
新旭日の艦隊―コミック (20) (中公コミック・スーリスペシャル)
荒巻 義雄 飯島 祐輔

ラング大佐の男の魅力(笑)が光る新旭日20巻。
いよいよ連合軍の総攻撃が始まり、次々と大部隊が欧州に上陸を開始します。
15巻でドイツ軍が使用した誘導ミサイルV3は、米軍によって更に改良されたものに生まれ変わり、独軍陣地を次々と撃破。
また、ドンナーにヒントを得て陸艇を水陸両用化したビーバーは、その巨体で戦車を踏み潰して快進撃です。ちなみにビーバーですけど、舟艇にキャタピラを装備した姿は、個人的にはドンナーよりも、リアル世界の日本軍が使用した内火艇に似ている気がします。
と、そのような連合軍の猛攻撃に対し、占領地を放棄して戦線を縮小し、反撃密度を上げる決断をしたドイツ軍。そんな中、北イタリアでは現地で接収した大量の美術品をドイツに持ち帰るべく、フレーべ中将が暗躍していた・・・。
という訳で、今回は接収された美術品を取り戻すと言う、これまた地味なお話。
しかし、前回の囮艦隊みたいなピントの外れた話ではなく、密偵として送り込まれたラングとフレーべの腹の探り合いなど、物語としてはなかなか面白いものでした。
一方で「戦略兵器B」など、最終決戦に向けた準備も着々と進んでいて、物語に緊迫感を持たせてあります。本当、前巻は何だったんだろうww
と、それはいいとして、前半登場した雷蜂という新型戦闘機はデザイン的に無理がありませんか?
Ba349ナッターみたいに、機首部分全体が武器(ナッターはロケット弾の束ですが、こっちは37ミリのガトリング砲)なんですけど、これだけデカイ機関砲積んだら一体何処にエンジン収めるんでしょう。
インテークが見当たらないのでロケット戦闘機かもしれませんけど。
それにしても37ミリで多砲身タイプとなると相当な重量になる訳で、あのレイアウトではまず飛べません。
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