2008年07月13日

神のみぞ知るセカイ 1巻 若木民喜 感想

神のみぞ知るセカイ 1 (1) (少年サンデーコミックス)
若木 民喜
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ああ、これは面白いな。

尊敬している360度の方針転換のこいん先生がイチオシしていたので、なかなか面白そうだと興味を持っていたのですが、まさに期待通りの面白さでございました。
こいん先生、あざーす。


漫画には珍しいラノベっぽい表紙が特徴的ですが、内容のほうも結構ラノベ的。
美少女ゲームに全身全霊を傾ける2Dの落とし神、通称「オタメガネ」の少年桂馬が、ある事情から3Dの女性攻略しなきゃならなくなるというもの。
読者の視点すらも巻き込む計算され尽くしたメタ構造はもう見事としか言い様がありません。
ラブコメ作品としての甘さと、メタ構造故の痛さが程好く半々になっていて、ただただ甘ったるいだけの作品ではなく、ビターなザッハトルテを髣髴とさせる味わいを醸し出しています。レベル高ぇー。

何と言っても、色々と強引な展開やエルシィさんの助力があるにせよ3Dだって攻略できるのに、それでも2Dマンセーな桂馬の倒錯ぶりが最高に愉快。
特に第一話の頃は倒錯している上に中二病ナルシストと言う重篤な症状になっていて、読んでて笑いが止まりませんでした。ただ、ナルな部分は回を追うに従って少なくなって行ったのはちょっと残念かも。
とは言え、2Dの為にはリアルの命すら惜しまないその姿、真の解脱とはかくの如しものなのかと海よりも深く山よりも大きく感動いたしました。
我が身も解脱せぬ様注意しなければ…。


1巻ではスポーツ少女の高原と、元セレブーの青山が攻略対象なんですが、すいません何をおいてもまずはエルシィさんを攻略したくて仕方ないんですが。理想の据え膳じゃないですか。
もう既に半分以上フラグが立っているのに、3Dだからと言う理由で据え膳を食わない桂馬にサムライの魂を見たw
いや、料理がアレだろうと、背中にホウキ形のRPG-7背負っていようと、彼女の萌え力(ちから)は極大。
お風呂場でのあんなドッキリイベントやられちゃったら自分ももちろん含む並の男ならもうどうなるか判ったもんじゃないでしょうJK。

やはり桂馬神色々な意味では偉大だ。
ケイマーアクバル。


ところであとがきを読んでて、20代後半のころ」と言うフレーズに引っかかりを感じたので調べてみたら、若木センセイ僕よりも年上だったんですね…。
最近の萌え文化は三十路が支えている様な気がしてきた。



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2008年06月25日

神様ドォルズ 1巻 やまむらはじめ 感想

神様ドォルズ 1 (1) (サンデーGXコミックス)
やまむら はじめ
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これはレベルの高い妹萌え漫画ですね!

案山子を巡る村の因習めいた諸々とか、何となく伝奇っぽい雰囲気は確かにあります。
しかし主人公匡平は生まれ育った村を後にして上京しており、少なくともこの巻を読む限りにおいては村や案山子について積極的に掘り下げる気配はありません。
もちろん案山子の存在は物語の大きなギミックである事は確かなので、いずれは掘り下げざるおえなくなるとは思いますけど、それはまだまだ先の事でしょう。

それより匡平の妹詩緒ですよ。
東京に出た兄を追って案山子と共に上京してきたという事なのですが・・・。
作者によると詩緒をあらゆる羞恥責めにする漫画というコンセプトらしいのですが、(責めっても別にエロい訳じゃないよ)それはもうあらゆる局面で赤面して何かに耐えているような詩緒の姿が拝めるという、この上なく画期的な漫画に仕上がっているのですよ。
田舎で純粋培養された無垢な少女が羞恥に堪える。こう書くと何とも語弊のある響きではありませんか。(なら書くなよ)
ちなみに牛乳には関心が無いので日々乃はどうでもいいです。


と、1巻時点では詩緒萌え著しく、そのせいで若干マイルドにされてしまってはいますが、上のほうで触れた因習・・・故郷の村では案山子の使い手"隻"はあらゆる意味でアンタッチャブルな事、そして今は詩緒が操っている案山子は本来は匡平のものだった事など気になる伏線は大量に散りばめられています。

特に匡平が"隻"の座を返上し、村を出る原因となった何らかの出来事に関してはかなり血腥い雰囲気が漂っており、パステルカラーの表紙に代表される表面上ののほほんとした雰囲気の裏には、ものごっつい深淵が口をあけてそうな予感。きっと中盤以降は血の雨が降る展開になりますよ。
あ、既に1巻でも降る時には降ってるか・・・。



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2008年06月15日

ワイド版エリア88 1巻 新谷かおる 感想

エリア88 1 (1) (少年サンデーコミックスワイド版)
新谷 かおる
4091237118



この漫画を読むのは5年ぶり位でしょうか。
僕が思いきり子供の頃に連載していた作品ですが、当時小学生だった僕は新谷かおる氏の絵はどうにも受け付けなくて、完全スルーしていたという笑い話。
なので、実際に読んだのは大人になってからです。


敵を撃破すると賞金が貰え、任務を拒否すると罰金を徴収される。
お金がたまると新型機を買う事も出来るし、一定の違約金を支払うと契約解消して帰国すら可能。
ご存知エリア88における基本ルールですが、この実にゲーム的なルールをスペースインベーダー当時に考え出した事には未だに驚きを感じます。
特に新型機を買う事が出来るというルールは極めてRPG的で、作者どんだけ先見の明があるんだと。
実際には多種多様な機体が混在すると、部品の供給や弾薬の融通などで逆に不利なのですが、そこは漫画、あんまりツッコミいれたらいけません。

こうした当時としては斬新なルールも大きな魅力の一つですが、それ以上にこの作品を不朽の名作たらしめているのは、やはり戦場における生死をどこまでも冷徹な視線で描いている点にあると思います。
感傷的な最期を与えられた人物はまだ幸せな方で、大半は一緒に出撃した筈なのに、帰還時にはいなくなっているというパターン。
何時何処でどんな形で落とされたのかも判らず、ただ帰還しないという事実だけがある。
唯一の存在した証とも言える駐機場に出来た空きスペースも、やがて新入りの機体がそこに入り、そのうち名前も忘れ去られて書類上の戦死者数の一つでしかなくなる。
そんな世界が描かれているのです。

もちろん当時としては例の無いものでしたし、現在でも故意に命を軽く描く事で「クールな俺様カッコイイ」と主張したい中二病漫画はいくつかありはするものの、その手の自己主張や思想の喧伝を一切排して描いている作品はなかなかお目にかかれないと思います。


ちなみに、航空機等の兵器の描写は甘いところが多いですが、これはネットで検索すれば(仮想)敵国の兵器の写真まで簡単に見れる現代と違って、資料自体が少なかった時代なのを考慮すれば致し方無い事だと思います。
機体に変なパースが付いているのに関しては・・・ひとえに「慣れ」だとしか言えませんが・・・(笑)。



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2008年05月31日

金剛番長 2巻 鈴木央 感想


金剛番長 2 (2) (少年サンデーコミックス)
鈴木 央
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この漫画って、Gガンダムっぽい気がしません?
番長同士が戦って、戦って、戦い抜いて、最期に残ったものが日本の覇権を手に入れる・・・と言う設定がかなりGっぽいと感じる訳ですが。
・・・となると、そのうち東方先生みたいな素敵なキャラが登場するかな?して欲しいな。


という訳で。
金剛番長2巻です。
すっかりバトル漫画と化した訳ですが、キワモノ臭全開の念仏番長や、幼稚な義侠心で後先考えず突っ走る剛力番長や、金剛番長の対極に位置する卑怯番町など、異常なまでにキャラ立ちした面々に眩暈すら感じます。
白薔薇番長はあまりにもアレでしたが。

念仏番長は番長本人よりも信者の皆さんが面白すぎて困ります。
台詞がクラウザー様の信者と同じなのが何とも。

剛力番長は、怪力お嬢様。
単純で幼稚な思考回路の持ち主なので、例えば化学工場の存在が近隣住民の生活環境を悪くしていたら、汚染や二次被害の事は全く考えずに破壊しに行くデンジャーガール。
原発のある県にだけは行かせてはならない要注意人物です(笑)。

卑怯番長は・・・もうその名の通りとしか言えない。
でもどうせなら「おれの名をいってみろー!!」の人並にはっちゃけて欲しかったかなと思ったり。
名前のインパクトの割に、行動のインパクトが足りないぞ。


頭を空っぽにして読むと実に愉快な漫画ですが、ただこのまま延々と番長バトルを続けていくと飽きてきそうな気がしなくもありません。キワモノネタは最初の印象が全てで、時間の経過と共に読み手も慣れてくるだけに持続性はあまり高くないという弱点があります。
最初の方で書いたGガンダムではないですが、何か物語の流れの潮目になる要素を設けてメリハリを付けてくれるといいかなあと思います。


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2008年05月29日

金剛番長 1巻 鈴木央 感想

金剛番長 1 (1) (少年サンデーコミックス)
鈴木 央
409121293X


スジは通したぜ!!


なんというアクの強い漫画。
まるでチャンピオンで連載中かと思ってしまう位にアクが強いです。
確か作者の人は昔ジャンプで漫画描いてましたよね。当時の記憶とは随分絵のタッチが変わったと言うか、かなり良い意味で熱いタッチになったなあと。

主人公の金剛は落下してくる鉄骨の直撃に耐え、車を軽々と担ぎ、刃物で刺されてもダメージすら受けない超人ぶりですが、そこまで人類としては規格外なパワーを持ちながらも、決して力を濫用しません。
「23区計画」とやらの概要を聞く限り、金剛ならば充分に頂点の座を狙えるポテンシャルがあると思いますが、敢えて計画に参戦しない欲の無さ。
力に溺れず、力に驕らず、権力欲に無縁・・・まさに「23区計画」が目指す理想の純粋結晶とも言える存在であり、金剛石の様に特別な存在なのですが・・・。


しかしこの漫画、いわゆる番長漫画にカテゴライズしても良いのかどうかは悩ましいですね。
金剛のひたすら実直な性格や、強きを挫き弱きを助く(最近の不良マンガでは中二病とされ忌み嫌われている要素)行動は、確かにかつての番長漫画の正統な後継者として全く異論は無いですが、話が進むに従って登場するキワモノ番長や雑魚の投げ遣りなネーミングなどは完全にギャグ漫画の作法です。
ま、その辺あまり深く考えて読む作品でもないのは承知していますが。むしろ迸る漢気に失禁しながら読むのが正しい姿勢と見た。


おもしれえ・・・・・・!!
やっぱり金剛番長は最高だぜ・・・・・・!!


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2008年05月26日

ハヤテのごとく! 2巻 畑健二郎

ハヤテのごとく! 2 (2)
畑 健二郎
409127272X



新キャラ続々登場のハヤテ第2巻。
面子が増えて賑やかになるのは大いに結構な事ですが、あまり増えると名前と顔が一致しなくなりそうで怖いです。

今回登場するのは愛沢咲夜と鷺ノ宮伊澄、橘ワタルとそのお付の眼鏡メイドさん。
キャラ的には闊達で時にバイオレンシーな関西弁少女と、超マイペースな和風お嬢様とクソ生意気なガキという感じですね。
あとはナギの祖父、帝が登場しますが・・・これはどうでもいいか(笑)。


介護ロボットのリベンジやら藤原もうふ店(自家用)との限界バトルやら、相も変わらず好き勝手やっていますが、基本でもあるナギとのすれ違いラブコメ路線も忘れる事無く(笑)しっかりと描いてあるのに感心。
特にナギの許婚というワタルの存在は、今後の展開に大きく関わって来そうな気も。

それにしてもパッシングがバトル開始の合図って、昔そんなゲームあったような。
首都高バトルとか、そんなのでしたっけ。
あとスクゥエア(現スクエニ)の黒歴史、レーシングラグーンもパッシングでバトル開始でしたね。
つーか持ってるさレーシングラグーン(汗)。
何と言うか、ネタのチョイスの仕方が、オタクと一派人との際どい境界線上で綱渡りしている感じですね。
このバランス感覚も小気味良いと言えば良いのですが。さて。


余談ですが、おまけコーナーの題字は作者の母君が書いていると言う事をwiki見てて初めて知りました。
アニメの時のサブタイの背景のもそうらしいですが、何と言うか、こういう家族ぐるみで一つの作品を作り上げるのって何か良いですね。

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2008年05月08日

ハヤテのごとく! 1巻 畑健二郎 感想

ハヤテのごとく! 1 (1)
畑 健二郎
4091272711



最初に断っておきますが、僕はこの漫画に対して"最近人気の執事漫画"と言う程度の知識しかありません。
後は、最近までアニメやってた事と、ナギお嬢様の中の人が釘だった事位か。

さて・・・。
おお、マリアさんってこういうキャラだったのか。
こういう実は最強キャラというのは、この手のジャンルには必須キャラではあれど、メイドさんが実は最強と言うのはあまり無いパターン。
容姿も言動も落ち着いていて、ぱっと見た感じ20代半ばに見えるけど、Wikiで調べたら17歳なんですか。うむむ。

ハヤテとナギの擦れ違い方はわざとらしいけども、ギャグ漫画であることを考慮すれば全然無問題。むしろこれ位の方が良い気がします。
ハヤテの超人ぶりはともかくも、ナギお嬢様もお嬢様のわりになかなかアグレッシブなのが良いですね。
特にマスク・ザ・マネーとか、SPを連れながらも突入?は単独で・・・という辺りが、ただ単にわがままなだけのお嬢様とは一線を画したものを感じます。

あとハヤテの女装とか、時代の空気を読みすぎる位に読んでいるのが感じられてすんばらしい。
いいよね、女装。
女装、いいよね。
クラウスさんでなくともトキメいてしまいますよw

うん。
特別飛びぬけて面白いと言う訳ではないですが、萌え漫画としてもシチュエーションコメディとしても手堅い感じで、安定感を感じます。
追いかけてみる事に決定。

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2008年04月30日

ヨルムンガンド 4巻 高橋慶太郎 感想

ヨルムンガンド 4 (4) (サンデーGXコミックス)
高橋 慶太郎
409157128X



4巻は今までと若干趣向が変わって、武器商人同士の駆け引きがメインとなってきました。

これは3巻の後半から引っ張っていた「African Golden Butterflies」でもそんな雰囲気は出ていましたが、それに続く「モンド・グロッソ」は完全に商人同士の腹の探りあい。
元女優の兵器ブローカーアマーリアと仮面の女ココとのUAV売り込みを巡る虚虚実実の駆け引きはそれなりに見応えはあった・・・のですが、ココによる巻き返しに入ってからの展開が急で、いつどうやって手回ししたのかと言う部分が今ひとつ伝わってこなかったのが残念。

いつの間にか逆転されているというアマーリアの驚きを読者向けにも表現したくて、敢えて手回ししているシーンは描かなかったのかも知れませんが・・・。

「African Golden Butterflies」の後編でもバルメの因縁についてはかなり生殺しのまま終わっちゃいましたし、4巻は正直なところいろいろと消化不良なのは事実。
これまでのガンアクション路線から、主人公が武器商人という設定をより活かす方向に持っていこうとする試みは評価しますし、是非頑張って欲しいとも思っていますが、やはり落ち着くところに落ち着かない不安定感に対しては辛くならざるおえません。

でもヨナのおちゃめさとか、ルツの超精密狙撃とか、ショコラーデが可愛くて仕方ない事とか、サブキャラまわりの見所が多いのは良かった。
特にルツは2巻でチナツを撃ち損ねた事からヘタレキャラ疑惑が浮上していましたが、今回の不殺ピンポイント狙撃は見事。
レームの様な軍隊スナイパーではなく、警察スナイパーとしての矜持を見た気がしたと言うと大袈裟か。


後はとりあえずスケアクロウとショコラーデの立ち位置をもう少し明確にしてくれると理解しやすくて助かると思います。あの2人好きなんですよ(笑)。


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2008年04月23日

ヨルムンガンド 3巻 高橋慶太郎 感想


ヨルムンガンド 3 (3) (サンデーGXコミックス)
高橋 慶太郎
4091571093



ヨナとキャスパーの因縁が語られるヨルムンガンド第3巻。
2人は結構古い付き合いかと思っていたのですが、意外にも3ヶ月前に知り合ったばかりでした。

ヨナが兵士として任に付いていた某国辺境の軍事基地に、キャスパーの部下ガスードが現れた事が全ての始まり。
ガスードと結託した基地副指令による上官殺し。その現場でガスードの弾除けにされて死亡した少女。
少女と親しかったヨナは、復讐としてガスード一人を抹殺する為に――基地の兵士ほぼ全員を殺戮した。
武器と戦争を誰よりも憎んでいる筈の少年は、しかしその存在自体が凶悪な武器だったという皮肉。

圧倒的なキリングマシーンぶりを高く評価したキャスパーは、彼を殺さず自分の持ち駒として引き入れるが、その際に語られた真実によると、副指令とガスードによる反乱、そして基地の無力化は全てキャスパーの書いたシナリオでしかなかった。つまり少女を殺したのも、ヨナの凶暴性に火をつけたのもキャスパーだと言っても差し支えない。更に、ヨナの故郷を滅ぼした武器の出所もまたキャスパー・・・。

と言うのがヨナとキャスパーとの因縁。
そりゃ会うなり殺意剥き出しにもなろうものです。
しかし恐るべきは、ヨナという凶悪なワンマンアーミーを傷一つ付ける事無くあっさりと取り押さえたチェキータさんの技の冴え。
バルメさんと同等か、もしかするとそれ以上かも知れません。


後半は南アフリカを舞台にした中国人武器商人との駆け引き・・・か?
バルメの片目を奪ったらしき因縁の相手も登場。バヨネット付きのSIG GSR(SIG版ガバメント)で、しかも二挺拳銃と言う極めて漫画的なキャラですが、果たしてその実力の程は。

しかしどうしてこういうフィクションに登場する女コマンドというのはナイフ使いが多いのでしょうか。
古くは某サイレント・コアの司馬光小隊長もバヨネットを使うと無敵キャラと化す訳ですが。
ま、女性がRPGとか重そうなSAWを抱えている姿よりも、バヨネットを手に華麗に戦う姿の方が絵になるのは間違いないのですが。

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2008年04月05日

ヨルムンガンド 2巻 高橋慶太郎 感想

ヨルムンガンド 2 (2) (サンデーGXコミックス)
高橋 慶太郎
4091570895


1巻借りて読んだら面白かったので、2、3巻と買ってきましたw


今回の敵はオーケストラを自称する殺し屋コンビ。

傲慢な「師匠」と、そんな師匠を敬愛するチナツ。
若さの塊の様な、自分たちに出来ない事は無いと信じ込んでいるような、そんな2人。
スマートに、システマティックに、という殺し屋の鉄則なんかなんのその、派手に発砲音振りまいて、鉛弾の雨を降らせる死のオーケストラ。
チナツキャノンスペシャルに至っては最早ギャグかと。

対するレームは老練で、オーケストラの2人とは好対照。
若手のルツがR93みたいなデリケートな狙撃銃を使っているのに対して、レームが使用するのは質実剛健を絵に描いた様なM40。
もちろん質実剛健なだけではなく、精度も最新の狙撃銃に比べて何ら遜色ない訳でして、老兵ながら若手以上の働きをする彼の姿そのものです。
やっぱ男はボルトアクションですよねー。
セミオートなんて邪道ですw

ムジカ・エクス・マキーナ編は、完全にレームが美味しい所を持って行った感がありますが、続くVein編はヨナ君に纏わるお話の予感。
特にココの兄キャスパーとヨナはただならぬ因縁があるようです。
これは3巻以降へ持ち越しとなりますが、ヨナの過去については殆ど謎なので、すげー気になるところ。


なお、ココの「世界に存在する銃の約60パーセントを民間人が所有している」という理屈ですが・・・。
軍や警察などとは分母が違うものを一概に同列に語るのはどうかと思います。
もっとも、ヨナの頭ならこの詭弁を簡単に受け入れてしまいそうですがw


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2008年03月22日

ヨルムンガンド 1巻 高橋慶太郎 感想

ヨルムンガンド 1 (1)
高橋 慶太郎
4091570690



紛争で両親を失い、武器や戦争を人一倍憎む少年ヨナ。
いかなる皮肉かは判りませんが、彼は若き女武器商人ココ・ヘクマティアル(通称「お嬢」)に拾われ、彼女の私兵部隊の一員として世界の紛争地域を股にかけた冒険を繰り広げる事になります。


つい先日、某サバゲ仲間の友人にこの本を渡され、

「お前のブログに感想アップしろ。読んでやるから。」

と言われた曰くつき?の漫画です。

まあ、何と言うか、第一印象としては、絵が荒削りではありますが、作者はなかなかのミリ好きなんだろうなというのはビンビン伝わってきます。
ジャンル的にはいわゆる硝煙漫画なんですけど、現在連載されている硝煙漫画の中では一番ミリ臭が強い。


戦争を憎む少年ヨナと、世界平和のために武器を売ると言い張るココ。
テーマ性はなかなか壮大な物を感じさせますが、作中ではあまり掘り下げる意思は感じられません。

しかし、それは正解。
ともすれば思想が絡んできそうなテーマだけに、判断は読者に委ねておくのが一番無難です。
それよりも、硝煙漫画としての外連味を追求するほうが、エンターテイメントとしてはなんぼか健全。

上でも触れたように絵はかなり荒いですが、躍動感は抜群ですし、ココの私兵の皆さん&ライバル武器商人の私兵の皆さんがとても素敵な戦争狂ばっかりで、見ていてワクワクしてきます。
やはり傭兵たるもの頭のネジが5本くらい吹っ飛んで無いと面白くありません。

個人的には好印象。続きも読んでみたいですね。

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2008年03月20日

ワイルダネス 5巻 伊藤明弘 感想

ワイルダネス 5 (5) (サンデーGXコミックス)
伊藤 明弘
4091570704



5巻はエノラ達がメイン。


またしても本編の4割近くが銃撃戦という、いつもの、そして期待通りの伊藤節が炸裂。
その一方で、クローズアップされるのはエノラ達の「本音と建前」。

芹間の身柄を確保するという目的はありますが、3人ともそれを第一義としていはいない。
エノラ自身、一番の目的は堀田だし、ディーはゴールドスミスの施設に連行されたマリアが、そしてローゼンマンにいたっては言うに及ばず。

DEA本局サイドでも、グレアムが本音と建前の板挟みに。
実に人間臭い。


ところで、今回主演男優賞並みの活躍をしてくれたのが、意外や意外のローゼンマン。

第一巻当時から徹底した小悪党ぶりを発揮してきた彼ですが、今回はいつも以上に底の浅い悪知恵と見え透いた嘘が冴えています。
この男、本当に憎めないです。
何せ彼は世に溢れる数多の悪人の様に、自分は絶対に安全な場所にいて裏から糸を引くのではなく、自らが体を張って行動する。本人にとって本位か不本意かはともかく、命を張ってやっている事だけは間違いありません。

立ち位置としても、物語をどうにでも出来る可能性と、いつ死んでもおかしくない可能性と、一番最後まで生き残る可能性が同率で揃っているという実にスリリングなポジション。
道化に見えて、実は重要キャラなのかも知れません。
頑張れローゼンマン。

間違いなく5巻の主役は彼でした。(100%主観)


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2008年03月08日

ワイルダネス 4巻 伊藤明弘 感想

ワイルダネス 4 (4) (サンデーGXコミックス)
伊藤 明弘
4091570747




6巻まで並べてみて気がついた事。

偶数巻の表紙は黒を基調にシックな、そして奇数巻の表紙は爆発などを背負って派手に・・・と言うパターンがあるんですね。

内容についても、偶数巻は作中で描かれる時間帯が夜間と言うものが多い気がします。
2巻の堀田とゴールドスミスの対面然り。4巻の恵那と亡霊、スミスとの対戦然り、6巻でのゴールドスミス工場への突入然り。

対して奇数巻では1巻のモーテルでの銃撃戦とエノラの活躍、3巻のフォルターメイヤーの館での大乱戦、5巻のダイナーでのガードマン達との対戦・・・いずれも昼間に大きなイベントが起こっています。

もしかして伊藤氏は狙ってこういうパターンを作っているのでしょうか。


そんなワイルダネス第4巻。

今回メインとなるのは、人を殺める事で背負わなくてはならなくなるもの。
簡単に言うとそれは後悔であり、迷いであり、自責の念。
それらをもっとも判りやすく見せるために、作中では殺した相手の幻影と囁きという形で描かれています。

恵那にせよ芹間にせよ、平和な日本で育った人間なので、突然無法の荒野に放り出され、銃のみを頼りに生き抜かねばならない現在の状況には適応しきれないのは理解できます。

「人命は地球より重い」なんて平気で言う国の人間である以上、いくら殺らねば殺られる状況だったとしても、それを簡単には受け入れる事が出来ないのも理解します。(同時に、そういう国に生まれた事は幸運だと言う事も思い知らされます)

しかし。
今回敵として登場したスミスもまた、恵那や芹間と同じく幻影を引き連れている。
これまでのどこかコミカルな殺し屋たちとは違い、冷静な状況判断能力と冷酷さを併せ持つ男なのに。
幻影を引き連れてしまう「弱さ」がある。

あるいは、彼の冷酷さは弱さの裏返しなのかも知れません。
だとするならば、恵那達も道を間違えればスミスの様な人間になってしまう可能性があるという事です。

スミス自身が幻影を引き連れる原因となった部分については、今回は語られませんでした。
しかしこの先また登場する確立は高いので、その時に期待したいと思います。


この手のガンアクション作品では、外連味が重視されて、ともすれば話を重くする「命」と言う部分は意識的にスルーされがちなのですが、そうした取り扱いの難しい部分からも逃げずに、きちんと向き合う作者の姿勢には評価したいですね。

ただ、惜しむらくはその姿勢が、現時点では4巻だけに留まってしまっています。
せっかく背負わせたのですから、伏線として活用してもらえると、物語に深みが出ると思います。


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2008年02月26日

ワイルダネス 3巻 伊藤明弘 感想

w3.jpg
ワイルダネス 3 (3) (サンデーGXコミックス)
伊藤 明弘
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フォルターメイヤーの館に身を寄せていた芹間達。
それを追って館へと現れたゴールドスミス配下のメキシカンキラーズと、ブロウトン配下のヘッケル&ジャッケル。
利害の相反する3者が一堂に会せば、どういう事態が起こるかは明白・・・。

はい。という訳でワイルダネス3巻です。
今回はほぼ全編通して硝煙弾雨。序盤最大の山場であります。
相も変わらず銃の描写が濃いです。
そういえば、オート拳銃の排莢シーンで、ちゃんと薬莢が回転しながら飛ぶのを最初に描いたのはこの人じゃないでしょうか。
未だにチャンバーの中に装填されていた姿勢のままで薬莢が飛び出す描写をする漫画家は少なくない数いますからね。

さて、伊藤漫画の中でもこの「ワイルダネス」は、銃弾の重さが特に重い作品でもあります。
それは物理的に重いという意味ではなく、弾が当たれば人が死ぬという「重さ」。
そして、人が死ねばそこに因縁が生まれるという「重さ」。
これらは至極当たり前の事とは言え、下手に描くと説教臭くなったりして、作品の持つ娯楽性を大きくスポイルしてしまいます。

しかし、この漫画に関しては、銃を手にすると言うのはどういう事なのかという部分をきちんと描きつつも、娯楽性は損なわない事に成功している様感じられます。
例えば後半登場のガン=カタ少年ディーの荒唐無稽な暴れぶりは、2巻の堀田の過去や、恵那の一件等で重くなっていた空気を、見事に中和してしまいました。
こういう所に、描くべきはきちんと描くけど、この作品はあくまでB級娯楽漫画です・・・という作者の意地みたいな物を感じますね。
もっとも、ディーは某其はいにしえよりの定めの名 黒き御手は嬰児の 安らかなるを守りたもう の霧香さん以上の人間離れした戦闘力を持つだけに、賛否両論あるキャラではありますが。

どうでもいい事?ですけど、この作品で、一番良くも悪くも人間らしく感じられるのはローゼンマンだと思っている訳ですが、いかがなもんでげしょ?

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2008年02月18日

ワイルダネス 2巻 伊藤明弘 感想

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ワイルダネス 2 (2) (サンデーGXコミックス)
伊藤 明弘
4091570720



堀田さんがなんであんな偏屈な人になっちゃったのかが語られる第2巻。

1巻に比べると派手なアクションはありませんが、代わりに若き日の(?)堀田による激シブ劇場が展開されています。
というか・・・これ、かなり良質なハードボイルドですよね。
ストーリー展開から演出、全体のトーンに至るまで、ハードボイルドの名作と呼ばれる作品群を熟読して、きちんと消化していないとこういう雰囲気は出せないと思います。
伊藤氏の別作品「ジオブリーダーズ」では、たまに登場人物が海外のハードボイルド作品を読んでいたりしますし、サブタイトルやキャラクターの元ネタにも使われていたりするので、かなりその方面に精通しているんでしょうね。

ある事件をきっかけにして図らずもゴールドスミスファミリーに関わってしまった堀田。
大人しく口止め料を受け取り、自分が見たもの全てを忘れる事にしていれば、彼は今もフィーデルと共に探偵稼業を営んでいたでしょう。
しかし堀田は、自分の規範で口止め料を受け取りを拒否し、それを相手に突き返そうとした事によって、抜けられない泥沼に片足を突っ込んでしまいます。
そう、これが地獄の始まりだ・・・。

それでも秘書のアニーを犠牲にしてでも堀田を翻意させ、ゴールドスミスの手から自分と堀田とを守ろうとしたフィーデル。あくまで自分の規範を貫き、フィーデルの行動さえ唾棄すべきものとした堀田。
おそらくは賢い選択という面ではフィーデルが正しいのでしょうが、それを受け入れるには堀田は潔癖すぎたのかも知れません。
結果として堀田は全てを失い、姿を消してしまいます・・・。


ああ思い出した、当時この2巻を読んで、ハードボイルドに対するイメージが変わったんですよ。
それまではハードボイルドと言うと、トレンチコートにボルサリーノ帽姿の男が、咥えタバコで気障なせりふを垂れ流す作品としか思ってませんでしたが、実は不器用で馬鹿正直で器用に生きられない男(女性の場合もあり)が、みっともなく足掻きながらも生き抜く話だという事に気付かされまして。
以降、ハードボイルド小説も良く読むようになったんですよね。
そういう意味で、僕にとっては視野を広げるきっかけにもなった、意義深い一冊です。

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2008年02月04日

ワイルダネス 1巻 伊藤明弘

ワイルダネス 1 (1) (サンデーGXコミックス)
伊藤 明弘
4091570712



先日6巻を買って読んでて、今までの物語をすっかり忘れている事に気付き、1巻から読み返す事にしました。

1巻の発行は2001年・・・って、イラク戦争以前の話だよ。
ほとんど1年1冊ペースなので、開始から7年経った今でもまだ6巻までしか出ていません。
数年前は絶版になっていた過去の短編や短気連載ものが相次いで復刊したりして、現在よりは濃密に伊藤節を味わう事が出来ていましたけど、もう過去作品のネタも切れて、ジオブリーダーズとワイルダネスの新刊を首を長くして待つしかないという現状です。
もっと早く続きを読みたい欲求と、今の作画レベルを維持して欲しいという欲求の、相反する感情に苛まされている伊藤ファンは決して僕だけではないはず。

・・・と、グダグダと無いものねだり的な事書いていても仕方ないので感想。
やっぱりと言うか何と言うか、絵が違いますねえ。
4巻辺りから、現在の若干眼が小さい絵柄になったんですよね、確か。
僕個人は、実は現在の絵よりもこの当時の絵柄の方が好きです。

何と言うか、現在より荒削りなんですけど、構図が良い意味で無駄にダイナミックなんでよね。序盤の銀行襲撃で、ヨセミテ・サムがM2乱射してパトカーを吹き飛ばしまくるシーンにしても、後半のエノラが芹間の恋人(?)を保護するシーンでのヘリの使い方にしても、B級テイストが遺憾なく発揮されていて、ジオブリーダーズから伊藤漫画に入った僕としては、まさにこれぞ伊藤節!と言う感じです。
特にヘリを使ったアクションは伊藤氏の真骨頂ですよね。もちろん反論は受け付けません。


あと、堀田も芹間もエノラも、主要キャラはみんな45口径使っているんですが、これもここ何年かで、対テロリストの戦いが増えて以降は、一発で確実に動きを止められる45口径が重宝始めた訳ですけど、2001年当時と言うと、まだまだ9ミリマンセーだった記憶があるんですよね。
ある意味、口径のブームを先取りしていた訳で、この辺りにも作者のガンマニアぶりが窺える。
もっとも、いくら45口径が流行っても、ディーの様な子供キャラや、恵那の様な少女キャラには9ミリを使わせている辺り、ただ闇雲に流行の物を持たせりゃ良いという訳でない拘りを感じます。
世の中には少女の手のサイズも考えずに、ぶっといグリップのSIG228とかを平気で持たせる漫画家もいますけど、そういう間の抜けたエラーはやらないのが伊藤クオリティ。


そうそう、ヘッケルとジャッケルの片割れが、トカレフ使いの吉岡なのに今更気が付いて吹いたww

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2008年01月23日

ワイルダネス 6巻 伊藤明弘

ワイルダネス 6 (6) (サンデーGXコミックス)
伊藤 明弘
4091571166




数多の硝煙系漫画家の中でも、この人だけはガチと僕が思い込んでいる伊藤明弘氏の最新刊です。
この作者は実にこだわりのある作画をされる人で、例えば機関銃を乱射するシーンでは空薬莢が飛ぶのは当然として、弾と弾を連結しているメタルリンクが飛ぶのまで描き込んでいたりします。
硝煙へのこだわりに関してはそりゃ凄い物で、人気漫画「ブラックラグーン」もこの作者の影響を受けている位。ただ、おやじキャラ度数が高い事と、アシスタント無しで一人で描いている為量産できないことが災いして、残念な事に知名度はあまり高くありません。

という訳で感想。
6巻はディー一族大暴れですね。
もともと一人だけ飛びぬけた戦闘能力を持っていた彼ですが、従兄弟も親父も只者ではありませんでした。従兄弟姉妹は飛び出し式バヨネットを装備したカスタムMAC11で舞うように暴れ、親父は二挺RPG(笑)で破壊を振り撒く"エル・ディアブロ"と来た。
しかもこいつらが、ゴールドスミス側、エノラ達DEA側それぞれに付いたりして物凄いカオス展開。

物語の流れとしては、いよいよゴールドスミスの新薬研究施設に対する総攻撃開始と言うことなので、ここ最近の比較的静かな流れから一気に派手なドンパチ方面に転がった感じですね。
一方その騒乱に乗じて施設に乗り込んだ堀田も、かつての宿敵ベニーとご対面。
ひとつの時間軸上で複数の思惑と偶然が重なり合い、より大きな火種となってゆく構成は相変わらず見事です。この作者アクションシーンだけでなくストーリーテリングも巧いんですよね。

これでもう少し刊行ペースが速ければ最高なんですが・・・(笑)。

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posted by 黒猫 at 21:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 小学館 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする