保健室に生息するきつねっ娘と色々残念な保険医と、更に輪をかけて残念な生徒たちの織りなすゆる系四コマ。
事の始まりは保険医の村田先生が、病に苦しむ親狐を日露戦争当時から伝わる伝説の秘薬(ラッパのマーク)でもって助けたことで、それを恩に感じた狐の子供こくりさんが人に化けて恩返しにやってきたという話。
最初に言っとくがエキノコックスの事は忘れろ。漫画にそれ言い出したらキリがないので。
保健室を舞台にしたゆるい日常を作動させ描く作品なので、基本的に派手な展開やサプライズはあまり無いのですが、村田先生が男だったのには驚いた。
最初にバレンタイン回であんずや綾乃さんが先生のことをおっさんと言ってたのを見て俺は少し違和感は感じたけど、とにかく先生は女だと信じていたので敢えて気にしないことにした。
次に先生が一人称「僕」であることに気づいたが、俺はボクっ娘属性ではないので気にしないことにした。
それから先生はF2ドリームズなりたいとこぼしたり、こくりが狐の姿に戻っているのを見て、「もしかしてこれは全裸ではないのか?」と妄想したりするのを見て不安を感じたが、それでも変態女だと思い込んで気にしようとはしなかった。
最後に先生は、人の姿に化けたものの服を作るのを忘れていて一瞬全裸状態になったこくりを見逃した事に血涙を流した。紛う方無き変態だった。だからようやく男と認めたが、おせーよという話だった。
巻の後半からは言動だけでなく体型や顔も男だなあと思える様になって来たけど、初登場時であれを男だと見抜いていた人がいればエスパーです。
これは勝手な思い込みですけど、最初は作者の人も性別は特に決めずに描いてた気がしなくもないです。
世間知らずのこくりさんを騙してメイド服姿にしたり、萌え系に偏った知識ばかり吹き込んだりしていたとは言え、そういう趣味の女性が至としても別に不思議はないですよね?実際あんずは女の子だけどメガネ属性持ちは性別問わず愛する性癖だし。
先生の性別が男だと判明したのと時を同じくして、出番が激増したというか、一気に作品の中心人物に昇格したのは、きっとキャラ設定が固まって動かしやすくなったからに違いない。
しかし狐に化かされるのではなくて、狐を騙して自分好みなコスプレをさせたりあまつさえ自宅に連れ帰って住まわせるとか、まったくとんだ変態だ。狐耳と尻尾だけは譲れないというその主張には大いに同意するが。
個人的には天真爛漫なこくりさんも悪くは無いけど、どうせお持ち帰るならば保健室で自宅並にフリーダムに振舞う田中さんを持ち帰りたい。そしてブルマ姿で迫られたい。
なぜならブルマには俺たち世代の青春の全てが詰っているのだから。
きつねさんに化かされたい! (1) (まんがタイムKRコミックス) (まんがタイムきららコミックス)






