今井 神

第三次世界大戦で大きな被害を受け、ブラックスポットと呼ばれる汚染区域となってしまった東京。
戦争で家や職を失い行き場の無くなった者たちは、本来なら人が住める環境ではないブラックスポットに住み始め、結果突然変異として特殊な能力を持つ者たちが生まれ始めます。
そうした能力者たちをシティの人間は必要の無い者という意味を込めて「ニードレス」と呼び――。
素朴な疑問ですが、汚染が何らかの兵器の影響によるもので、ニードレスの発生もその兵器との因果関係があるのならば、その辺徹底的に突き詰めれば人為的にニードレスを作りして軍事利用出来るんじゃないでしょうか。
で、この本は連載開始前に連作読みきりとして描かれたエピソードを集めたものです。
特定の決まった主人公と言うのはいなくて、各エピソード毎に違った能力を持つニードレス達が登場する形式。
NEEDLESS1.5、死神の聖剣の2話はひっくり返し方とかに強引な感じが強く、ストーリー的にもワンパターン色が強いのですが、セカンドサイト、エゴイックロータス辺りになると緩急の付け方や"見せ方"がこなれてきて、なかなか面白いと感じました。
「本当に必要が無い者なんていない」というメッセージや、カタカナ乱舞な能力名など、いわゆる中二病/邪気眼系ラノベのテイストが物凄く強いですが、それもまた味だと思って読めばさほど気にはなりません。
と言うか、この手のバトル中心漫画から中二スピリッツをスポイルしてしまうと、ただの凄惨で不愉快なだけの闘争劇にしかならないのもまた事実。
漫画やラノベは斜に構えるんじゃなくて、あるがままにノーガードで楽しむのが作法だと思うんですがイカがなものか。
ちなみにかなりの頻度でぱんつが出るぱんつ漫画です。
常時下半身はニーソにぱんつだけというすんばらしいキャラもいますので、連載の方にも登場してくれてたらいいなあと思ったり思わなかったりw
★白砂村 1巻感想
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