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2011年12月15日

ネクログ 2巻 感想

ネクログ(2) (アフタヌーンKC)
熊倉 隆敏
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ゾンビ漫画が一つのジャンルとして定着しつつある(別に定着してませんが)昨今、作品ごとにホラー要素を強くしたりギャグ要素を前面に押し出したりと、それぞれに差別化を図っている訳ですが、いずれの漫画もラブコメという基本部分は同じだったりします。
そんな中、一際異彩を放つのが本作品。まずはゾンビはゾンビでも中国の僵屍という点で他の作品とは違っていますが、それは割と些細な相違点。
大きな相違点では舞台設定が現代日本ではなく(作者の人曰くは)中華民国成立当時の中国である事、そしてラブコメよりも妖術や仙術と言った類のオカルト的要素を主題としている点が挙げられます。逆にラブコメ的な要素はスパイス程度ですね。

で、そんなネクログの2巻です。
1巻はどちらかと言うと一話完結の話メインで、登場人物や世界観に馴染んでもらう事をメインにしたような感じでしたけど、2巻からは複数話に渡るエピソードや先の展開につながる伏線が増え始めて、これからが本番!というオーラがみなぎっておりますね。
とは言え、2巻で明らかになったのは胡の現在の立場と何故首輪を付けられているか、という点位だったりはするのですが。


個人的には結構お気に入りキャラであるところの菅がなかなかいい味を出してきてるのに注目です。
1巻のラスト前で胡と仙術バトルなんかおっぱじめたりしていたものの、胡が冥吏によって『走無常(ツオウウチャン)』と呼ばれる死神の使い走りみたいな仕事を強いられている事、そしてその過程で処理した魂を自分の力を高めるために着服している事(もちろんバレると罪に問われる)なんかを結構本気で心配している様子なんかは、人外の域に到達している存在のくせに妙に人間味があって良いですね。
更に宋に胡の事好きなんだなと指摘されるとツンデレ化するところとか、なにこれかわいい。
どうやら菅の役どころはラブコメ作品で言うところの、心配性の幼馴染キャラといったところでしょうかね。存在が存在だけどこまで本気でどこまで嘘かいまいち測りかねる部分はありますが、こと胡に関する気持ちだけは本当みたいですし。
そんな感じで、2巻では随所でお節介を焼くサポートキャラと化していました。
あと余談ですが、宋をからかう際に大人の姿に化けるシーンがありますが、さすが性別すら超越しているだけあって、良い感じに中性的なエロさが滲み出ておりました。やべえ、エレクチオンしてきた。

他にも新キャラとしてちょっとヘタレっぽい道士少女の蘇とか胡や菅の同類っぽい干といういかにも悪そうな妖仙やらが登場してなかなか賑やかな内容でございました。
ラスト前の胡と干のバトルでは両者ともケモい姿になった所でヒキとなりましたけど、1巻では神話の中の存在にまで姿を変えたりしていたのでいまさら驚かない。本来の姿って訳でもないと言うか、そもそも本来の姿と呼べるものがあるかどうかすら疑わしい連中ですからね。




posted by クロネンコ at 20:50 | Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画 | edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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