

家庭科室で 保健室で

職員室で 境内で

更衣室で 女子トイレで

 
この地上で行われるありとあらゆる杉崎の行動が大好きだ


スカートをめくった千葉へのミドルキックが轟音と共にミゾオチに決まるのが好きだ

中高度で振り回されたつま先で急所を鋭く抉られた時など心がおどる


杉崎の操る携帯のカメラが長女の恥ずかしい写真を盗撮するのが好きだ

怒号を上げて携帯を奪いに来た長女を見え透いた嘘でごまかして更に罠に嵌める時など胸がすく様な気持ちだった


妙にエロい下着ばかり色々持っているのが好きだ

千葉の履いた直後の生パンを長女に履かされた様など感動すら覚える


痴女の長女をあらん限りの罵詈雑言で吊るし上げていく様などはもうたまらない

文句を言う友人達を財力で無理矢理従わせようとする人間性の薄っぺらさも最高だ


横向きカットで描かれた際の胸部のフラット加減など絶頂すら覚える


杉崎に滅茶苦茶にされるのが好きだ

杉崎に押し倒された龍太が実の弟とは言えとてもとても羨ましいものだ


宮下のに変態連中と同一視されているのが好きだ

長女をちよっとかわいそうに思って世話を焼いたら愛が深くて憎しみに変わっているなどと勘違いされるのは屈辱の極みだ


諸君 私は杉崎を地獄の様な杉崎を望んでいる

諸君 私に付き従う大隊戦友諸君

君達は一体何を望んでいる?


ツンデレの杉崎を望むか?

情け容赦のないドSな杉崎を望むか?

悪口雑言の限りを尽くし三千世界の鴉を殺す嵐の様な杉崎を望むか?



『杉崎! 杉崎! 杉崎!』



よろしい ならばみっくみくだ





杉崎原理主義者のたわごとでした。


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2008年04月20日

鉄のラインバレル 7巻 清水栄一 下口智裕 感想

鉄のラインバレル 7 (7) (チャンピオンREDコミックス)
清水 栄一 下口 智裕
4253231675



JUDAと加藤機関という対立構図に、新たな一石として"キリヤマ重工"が投入される第7巻。


マキナを基に量産化したのがアルマ。そして、マキナとアルマのデータを組み合わせて建造されたのがキリヤマ重工の"迅雷"。
開発経緯から考えると性能はマキナとアルマの中間の様な気がしますが、しかしどうして、模擬戦とは言え山下のハインド・カインドを格闘戦で圧倒する能力を持ちます。もっとも、ハインドは接近戦向きの機体ではないので、フェアな試合とは言えませんが。
続く宮崎沖に浮かぶ加藤機関のアルマ地下工場に対する襲撃作戦においても、投入された3機の迅雷によって守備隊のアルマは壊滅、更にはデミトリーを討ち取るという大戦果を挙げます。


性能的にはかなり優れたものであるのは理解出来たのですが、しかし何だろうこの違和感は。
この迅雷とキリヤマ重工が、この先第三勢力として物語を大きくかき混ぜていくのかどうか、もしかして何かの当て馬的存在に過ぎないのか、その辺がどうもスッキリしません。

・・・多分、迅雷のパイロットが姿を見せていないのがスッキリしない理由だと思います。
マキナだろうとアルマだろうと迅雷だろうと、あくまで機械であり極言すればただの道具です。
道具を扱うのは人間であり、人間が道具を扱うからこそそこに物語が生まれる。
しかし迅雷には現時点で人間の気配が殆ど感じ取れない為、そこからどう物語が発展してゆくのか全く不明。

むしろ物語の焦点は、キリヤマ重工にマキナのデータを提供したJUDA内部の裏切り者・・・森次と、キリヤマ重工社長桐山英治の関係に収斂されてゆきそうな気もしますが、さて。


ちなみに表紙はマサキですが、この巻には登場しません(笑)。

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2008年04月14日

みつどもえ 3巻 桜井のりお 感想

みつどもえ 3 (3) (少年チャンピオン・コミックス)
桜井 のりお
4253212433



脇役が輝いています。

3巻から杉崎や緒方と言った名脇役がかなり前に出てくる様になりました。
しかし、この作品の素晴らしい点は、脇役のキャラが立つ事で相対的に主人公の影が薄くなるという現象にとことん無縁な事です。

確かに、緒方の変態ぶりなんかは3姉妹はもとより千葉さえも凌駕するものがあるのですが、のべつまくなし変態やっている訳ではなく、佐藤を挟んで長女や次女と対峙した時に遺憾なく発揮される様になっています。
太陽が輝くからこそ月も輝く関係とでも言いましょうか。
これは杉崎もそう。長女と組み合わせる事で、低レベルな意地の張り合いや秘められた愛(笑)が見えてくる。

キャラの配置と、使い方がとても上手です。
1巻の時のgdgdした展開は一体何だったのか・・・。

で。

2巻の感想で、親父元イケメン説を一笑に付した訳ですが・・・。
スマン、本当に若い頃はイケメンだったorz
佐藤に似ているのかと言われると何とも言えないけど、現在のあの怪しいおっさんの姿からは想像も出来ない凛々しさですね。
恐るべしエイジング。
まったく、人間歳を取るとイカンですね。
朝鏡を覗く度に、肌に年齢が現れてきているのを見せ付けられて軽く鬱になります。
おっさんになると大半の人は怪しくなってしまうものなんでしょうか。

鬱鬱欝。

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2008年04月02日

みつどもえ 2巻 桜井のりお

みつどもえ 2 (2) (少年チャンピオン・コミックス)
桜井 のりお
4253212425



1巻の時は結構ボロクソ書いたみつどもえですが、2巻ではかなり良くなってきています。
絵的には線を減らしてスッキリとした見た目になりましたし、ギャグに関してもメリハリが利いてきたと思います。

特にギャグですが、1巻で一番ギャグ性を損ねていたのが、矢部によるご丁寧なツッコミでした。
読み手がネタをギャグと認識する前にツッコミを入れてくるんだから、興が醒める事甚だしかった訳です。
しかし、矢部は1巻の終盤辺りから登場頻度を下げ、2巻以降ではあまり話に絡んでこなくなりましたので、作者自身思うところはあったのかも知れません。

また、杉崎の様な脇役を効果的に登場させて、三姉妹(主に長女)を弄る方向に持っていったのもナイス。
傍若無人な長女を道化に使うやり方は、矢部のツッコミ連打よりは格段に面白く、かつキャラの性格もよく表現できていると思います。

と言うか・・・杉崎の長女に対する態度はだろうw
深く愛するが故に憎しみに変わっているんだろうなあ。
きっと杉崎は乙女座に違いないww
やっぱりね、乳首だチクビだと連呼するだけよりも、こういうニヤニヤ出来るギャグの方が好きな訳ですよ。


ところで、三姉妹父が、自分は子供の頃佐藤みたいだったとか言ってましたが、どう考えても千葉の方に似ていたんじゃないかと思いますw

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2008年03月14日

鉄のラインバレル 6巻 清水栄一 下口智裕 感想

鉄のラインバレル 6 (6) (チャンピオンREDコミックス)
清水 栄一 下口 智裕
4253231667


ファクターは死なない。

いや、死ねないと言うべきか。

今回は、そんな話。


6巻の舞台は東北は岩手県。
都市伝説によると、村民皆殺し事件があって廃村になったと噂される阿古呂村で、「鬼」の伝承を巡って浩一達と加藤機関、そして第三の男が火花を散らします。


この手のロボットバトルと伝奇物語を組み合わせる試みは結構珍しいですよね。
もっとも、物語の方向性はあくまでもSFロボバトルですからして、超自然的な方面に転がる事はありません。
あくまで伝奇的な匂いが多少するというだけ。


だけなんですが・・・それでも、普段とは違う雰囲気が物凄く新鮮です。

山奥の寒村。

老人しかいないその村に住み、信仰の対象となっている謎の若者。

そして、祠の底、地下の空洞に眠るもの・・・。

ワクワクするじゃないですか。
ま、この信仰対象の若者こそが、村に伝わるマキナ"タリスマン"のファクターなんですけどね。

しかしそれだけじゃ終わらない。
中盤以降は、このファクターを巡って物語は二転三転します。
ファクターの背負う運命、そして、彼らの居場所・・・。


ファクターは怪我も病気も一瞬で治る体質ですが、それだけではなく、何と歳も取らない。
不老不死の孤独に関しては、数々の作品で語られてきた事なので敢えて触れません。
ただ、村と言う共同体の、本来あるべき姿というのを見た気がしました。

特に先日の某アニメで、狂った村をまざまざと見せ付けられた後だけに、こういうのって心が洗われる気がします。

いい話でした。

・・・ラストで森次の裏切りを見るまでは。


果たしてキリヤマ重工は第三勢力となるのか。
急展開ですね。たぶん。


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2008年03月13日

みつどもえ 1巻 桜井のりお 感想

みつどもえ 1 (1) (少年チャンピオン・コミックス)
桜井 のりお
4253212417



いやあ、正直なところかましてよかとですか?

この漫画、本日最新刊の4巻までまとめて買ってきたんですけど、それが正解でした。
と言うのも、この1巻だけ買って来たのだったら、確実に続巻を読もうという気は起きなかったでしょう。

なぜなら。

・絵が微妙。デッサン云々以前に線がゴチャゴチャして見づらい。

・ギャグが下品。おげれつとお下品の違いが判ってない。

・しかも全てのギャグがスベっている。


・・・と、駄目漫画の3拍子がきっちりと揃ってしまっているんですよ、これが。
しかし、最新刊の4巻をパラパラと捲ってみると。


・絵は萌え絵として一定のレベルに安定している

・おげれつとお下品の違いを弁えたギャグ。

・しかも過剰なツッコミ連打を避け、スベらない。


そう、全てが格段に進化しているのです。
だから、初期のグダグダした漫画も、作者の成長過程として興味深く思えてしまう。
前作の子供学級は未読ですけど、絵柄が大きく変化している事からして、1巻当時は迷走期だったのでしょうか。

そんな訳で、1巻は単品としてはとても評価は出来ません。
悪い部分はいくらでも指摘できますが、良い部分となると途端に考え込んでしまう状態で。
ただ一つ、サブタイトルの付け方だけは微妙に秀逸だと思いました。


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2008年03月09日

明日のよいち! 2巻 みなもと悠 感想

明日のよいち! 2 (2) (少年チャンピオン・コミックス)
みなもと 悠
4253209645




忍者の家系のつばさちゃんアンジェラちゃん登場の第2巻。
何で忍者なのにアンジェラなんて名前で、しかも金髪なのかは永遠の謎w

うん。
何だか1巻に比べてもエロ度が高くなっていますね。
特に、つばさちゃんの、クリームパンとか、羞恥心が臨界を越えると驚異的な戦闘能力を発揮する・・・という設定とかは、まずエロありきの典型的な見本です。

とは言え。
ここまで"これでもか!"と見せ付けられると、これはこれで潔さを感じてしまうから怖いw

ちなみに、エロ方面は巨乳花盛りです。
僕個人はもっと慎ましやかなサイズの(汗)胸が好きなんですが。
つばさちゃんはアンジェラやいぶきに比べれば・・・ですが、それでも充分普通ですし。
自分の性癖晒しても仕方ないですけど。

あと、烏丸流を潰す為に裏で暗躍する人物の影が見え隠れし始めました。
どういう理由で烏丸を狙うのかは現時点では謎です。
貧乏流派に対して、烏丸を打倒すれば資金援助を・・・と大金をちらつかせる辺り、そこらの三下風情ではなさそうですが。
果たして。


それにしても相変わらずわっさんこと鷲津がナイスガイですね。
愛すべきバカって言うのはこういう奴の事なんでしょうね。
実は本作で一番好きなキャラかもww


明日のよいち!・感想
1巻
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2008年03月08日

侵略!イカ娘 1巻 安部真弘 感想

侵略!イカ娘 1 (1) (少年チャンピオン・コミックス)
安部 真弘
4253214010




本屋で見かけて何となくピンと来たので買って帰りました。
雑誌は置き場に困るので買わない主義ですから、予備知識とかは全然無し。

うん・・・。
なんと言うか、最近のチャンピオンって凄いですね。
僕が子供の頃は男の子向けにスポ根とかヤンキー漫画中心でしたが、(マガジンもそうだった)いまや主要少年誌の中では一番萌え漫画が揃っているんじゃないかと思えます。

ある意味、"男の子向け"という面に限って言えば、昔通りとも言えますが(笑)。


そんなイカ娘第1巻。

うはw予想していたより面白いじゃまいか。
海を汚す人類に鉄槌を下すべく、地上世界を侵略しにやって来たイカ娘(軟体動物)のヘタレ振りが実に萌える。
本館の方でも何度か書いてますが、僕は小物属性萌えという微妙な萌えポイント持ちです。
具体的に言うと。

・態度は大きいけど実は小心者。

・感情に流され易い。

・案外お人よし。

・結構中二病。

こんな感じですかね。ある意味ツンデレの亜流とも言えます。
それで、この漫画の主人公イカ娘(本名)が・・・かなりピンポイントでこの属性に合致しているのですよ。

これで萌えない訳が無いじゃなイカ。


イカ娘だけじゃなくて、イカ娘を狙うストーカー系百合っ娘早苗や、あらあらうふふ的な雰囲気に反して、人類を超越した戦闘力を持つ千鶴姉など、取り巻の面子も個性的。

一話辺りのページ数は少なめですが、ギャグ漫画としてのテンポは良いです。
ただ、オチよりも途中の小ネタの方が笑えると言うのは・・・まあご愛嬌か。
結構気に入ったので、続巻を楽しみに待とうと思います。


余談/
微妙に同人誌的な絵柄から、少年誌というよりは電撃とかの漫画っぽいよな・・・と感じました。
作者のHPを見ると、電撃やエースに投稿した経歴が出ていましたので何となく納得。

作者のHPは↓




侵略!イカ娘・感想一覧
2巻

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2008年02月29日

鉄のラインバレル 5巻 清水栄一 下口智裕 感想

鉄のラインバレル 5 (5) (チャンピオンREDコミックス)
清水 栄一 下口 智裕
4253231659



5巻になって、ようやく浩一が主人公らしくなってきました。

これまでの浩一は、典型的な中二病でした。
しかし、ある秘密を知った事で、典型的な中二病から微笑ましい中二病へと正常進化した様感じます。

「俺がラインバレルに乗るコトこそが正義だってコトですよ」

一体何が言いたいのかよく判りませんが、その心意気だけはなんとなく伝わってきます。
静かに燃える魂は感じられます。
やはりロボット漫画の主人公はこうでないと。

しかし、ここに至るのは巻の後半から。

前半では、城崎が過去の「事故」に関わっていたことを知ると、「キミは最低だ」と意趣返しの様な台詞を投げつけてみたりとか、性格の悪さ剥き出し状態。
正直、台詞を返したのには苦笑しか出てきませんでしたよ。


で、今回登場のメカ。
メインはやっぱりマサキのグラン・ネイドルなんでしょうけど、グラン・ネイドルはアプサラスもどきにしか見えないのでさほど興味は涌きません。
アルマでは無く純粋なマキナであるという点では、重要な機体だと思いますが。

やはり個人的には、デミトリーのカグツチがデザイン的に好きですね。
量産型ベースのカスタム機という風情で、ロボット兵器としての美学を強く感じさせてくれます。
やはりロボットはこうでないと。


と・・・いう訳で、今回の巻は浩一の心境の変化と言う面で、物語の折り返し点に当たる感じですね。
今後、彼と城崎がどうなっていくのかは大きな見所となると思います。

ところで加藤って一体何歳なんでしょうね。
見た目だけなら森次あたりと同じ位に見えなくも無いんですが・・・。

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2008年02月20日

鉄のラインバレル 4巻 清水栄一 下口智裕 感想

鉄のラインバレル 4 (4) (チャンピオンREDコミックス)
清水 栄一 下口 智裕
4253231640



前巻はすげえ気になるヒキでしたが、成る程、米軍の衛星兵器も加藤機関によって作られた物だったんですね。さすが世界を裏側から支配しているだけの事はあります。

それにしてもこの話は、もう山下が可愛くて可愛くて。初登場時は自衛隊相手の訓練で結構無茶やって、ドキソな奴だなーとか思っていたんですが、他のファクターを死なせてしまってからは猛烈に凹んでしまって、それがまた中性的な容貌と相まってぬふうぬふうぬふうと(以下略)。
中性的なら遠藤弟も負けてませんけど、現時点での萌え度数は山下の圧勝w
遠藤弟の場合、姉が色々な意味で足引っ張ってますからね。

衛星破壊ミッションの次は、東京タワーに出現したキモい奴、王政陸と、彼の乗る不細工なアルマ・ヤオヨロズとのバトル。衛星の際には出番の無かった遠藤姉弟もラインバレルと共に出撃しますが、あまり目立ってません。それなりに活躍した筈なんですけど・・・何でだろ。
王政はチビでデブでキモイ奴ですが、アルマ・ヤオヨロズの攻撃も何処と無くキモイ。
虫の卵とか、小さな粒々ビッシリ系が生理的に駄目な人には辛いです。耐火服?を剥がすと、フレームの隙間に黒い粒粒がみっちりと・・・あああキモイもの見せるんじゃねぇぇぇぇ。


あとは、学園パートの方に結構動きがありました。道明寺が物語りに絡んできた事と、そのとばっちり?で、城崎と浩一との距離が若干縮まった事です。しかし、それは理沙子との壮絶な死闘の始まりであった・・・のかどうかは知らない。でも、多分学園パートのラブコメ成分の要にはなると思います。
浩一と城崎に関しては、社長が著しく掻き回している気もしますけどねw

さて、次の巻では城崎が活躍しそうな雰囲気です。楽しみ楽しみ。

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2008年02月16日

鉄のラインバレル 3巻 清水栄一 下口智裕 感想

鉄のラインバレル 3 (3) (チャンピオンREDコミックス)
清水 栄一 下口 智裕
4253231632



いよいよマキナやアルマ、そして加藤機関を巡って各国の思惑が蠢動し始めた第3巻。
いきなり加藤機関が世界征服とか言い出したときにはワロタ。
世界に(概念的な意味で)線引きをすると言うけど、行動原理が今ひとつわかりません。本当に世界征服したいのか、本当の目的は別にあるのか・・・。

さてさて、3巻で光っていたのは何と言っても森次さんですね!加藤機関から送られてきた刺客、ジャック・スミスとその部下相手に大暴れです。
以前浩一のラインバレルと戦った時とは違い、かなりの本気モード。加藤機関のアルマなんて何体かかって来ても、刀が一閃すればそこには屍の山。ラインバレル戦は本気ではなかったのが良く判ります。
しかしジャックもさるもの。かれは生身の人間なのに銃弾を弾くし、対物ライフルの直撃で弾き飛ばす事こそ可能ですが、たいしてダメージは受けてません。それもその筈、ジャックは人間サイズのアルマだったんですね〜。一応元は人間らしいのでサイボーグかな?
この発想は無かった。ロボットバトル漫画やアニメでは、敵も人が乗るタイプのロボットじゃなきゃと勝手に思い込んでいただけに、意表を突かれました。
ま、生身でロボットと戦っていた東方不敗先生もいるにはいましたが・・・。

後半は加藤機関によって乗っ取られたアメリカの衛星兵器を破壊するミッション。
米軍との共同作戦なんですけど、わりとヒラっぽい米兵までマキナの存在を知っているのは何故でしょうか。日本ではまだ一部の人間しか「マキナ」という固有名詞を知らないというのに。

で、米軍の超巨大輸送機ベヒモスで成層圏まで上昇し、更にそこからシャトルで宇宙に向かったラインバレルが見たものは・・・。
もしかして、これは一般兵までマキナを知っていた件と何か関係あるのでしょうか。
すげえ気になりますね。

あとは、今回登場の道明寺。いわゆるDQNキャラながら憎めないその性格と、一般人なのにファクターである筈の浩一を叩きのめす理不尽な強さ。
彼との出会いが、今後浩一をどう変えていくかも一つの見所な気がします。


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2008年02月11日

明日のよいち! 1巻 みなもと悠 感想

明日のよいち! 1 (1) (少年チャンピオン・コミックス)
みなもと 悠
4253209637



あちこちの感想サイト様で取り上げられていて、興味が沸いたので読んでみました。
内容的には正統派少年誌ラブコメですね。
巨乳ありーのぱんつありーの。僕が10代の頃は、少年誌では唯一月間ジャンプにこういうお色気ラブコメがあった位ですが、今や殆どの少年誌に進出完了ってな訳で、ある意味良い時代なのかも知れませんね。
本作品は山奥で育ったサムライ少年が、町で道場を営む4姉妹の元に居候してくるという話で、良くも悪くもハーレム漫画。

うん・・・しかしナンですね、この漫画、個人的には主人公とヒロインよりも、脇役のあやめや鷲津の方が面白いんですが。特にあやめはツンデレなのは一旦置いといて、T.167cm B.78 W.57 H.83(巻末キャラクター紹介より)と言うデータからして僕の理想プロポーションを完璧に満たしている人なので、それだけでもうフヒヒ。
そして、性格が素直じゃない原因に関しては、出来のよい姉に対するコンプレックスからひねくれてきたと言う事で、なかなか説得力がある様に感じます。
かわいいよあやめ。
見た目がギャル系なのがアレですが、別にそこまでギャル系毛嫌いしてる訳でもないので、他の可愛い要素と天秤にかければ、可愛い方に傾きますはい。
鷲津はもう、ひたすら憎めないバカっぷりが微笑ましいです。

あと・・・何かと注目キャラかも知れないちはやに関しては、ボクっ娘でメガネ属性で、漫画少女で・・・と、ある意味絶対に負けは許されないガチ布陣で来ていますが、1巻時点では何考えてるか良く判らない子という印象しか無かったです。もう少しサブカル系の電波を放出してくれたら、僕のアンテナにゆんゆんと来るかも知れません。

ストーリーや設定は特別新鮮味のあるものでも無く、どちらかと言うと、キャラで引っ張っていくタイプの漫画です。正統派にツンデレ、ボクっ娘に幼女と、一通りラインナップは揃っているので、どれかに萌えられれば気軽に楽しめると思います。


明日のよいち!・感想
2巻
3巻
4巻

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2008年02月06日

鉄のラインバレル 2巻 清水栄一 下口智裕

鉄のラインバレル 2 (2) (チャンピオンREDコミックス)
清水 栄一 下口 智裕
4253231624



2巻では、マキナと因子(ファクター)の関係と、JUDAコーポレーション以外にもマキナを狙う「加藤機関」なる組織がいる事が明らかになります。
一応浩一は成り行きでJUDA側に付く形となりましたが、正直JUDA社長の石神も胡散臭さにかけてはかなりのもの。社名のJUDAというのも、裏切り者を意味している訳ですから、油断はできそうにない。
まあ、現時点での石神社長は、胡散臭い人物だし危険な人物でもある気はしますけど、非道な人物かというと、そうでも無さそうな・・・。

で、マキナとファクターの関係ですが、マキナの因子(ファクター)として覚醒すると、瞳孔の形が機械っぽくなったり、さらに感情が昂ぶると、何だか肉体と機械と融合したような状況になっていたので、ある程度は予想していましたが、やはりマキナと融合した人間を因子と呼ぶ様です。
具体的には、マキナのナノマシンを身体に注入された者の事で、浩一はラインバレル落下事故によって一度死に、ナノマシンの力で蘇生された存在なんだと。
うん、魔法なみに便利だなあナノマシン(笑)
なお、マキナの存在については現時点ではまだ謎。人間が作ったものか、地球外から来た物か、その辺は今後をお楽しみに・・・ですね。

後半は早速加藤機関との実戦。
JUDAで浩一の同僚となる遠藤姉弟のピンチを救う為に(社長にノせられて)出撃ですね。
なんつーか、姉のシズナの関西弁が微妙な気がするんですけど、作者の方は大阪出身なのでこれで正しいのだろうな。ちなみに秋のアニメでは、シズナ役は植田佳奈さんですよ。
八神はやてに続いてまたしても関西少女ですが、シズナはどちらかと言うとツンデレさんなので、どう演じるか興味はつきません。
弟のイズナは釘らしいですが、ガンダムにまで釘が出てくるこんな世の中じゃ、あまり有り難味を感じませぬ。
と・・・話を戻して、沢渡が見た鬼の姿をしたラインバレルは、ディスィーブの作り出した幻覚とは言え、結構意味深な気がします。もしかして重要な伏線でしょうか。

1巻に比べると中二病ぽい言動は減少し(無くなってはいないw)、純粋なロボバトル漫画として楽しめる様になりました。
うん、これは面白い。

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2008年01月31日

鉄のラインバレル 1巻 清水栄一 下口智裕

鉄のラインバレル 1 (1) (チャンピオンREDコミックス)
清水 栄一 下口 智裕
4253231616



アニメ化されるってんで読んでみました。

気弱な少年がある事故をきっかけに大きな力を手に入れて・・・と言う話ですね。その大きな力とはこの作品の場合「マキナ」と呼ばれる巨大ロボット。

何と言うか、この主人公浩一は物凄い中ニ病です。
この点に関しては作中でも「中学生らしい思考」とか「彼は最低です」とか評されているので、作者も判ってやっているのだと思います。自分だけが手に入れた(と思い込んでいる)力に酔い、根拠無き万能感に浸る・・・読んでてなかなかに痛い奴ですが、では自分が中学生のころはどうだったかというと、やっぱり邪気眼的な妄想もありましたし、みんなこの年頃はこんなもんなのかもしれません。
むしろ矢島の様に自分自身の姿を客観視出来る奴の方が極少数派なんでしょう。
この辺りの中二病的要素も含めて、これはなかなか良い少年漫画です。

で、基本はロボット漫画なんですが、まずデザインについて。
エバンゲリオンがどうという人もいますけど、僕世代のオタクから見ると、かなり幡池裕行デザインぽいですよねコレ。特に森次のヴァーダントなんかは思い切り聖刻シリーズに出てきても違和感の無いデザインです。
幡池デザイン自体は結構好きなので、メカ的には満足です。


一つ苦言を言うと、ロボバトルの際の絵なんですけど、かなり描き込みが激しいせいで状況が把握し図らい部分が結構あります。
絵そのものに勢いがあるので、スピード感は抜群なんですが、それだけに見づらいコマでテンポを損ねているような。
逆に言えばそれ位しか欠点が無いと言う事なので、ロボットアニメや漫画が好きな人なら大いに楽しめると思います。

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