天野こずえ

ARIA12巻感想です。
いよいよこれで最終巻。
うむ・・・。
以前から噂に聞いていたように、作者が完結させようとしてる雰囲気は、確かにありました。
アリスちゃんのプリマ昇格に比べると、藍華や灯里の昇格は物凄くあっけないと言うか。
特に藍華なんて、試験の描写すら無いという扱い。
これまでに比べると、展開がかなり早くなっているんですよね。
根拠の無いよそうですが、11巻の巻末に、飼い猫のアリアが他界した旨書かれていましたので、これを機に作品にも一段落付けようとしたのではないかなと思います。
それで、何かとネット上を騒然とさせたアリシアさんの件ですけど。
僕個人は、騒がれていたほどアリシアさんは腹黒とは感じませんでした。
寿退社という部分が引っかかって、必要以上に悪く言われていたんじゃないかと思います。
だから、退社の理由がもっと別の事だったら、灯里と離れたくなかった、今の日常が変化する事が怖かった・・・というその気持ちを、もっとみんな素直に受け入れてくれたのではないかなあ?
と言うことで、終わり方としては思うところが無い訳じゃないですけど、多分これが一番ベター。
もともと日常を描く作品で、明確なゴールがある訳ではありません。
それこそ、続けようと思えば何時まででも続けられる作品です。
3人のプリマ昇格だって、ゴールではなく通過地点に過ぎません。
それだけに締め方は難しかったと思いますが、多少急いだとは言え、それほどは無理を感じる事無く締め括ったと思います。
贅沢を言うなら、読みきりでも良いので灯里とアイちゃんの物語も見てみたい気がしますけど、それは本当に贅沢。
今はただ余韻を噛み締めましょう。
天野先生、素敵な物語を本当にありがとうございました。
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