2008年04月16日

ジョジョの奇妙な冒険 14巻 無人船と猿の巻 荒木飛呂彦 感想

ジョジョの奇妙な冒険 (14) (ジャンプ・コミックス)
荒木 飛呂彦
4088510704



シブイねェ…まったくおたくシブイぜ


銀の戦車

この巻からサブタイトルがスタンド名だけのシンプルなものに変わりました。
判り易いのは良いけど、味わいにかけるような。


機内でのスタンド使いによる襲撃で飛行機が墜落。
以後空路はあきらめて海路でエジプトを目指す事となる一行。
時間制限は50日。この間にDIOを倒さないと承太郎の母親は死んでしまう。

敵のスタンド使いには、肉の芽でもって操られている者と、元来悪人で金で雇われただけの者との2種類が存在する様です。
そして、恐ろしい事に後者の方が多い。
どこまでも人間性悪説を地で行く漫画です。

香港を舞台にして戦う銀の戦車ポルナレフはいわゆる肉の芽組で、この先仲間として共に旅をする事になるし、第5部にも登場するなど、ジョジョ世界においてはそれなりに重要な人物です。
戦法もわりと堂々としたもので・・・って、肉の芽で意識を操られているんじゃないの?
同じく肉の芽で操られていた花京院なんかは結構ヒール戦法だっただけに意外。
どうやら肉の芽の効果には個人差があると見た。


暗青の月

最初に語られるのはポルナレフの戦う理由。
両手が右手の男という実に不気味な存在に触れられた後、話はDIOの事へ。
ポルナレフの記憶では、DIOが使っていたのはジョセフと同じ念写の能力。しかしラスボスがこんなしょっぱいスタンドしか持っていないとは考えにくく、最終決戦まで彼が一体いかなる能力を持っているかは読者にとって最大の関心事であり続けました。


で。
奉仕種族!奉仕種族!
ふんぐるい むぐるうなふ くとぅるう るるいえ うがふなぐる ふたぐん

暗青の月は南太平洋は南緯47度9分、西経126度43分の海底都市からやってきた恐るべき刺客です(大嘘)。
不気味な外見とフジツボびっしり攻撃。
生理的な嫌悪感を催してくれと言わんばかりの相手ですが、本体のスタンド使いの方も実に気味が悪い。
船長に成りすましていたとは言え、初登場時から目付きが怪しいことこの上ありません。
更に正体がばれた後の顔と言ったら・・・。
夜の道で出くわしたら迷う事無く交番に全力ダッシュしたくなりますよ。いや本当に。
態度だけは非常に大きかったものの、星の白金によるかなりしょっぱい突き技にて刺身にされてしまいました。
さようなら暗青の月。

で、この話からヒロインとも言えない(笑)浮浪児少女が登場。
この子が最後どうなったのかは全く記憶に残ってないので、たぶん大した役回りは貰わずじまいだったと思います。
だって・・・あれじゃ・・・ねぇw




冒頭で鏡の前に立つDIO。
ん?吸血鬼は鏡に映らないんとちがうん?

力のスタンドと、その本体は一言で言うと「意外」。
スタンドも、スタンド使いも、最初から見えているのに誰も気が付かない。
そんな話です。
ただ、逆に言うと、「意外」さが全てでもあったわけで、その正体が皆に認識されて以降はわりとあっけなく終わりました。つーかエロ猿かよ。

そういえば、人間の女性の裸を見て興奮する猿って、確か昔いませんでしたっけ?
オリバー君とか、そんな名前だったような。
なににせよ、猿と言うのはなまじ人に似ているだけに、人と同じ様な態度を取ることがままありますが、なまじ人に似ているだけにムカつく事100000倍。
"動物らしい愛嬌"では済まされない、何か人間を冒涜されたような気分にしてくれる素敵な生き物、それが猿。
承太郎でなくても「だめだね」と言いたくなります罠。
ああ、猿は嫌いだよ猿は。

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タグ:荒木飛呂彦
posted by 黒猫 at 20:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | ジョジョの奇妙な冒険 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする | edit
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