井上淳哉

10巻は、引き続き飛奴羅(ひどら)とのバトルの続きです。
まずは神器使いの前座として、自衛隊による攻撃から。前の巻では87式の25ミリ機関砲がそれなりに効いていたものの、飛奴羅はどんどん巨大化して強力になり、とうとう1000メートルの距離からの120ミリ砲すらあまり効果が無い状態に。
更には自衛隊には全部で13機しかないというアパッチまで投入しますが、次々と墜とされるばかり。
1機200億以上もするのに。
宮古野市街地に入られてからは、戦車やヘリで攻撃は出来ないので妖介達にバトンタッチ。
これまでの眷属との戦いで培われたノウハウをフル活用して何とか撃破するも、最後の一瞬で飛奴羅の首のみが六条神社に辿り着き、遂に六条重臣の封印は解かれる・・・。
10巻の巻末には重臣が何故眷属を生み出し、封印されるに至ったかを描いたエピソードが収録されておりますが、一言で言えばお家騒動。
実の弟に家臣を含めた一族郎党を惨殺され、重臣のみ海神島に流刑された事が原因でした。
怨念の権化と化した重臣は眷属を生み出して宮古野を騒乱に落とし入れる。一方弟の一臣は、六条家に伝わる奥義でもって四神を召喚し、神器の力で眷属に対抗。
これが眷属と神器使いとの戦いの始まりです。ちなみに、8、9巻と登場した神護一族も、元は人間で重臣の家臣だった模様。
遂にラスボス復活と言う事で、最終決戦突入の模様です。
重臣との戦いもさることながら、蝦夷さんが奉った「もう一つのもの」とか、妖介の本命星供の矢も気になりますし、何よりも果たして潤子は救われるのか?と言うのが最大の関心事。
このまま記憶をなくしたままとかだったらイヤン。
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