2008年06月25日

ユーベルブラット 0巻 塩野干支郎次

ユーベルブラット0巻 (ヤングガンガンコミックス)
塩野 干支郎次
4757514794



0巻という微妙なナンバーゆえに番外編か何かかと思って読む順序を後回しにしていたのですが、これ読んでないと話が色々と繋がりませんね。
何で普通に1巻として発売しないのかなスクエニは。

語られる内容はケインツェル(アシェリート)が本格的に七英雄打倒に向けて動き始める少し前のお話。
そういう意味では確かに0巻と言う番外編的なタイトルは間違ってはいないんですけど、黒翼剣軍を巡るアトの兄の一件とか、黒い剣の事とか、ロズン達七槍騎士団の事とか、0巻から読んでないと何の事やら分からない言及が後の巻にあまりに多くて著しくモチベーションが下がります。
ええ判ってますよ自業自得なのはね。


ところで、0巻を読むまではアシェリートは死後何らかの力でケインツェルに転生したと言うか、アシェリートとケインツェルの間には一度断絶があると思っていたのですが(だって種族も年齢も違うし)、実際はアシェリートは死ぬ直前に妖精と融合する事で生命を繋ぎ留めたという設定だったのは予想外。
それはつまり肉体は妖精の力で若くても精神は相応に歳を取っていると言う事で、仲間たちに裏切られて瀕死の重傷を負わされた20年前に20歳前後だったとすると、今はもういい中年と言う事になります。
成る程成る程、そう考えるとケインツェルが女性に対して手が早い件や、偶然アトの局部を見てしまった割に落ち着いている理由が何となく判る気がするぞ(笑)。
と当時に、ギュスタフに捕らえられて全裸で緊縛されている姿が中身は中年だと思った途端おぞましいものに思えてきました(核爆)。

中の人のことを考えてはいけないとは言え・・・100歳とか200歳とかそういう数字ならともかくも、40歳前後という妙にリアルな数字だけに、一度気になり始めると止まらないんですよこれが。
やべえ、作品全体に対するモチベーションにまで影響を及ぼしそうだw


話が大きく逸れました。
1冊で4人の敵を倒すという展開なのでやや慌しい感じはありましたけど、ケインツェルに変な迷いが感じられないぶん素直に楽しめる内容となっています。
けれん味重視なので深く考える事無く読めるのが美点ですね。
実年齢を気にしなければ(笑)。



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2008年06月15日

とある魔術の禁書目録 2巻 鎌池和馬 近木野中哉 感想

とある魔術の禁書目録(インデックス) 2 (ガンガンコミックス)
近木野 中哉
4757522991



伝説の邪鬼眼ラノベコミカライズ第2巻。


まずは何と言っても帯にアニメ化大決定って書いている件ですけど・・・あのさ、こういう地方人イジメみたいなのそろそろ止めない?
製作にバンダイビジュアルが関わっていたら、CS/BSでの全国放送も期待出るので僕みたいな地方人にも見る機会が与えられますが、もし角川が首突っ込んでいたらもう駄目。そんなアニメは最初から存在しないものとして意識から消去するしかありません。

いやね、本屋行くと漫画コーナーでよくアニメのプロモ映像流しているんですけど、公の方法では視聴できないアニメのプロモ流しても仕方ないだろうとか思う訳ですよ。
・・・ま、いいや。視聴できたら見るし、見れないなら存在を忘れるだけの事。


という訳で、"忘れる"です。
2巻における重要ポイントは、記憶の消去。
インデックスが何故日本に現れたのか、そして何故彼女は魔術師に追われているのか。全ては彼女の記憶に関係していたというお話。
僕は原作未読なのですが、他の方の感想を拝見する限り極めて原作どおりとの事。1巻、2巻合わせて原作第1巻のエピソードを消化した事になるそうです。

正直漫画版1巻は中二スピリッツが強くて微妙だなと思ったものの、今回は中二スピリッツは控えめで、インデックスの背負った宿命に関する部分がメイン。
派手なアクションはあまりありませんが、インデックスの過去編に見られる様な柔らかい雰囲気と、定期的に記憶を消去しないと生きられないと言う厳しいルールとの対比が利いていて、物語としての面白さは1巻より上。
最後の最後にサブタイトルを持ってくるやり方も、最近では決して珍しくはないですが効果的に決まっています。
あまりに奇麗に締めていたので、あとがきの完結云々を信じてしまったじゃまいかw


という訳で、面白かったとです。1巻の感想で続巻保留なんて言ってごめんよインデックス。
そして小萌先生かわいいよ小萌先生(死滅)。


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2008年06月09日

メガネ×パルフェ! きづきあきら 感想

メガネ×パルフェ! (ガンガンコミックス)
きづき あきら
475752028X



最萌えキャラは欧次朗きゅんでFA?


それはいいとして・・・鬱です。
他のきづき作品に比べるとまだ痛くないとの評判ですが、僕自身ケースは違えど欧次朗みたいな立場に立たされて必死に空回りした記憶があるので、まるで10数年前の自分の姿を見せ付けられているようでとても鬱です。
あまり多くを語りたくないと言うか、語ると再起不能になりそうで怖い漫画ですね僕にとっては(笑)。


きづき漫画は侵蝕プラトニックに続いてこれが2冊目なんですが、この人の描写能力というのは本当に凄い。
少女漫画等ではよくモノローグ的な台詞を効果的に入れることで登場人物の心理描写をする手法が使われますが、きづきさんはモノローグすら無しで、ただ淡々と連続した絵を並べる手法でもって、心理の微妙な機微を描き出しています。
特に最近のラノベに顕著ですが、登場人物の心理状態や思考を一言一句余すところ無く書き連ねて、それでもって「心理描写」としている作品が非常に氾濫しています。そりゃ確かに心理状態を書き連ねるのも心理「描写」ではあるけど、何か違うような・・・と感じていただけに、きづき漫画の「語り過ぎない」姿勢には大いに感銘を受けました。読み手の想像が入り込む余地があるから、より深く感情移入出来るんですよね。


基本的には非常に楽しめたのですが、終わり方が唐突だったのは残念かな?
もっとも、展開的にはこの先ドロドロしたものが待ってそうですし、愛しの(笑)欧次朗きゅんもみさおに対する気持ちが強すぎるのがどうにも不安材料と言うか、まあ気持ちが強すぎると上手く行くものも行かない場合があるというか、そんな過去を思い出して悶々としてしまうというか、そんなこんなで幸せな結末が想像出来ないだけに、あの終わり方でよかったのかもなあと思ったりもします。


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2008年05月14日

ぱにぽに 1巻 氷川へきる

ぱにぽに 1 (1) (Gファンタジーコミックス)
氷川 へきる
4757505221



世の中には意味を求めてはいけないものがあります。
本質を見出そうとすればするほど、本質が見えなくなるものがあります。
それがこの漫画。

変なテンションで繰り広げられる、勢い任せの投げっぱなし上等なギャグは、真剣にオチを考えた瞬間にただの意味不明な代物に変わってしまいます。
脳味噌で考えながら読んではいけません。もっと感覚的な部分で、紙面から迸る電波を受信する様に読まねば、この漫画の味を理解する事は出来ないのです。


・・・と、読み方はともかくも、いきなり登場人物が多いのには参りました。まだ顔と名前が一致しません。
玲や姫子の様に準レギュラーとも言えるキャラはともかくも、ゲリツボの人とかデコの人とか、もう名前失念している(笑)。
1巻から飛ばしすぎと言う気もしますが、もしかするとカンブリア期の如く様々なタイプのキャラを爆発的に登場させ、回を経るに従って淘汰してゆくという遠大な計画かも知れません。
確かにこの方式なら、最終的にはキャラ立ちしていて、かつ人気のあるキャラだけが残る事になります。
根拠ゼロの個人的な妄想ですけど。


内容なんてあったもんじゃないですが、雰囲気的には好きですねー。
訳わからん電波をキモチヨク受信出来る人向けかな。

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タグ:氷川へきる
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2008年04月22日

ユーベルブラット 2巻 塩野干支郎次

ユーベルブラット 2 (2) (ヤングガンガンコミックス)
塩野 干支郎次
4757515758



仇敵グレンと再会を果たしたケインツェル。

20年と言う時間がグレンに与えたもの・・・それは、権力と信望。
例え裏切りで手に入れた偽りの名声とは言え、今彼を何重にも取り巻く様々な力は紛れもなく本物。
いくらケインツェルが優れた剣士だとしても、それだけでは切っ先すらも今のグレンには届かない。

・・・果たしてグレンはケインツェルの正体に気付いていたのでしょうか。
もし気付いていたとするなら、彼はとんでもない食わせ者ですし、気付いていないとするなら優れた領主と言う事になりますが、さて。

一方のケインツェルは、20年間復讐のためだけに生きてきた事を否定されたかの様な衝撃を受けて腸ローテンション。そんな中ケインツェルを兄の仇と付け狙うクシャールンドの王女アトが現れ・・・。


2巻目にしてもう復讐譚否定なのでしょうか。
剣を執って戦えばそこに様々な因果が生じるのは当然の事。その位は覚悟しておかないと復讐など適いません。
相手が英雄だろうと名君と慕われる存在であろうと、罪なき姫君であろうと、それで決意が鈍るようでは・・・ねえ。

ただ、これもあくまで復讐鬼になる上でのステップと信じたいですね。
これまでの物語が面白いだけに、当初の路線からは外れて欲しくない。


・・・ところで、なんだか過去の出来事に説明不足に感じられる部分があったのですが、調べてみると1巻の前に0巻が出ていたそうで。多分アトとの因縁も0巻の話なんだろうなあ。
今度0巻探してきます。

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2008年04月11日

ユーベルブラット 1巻 塩野干支郎次

ユーベルブラット 1 (1) (ヤングガンガンコミックス)
塩野 干支郎次
4757514808


ファンタジーものが読みたい。
ここ最近急にそんな欲求がムラムラと湧いてきて困ってます。
という訳で、本屋で色々探した結果、名前だけは聞いたことのあるユーベルブラットを選択。


簡単に言うと、仲間に裏切られて一度死んだ男が、名も姿も変えて復讐のために帰ってくるという話。
ファンタジーで復讐ものと言うと、ベルセルクなんかも外せませんが、あれよりは内容も絵もマイルド。
正直、ベルセルクは読んでて鬱になったので、途中で読むの止めたままです。続きは気になってはいるんですがね。

さて、英雄とは何かと言うと、死んだ者こそが英雄だとずっと思っていたのですが、どうやら違うみたいですね。
この作品では死んだものは逆賊の汚名を着せられ、生き残った者達が英雄となった。
英雄は名声と権力を欲しいままにし、帝国に平和をもたらした・・・んですが、よく粛清されなかったもんだと思いますね。
皇帝以上に民の信望が厚くなると、それは帝国の基盤を揺るがしかねないと思うのですが。
ただ、1巻ではその辺り語られていないだけで、実はちゃんとその辺りも踏まえて物語が展開しているかも知れません。

でも・・・七英雄と聞いて、某ロマンシング・サガ2を思い出したのは僕だけではない筈。
あれの七英雄は既に人外のものと成り果てていた訳ですが、果たして本作品の七英雄は・・・。
主人公にして復讐者たるアシェリートの方が半ば人外になっている気がしなくもはないのですが。


迫力ある絵とテンポ良い展開は極めて印象良好。
特に変にスタイリッシュすぎず、適度に泥臭さのある絵は物語世界とよくマッチしています。
これは続巻購入決定。


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ひぐらしのなく頃に 祟殺し編 2巻 鈴木次郎 感想

ひぐらしのなく頃に 祟殺し編 2 (2) (ガンガンコミックス)
竜騎士07 鈴木 次郎
4757517122



この祟り殺し編で、ひぐらし世界における一連の事件の構図がほぼ出揃った感じですね。
というよりも、終末作戦が着実に進行しているのが見て取れます。
それだけにオチを知っていると、このシーンの裏では・・・とか、この伏線は・・・とか色々見えてきて面白いです。


しかし、この祟り殺し編の2巻は面白いとかそんなレベルじゃない。
漫画単行本としては珍しい300ページのボリュウムですが、最後の100ページの展開は圧倒的。
一応の結末を知っていても、足元の定まらない不安感と不条理に満ちたカオスに突き落とされた気分になります。

1巻では女の子がかわいいとか能天気な感想書きましたけど、もうそんなヌルい気分はどこか彼方に吹っ飛んで行きました。
殺した筈の沙都子の叔父が生きていて、梨花が謎の死を遂げて、そして雛見沢大災害。
疑問を差し挟む暇すらない超展開の連続で、多分この話でひぐらしの世界に魅入られた人多いんじゃないかなあ。

そんでもって、最後の圭一の取材テープ。
これが背筋が凍る程に怖い。
ラスト頁の不気味さは伝説級です。


うん・・・敢えて多くは語りません。
これは実際に読んでもらいたいですね。
綿流し編のビックリ箱的恐怖演出とはまた違った、静かに染み込んでくる様な恐怖感が味わえます。

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タグ:鈴木次郎
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2008年04月07日

ひぐらしのなく頃に 祟殺し編 1巻 鈴木次郎 感想

ひぐらしのなく頃に 祟殺し編(1) (Gファンタジーコミックス)
竜騎士07 鈴木 次郎
4757515928



祟殺し編と言うと、僕がお気に入りの沙都子がメインのお話と言う事で、読む前からテンションアゲアゲです。
しかも、これまた僕が密かに好きな鈴木次郎さんが作画。
何かの陰謀かと思うくらいに鉄壁の布陣。
畜生、狙いやがったな!(何を)


1巻で描かれるのは、沙都子が学校に来なくなる所までという事で、突然世界が暗転して理不尽な事態が押し寄せる展開はありません。
沙都子の「にーにー」悟史を巡って多少の紆余曲折はありますが、基本的には部活で弁当勝負したりと言った、日常の展開。

今までの巻に比べても日常の描き方が丁寧・・・悪く言うと冗長な展開が続くのですが、これはこの後沙都子を待ち受ける運命を考慮すれば必要不可欠な事です。


それにしても、鈴木さんの描く小さい女の子の可愛らしさは異常。
特に、沙都子の萌えパワーがありえない位に高い。
やべえよお持ち帰りしてえよw


日常パートの丁寧な描写、女の子のかわいらしさ、全体を通して満足度の高い一冊なんですが、ちょっと気になることも。
部活の弁当勝負の際にコンビニ弁当云々という台詞があったのですが、僕の記憶では昭和58年当時、コンビニはまだ本格的に展開をしてなかったと思います。
東京や大阪はいざ知らず、雛見沢にコンビニあるとは思えない訳でして、この辺ちょっと時代的に合わないかなあと思ったりする訳です。

ええ、昭和58年当時小学生でしたが何か?(汗)

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タグ:鈴木次郎
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2008年01月25日

ひぐらしのなく頃に 綿流し編 2巻 竜騎士07 方條ゆとり

ひぐらしのなく頃に 綿流し編 (2) ガンガンコミックス
竜騎士07 方條 ゆとり
4757517106



世間ではあんな事やこんな事があって

「――嫌な事件だったね」

状態でしたので、一応自粛していた漫画版ひぐらしレビュー。
流石に世間も何でもかんでも漫画やアニメやゲームのせいに擦り付ける愚に気付いたのか、さほど大きな話題にもならなかった様で一安心です。
そこで、チキンハート全開の僕的にも、そろそろ取り上げても大丈夫だろうと判断しましたので、晴れて再開です。

さて・・・綿流し編の後半です。
アニメ版のラストが結構印象に残っている綿流し編ですが・・・結論から言いますと、漫画版は更に怖いです。だってラストの"あのシーン"に見開き2Pも使ってんですよ。怖さは鬼隠しに劣るかなと思ってましたが、これは恐るべき逆転ホームラン。
後味の悪さはもちろん、絵的なインパクトも抜群で、もしかしたら今夜夢に出てくるかもしれません(笑)

それにしてもこの綿流し編では、一体誰がL5だったのでしょうか。普通に考えると魅音なんですけど、あの最期のシーンで死んだ筈の魅音が圭一の前に現れたのは、一体どういう事なのか。
三四の死亡時間が合わない件は、替え玉だったというオチで片付きますが、魅音の方はまるでゾンビにでもなったみたいで、しかしひぐらし世界にゾンビなんていないとするなら、圭一がL5で幻覚を見たというオチしか無い気がするんですよね。
で、もし圭一が発症しているとするなら、どの辺りからが正気を欠いた世界だったのかも気になるところ。
アニメの「〜解」ではこの辺のネタ明かしがすっ飛ばされていた気がするので、僕みたいに原作ゲームを知らない層にはどうにもおさまり悪いです。
・・・もしかして、これは目明し編読めゴゥルァってメッセージなんでしょうか(笑)。

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2008年01月06日

ひぐらしのなく頃に 綿流し編 1巻 竜騎士07 方條ゆとり

ひぐらしのなく頃に 綿流し編(1) (ガンガンWINGコミックス)
竜騎士07 方條 ゆとり
475751591X




衝撃の鬼隠し編に続く綿流し編。この編はもう魅音おじさんの為だけに存在するようなものです。
魅音はひぐらしにおいて、一番萌えるキャラなので期待度大な訳ですが、でもやっぱり最後は惨劇ENDなんですよね。
ちなみに今回から登場となる魅音の妹詩音ですが、当時ははっきり言って好きになれないキャラでございました。認識を改めたのは

園崎詩音はやりますよ!

の一件ですね(笑)。
それでも最後までオマケキャラのポジションからは脱する事が出来ませんでしたね。
それはともかく初登場時はというと、シナリオの都合とは言え撹乱キャラとしての側面ばかりが強調されて、魅音おじさんファンとしては何だこの野郎という微妙な怒りすらありました。
まあ、魅音おじさんの引き立て役だったんですけどね。

で、漫画版はと言うと・・・絵師の人が代わったので当然ちゃ当然なんですが、鬼隠しの時に比べると猟奇っぽい不気味さは減少しました。ほんの少しですが少女漫画的なタッチを感じる作風で、多分この編には合っていると思います。
何と言っても大石がダンディに描かれているし。ただ、顔は奇麗になったけど腹がメタボリックになったのは痛し痒しか(笑)。

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2008年01月04日

ひぐらしのなく頃に 鬼隠し編 2巻 鈴羅木かりん 竜騎士07

ひぐらしのなく頃に 鬼隠し編 2 (2) (ガンガンコミックス)
竜騎士07 鈴羅木 かりん
4757517041



ひぐらし鬼隠し編の後半です。
いやあ・・何と言うか・・・全てのネタを知ってしまった状態で読んでも相当ショッキングですね。
アニメで見た時はかなり精神的に参った記憶があります。
漫画版の場合ですと、何と言っても絵が怖い。
1巻の時は萌え拠りだなんて言ってごめんなさい。

ごめんなさい        
           ごめんなさい                 ごめんなさい


          ごめ

特に圭一がL5状態(当然この話当時にはそんな設定は表に出てきてはいませんが)になってからの描写が怖すぎですね。それと同時に、この鬼隠し編における一番の被害者はレナだったんだなあ・・・と、何だか切ない気分になりました。
第三者視点だと、L5発症してマトモに話も通じなくなってる圭一に献身的に尽くしている構図になるんですよね。特にドアに手を挟まれた上に、圭一に追い返されるシーン。雨が降り始めても家の前で圭一に謝り続けている所なんか、かなり泣けてきます。
同じストーリーなのに、2周目では全く違った印象になってしまう辺り、この作品の作りの巧さをヒシヒシと感じますね。


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2007年12月23日

ひぐらしのなく頃に 鬼隠し編 1巻 鈴羅木かりん 竜騎士07

ひぐらしのなく頃に 鬼隠し編(1) (ガンガンコミックス)
竜騎士07 鈴羅木 かりん
4757515901



アニメが無事完結したので、今度は漫画で雛見沢連続怪死事件を振り返って見ます。
ちなみに本館の方のアニメ感想でも書いてますが、全ての原因は雛見沢症候群という奇病と、それを利用しようとした「東京」の陰謀だったと言うオチは、個人的にはあんまり良いオチとは思ってません。特に序盤のオカルト的な展開にドキドキしただけに、あの終盤は尻すぼみ的に思えて。
なお、ゲームはやってません。

さて、漫画版ですが、ゲームを知らないのでなんとも言えない部分はありますが、アニメで見た流れと同じですね。ただ、レナや魅音の不審な態度部分はアニメの方が上手く描けていた気がします。
アニメ1期は作画が今ひとつの上に、原作をかなり端折っているらしいのですが、演出は上手でした。
特に鬼隠し編は誰のものか判らない視点を随所に入れることで、視聴者を不安にさせる効果が上手く使われていたのですが、漫画版はほぼ圭一視点で語られているため、地に足のつかない不安感というのはあまりありません。絵的にも萌え方面を強調しすぎて、怖さが今ひとつ足りないような。

1編2巻組みというのが漫画版の基本スタイルだそうですが、これはアニメ以上に端折られる部分が出てきそうな気もします。
まあ、僕個人としてはトラウマになった「針入りおはぎ」が出てくればそれで満足なんですけどね(笑)。実はタバスコだったなんてオチはナシの方向で。

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2007年12月17日

とある魔術の禁書目録 1巻 鎌池和馬/近木野中哉

とある魔術の禁書目録(インデックス) 1 (ガンガンコミックス)
鎌池 和馬 近木野 中哉
475752157X



原作のライトノベルを読んでいないので、あくまで漫画版としての感想です。

超能力vs魔術という構図はなかなか面白いと思った。
日本の漫画やアニメにおける魔術というのは、かめはめ波を飛ばしたり空を飛んだりと、超能力と魔術の境界が極めて曖昧なんですが(例/なのはさんじゅうきゅうさい)、この作品では実在もしくは架空の著名な魔導書を引き合いに出したり、魔方陣に凝って見たりと、ある程度の差別化を計ってきているのが特徴的ですね。

作中の時代では、投薬や科学的処置を施す事で、大抵の人間が超能力を得る事が出来る様になっています。
対して魔術とは、まだ科学的に超能力が解明されていなかった時代に、生来超能力を持つ者達に対抗する為に生み出された技術なんだそうです。
この辺りの相克はなかなか興味深いし、コインを音速の何倍もの速度で打ち出す、レベル5超能力者のレールガン女等、キャラクターもそれなりに魅力的です。
レールガンの能力が一体何の役に立つかは判らんけど、もし電磁加速やっているなら物凄い発電能力がある訳で、人間原子炉として地域社会に貢献できるかも(笑)。

設定、キャラ共にいい感じなんですが、物語が恐ろしいほどに

邪 鬼 眼 系 で す 。


超能力も魔術も使えない代わりに、右手であらゆる超能力や魔術を無効化できる主人公。
空から降ってきた美少女。
その少女を追う謎の組織。
ラ・ヨダソウ・スティアーナ。

嗚呼、なんという中二ストーリー。
続巻は保留って事で^^;

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2007年12月12日

鬼切様の箱入娘 1巻 有楽彰展 感想

鬼切様の箱入娘 1 (ガンガンコミックス)
有楽 彰展
4757521154



実はこの人の前作、「東京アンダーグラウンド」は、アニメを数話見た程度で、漫画は未読です。
それどころか、その僅かに見たアニメの印象から、作者は女性の方だと思っていました(汗)。
なので、この漫画を購入して最初にあとがきを見た時、作者自身の髭ヅラ自画像に著しい戸惑いを感じ、慌ててwikiで調べてしまったのはここだけの話。
前作は知らないと言う前提で書きますけど、読んでると随所にエロシーンが挿入されていて、確かにこりゃ作者は男性だろうなと妙に納得してしまいました(笑)。
いや、エロはもちろん大歓迎ですよ?

それはさておき、第一話(連載決定以前の読みきり作品?)を読んだ時には、千沙耶さんがまさか小学生相当のお年頃だとは、全く気付きませんでした。(人間じゃないので実年齢は数百歳なんですが)
気付いたのは二話目の入浴シーンでしょうか(笑)。あまりの幼児体形に、これは何かがおかしいと思ったら・・・。読みきりの時に比べると、若干頭身も下がっていますね。

内容のほうですが、読みきり当時は妖怪バトル的でしたが、連載が始まってからはコメディー路線ですね。個性的な面々が多数登場しますが、個人的にはやはりいいんちょを推したい(笑)。
最初はただの目つき悪いツンデレかと思ってたのですが、たった一話でキャラ崩壊して、実はあらゆる意味で情熱的な人と判明。華麗なステップから繰り出される必殺技に萌えです。
萌えですが――グーはやめて。グーは。

最初はあまり面白いと思わなかったのですが、ギャグ路線に入ってからは良い感じ。
僕がどちらかと言うと頭の悪いギャグが好きというのもありますが、なかなか面白いと感じました。
これは続刊も買いですね。

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タグ:有楽彰展
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