遠藤 海成

設定としては、「おとボク」にちょっとだけ似ている気がします。
もっとも、あれの瑞穂たんは、お人好しで品行方正、どちらかと言うと食物連鎖の下位に位置する(by茉莉花)ポジションでしたが、こっちの女装男祇堂鞠也はというと、著しい猫かぶりにして腹黒。
しかもドS。
なので、設定こそ似ていても、作品の持つ空気は結構剣呑。
そこに痺れる憧れる人ならともかくも、ハートフル路線を期待すると痛い目に遇うでしょう。
で・・・僕個人はこの主人公であるところの鞠也はあんまり好きではないのですが、本作品の狂言回しであるところの宮前かなこさんはど真ん中ストライクでした。
不幸体質で同性愛者で、ぶっちゃけると変態。
百合(と言うよりも同性愛全般)には殆ど興味が無い僕ですが、かなこさんは別腹ですね。
百合がどうと言うよりも、そのリビドーの溢れっぷりが素晴らしいです。作中では描写こそされていませんが、脳内では常に妄想が繰り広げられている可能性が極めて高く、
著しい親近感を感じます。
あとエッフェル塔に例えられるプロポーション(H173cm)もストライクですね。
2巻も購入済みで、半分位まで読了していますが、かなこさんは2巻で更なる飛躍を遂げられています。
飛躍と言うよりも解脱ですかね。なんかステージが一段高くなった気がしますね。
色々な意味で。
ストーリーそのものよりも、かなこさんの変態ぶりと鞠也の鬼畜ぶりが面白い作品です。
程々に毒が利いてて、僕個人としては結構楽しめました。
作者の方は女性でしょうか?あんまり媚びた萌えオーラを感じないのも爽やかで良い感じです。
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