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2010年07月23日

シュガーレス vol.26『前進』




【今週のあらすじ】

「お前を倒すのも三田のやさしさだからだ」

タイジの放った言葉を鼻で笑い飛ばすかのように、満身創痍の三田に殴りかかる嘉上。
優しさなんて要らない、容赦なく徹底的に潰す。そうすることで恐れる奴は従い、惹かれる奴はついてくる。だから優しさを「認めない」。相手をたたきのめすための拳に優しさなんて必要がない。
そう叫びながら三田を滅多打ちに殴りつける嘉上たが、しかし三田にはあまり効いていない。

「…けどそんなに腰が引けてちゃ俺は倒せないぞ」

調子に乗って一方的に攻めているかに見えた嘉上だが、まっすぐに歩み寄ってくる三田に気圧され気がつくと壁際まで追い込まれていた。
驚愕する嘉上に向かってタイジは語りかける。

「お前を拒まず、お前を見放さない」
「本当の優しさをお前に教えるために三田は負けないんだよ」

そして嘉上に炸裂する三田の一撃。
果たして嘉上に三田の優しさは伝わったのか…。




【感想】

今回の話、作中時間で考えたらほんの数分、もしかすると1分程度の間の出来事だと思われるので、情報量は少なめです。もっとも、バトル回なんて概してそんなものと言えばそんなもの。
まだ某範馬刃牙みたいにページ潰しを目当てにした見開きと謎ポエムによるやっつけ漫画になってないだけマシか。


三田さんは今回ゾンビよろしく黙々とそして着実に迫り来るだけの役だったので置いとくとしても、かがみんの狼狽っぷりはなかなか愉快でした。
タイジの言葉に意味分かんないだなんだと吹いておきながら、三田さんを殴りつつ優しさなんて要らねえ、持ち込むんじゃねえと叫ぶ。
要るとか要らないとか、持ち込むとか持ち込まないとか、そういう峻別が出来るって事はやっぱり優しさの意味もわかってるし、一応理解だってしてるじゃないかという話。
理解した上で敢えてそれを排除して今までやって来たって事なんでしょう。だから今さら認めることなんか出来ないんでしょう。

あー、この辺の主義主張の衝突はまさに"シュガーレス"だなあ。
脇道に逸れただなんだと言われてた最近の話だけど、やっと本来のらしさが出てきた。
問題はそれを岳やシロといった本来の主要キャラではなく、番外編のキャラクターでやっちまってる事なんだろうけど。

しかし気になるのは、一人の強さや一人で挑むことの美学を卜部編で説いてきたのに、今ここに来てそれを覆すかのような展開は…どうなんだろう。一人で戦うなら優しさも何も別に必要ないと思うんですけど。
もちろん一人の強さというのはあくまでタイジの主義主張であって、それが絶対的な解では無いと思うので、途中で仲間の存在に気付かされることがあっても別におかしくはないんだろう。
それに一口に仲間と言っても、自分の戦いを有利にするための駒としての仲間と、自分が守るべき対象としての仲間とは意味合いが違ってくるだろうし。
まあ、前者がかがみん、後者が三田さんの考え方なんですが。


さて、次週辺りエクレア編も決着でしょうか。
三田さんに敗れたかがみんの今後が気になる。恐怖で人民を支配した暴君が失脚した場合の末路は歴史を引き合いに出すまでもなく悲惨なものばかりで…自業自得とは言え、あまり酷い話は漫画でまでやらなくてもいい、とは思う。



posted by クロネンコ at 20:11 | Comment(0) | TrackBack(0) | チャンピオン系 | edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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