今井 神

ニードレスで御馴染み今井先生らしい事この上ない、パンツ率脅威の36%(概算)を記録した和風ホラー漫画。
しかもパンツ率を跳ね上げさせている要因である錺は、色々とそれっぽい設定こそあれ、なんと幽霊だったりする訳です。
そう、この世界の幽霊には足があるのです。
何故なら足がないとぱんつが穿けないから――。
しかし、そもそも幽霊のパンツは読者を魅惑する事が出来るのか?
人ならざる美少女の下着は相手を萌えさせる事が出来るのか?
出来る。出来るのだ。
正気にては大業ならず。ぱんつ道はシグルイなり。
・・・と言うわけで白砂村です。
タイトルと裏表紙の説明からすると、どこかの山奥にある小さな村を舞台にした伝奇ホラーを連想しますし、実際そういうストーリーなんだと思いますが、悲しいかな1巻に収録されているのは殆どプロローグ部分だけ。
主人公大神が東京を舞台に、裏高野の退魔師ばりの活躍をする2章までは読みきりだった作品ですかね?
なんとなく3章以降とは大神の雰囲気が違うように感じるのですが。
「構想7年」というフレーズが構想10年のあの漫画を思い出させて実に厄い感じなんですけど、1巻を読む限りでは設定に作者のオナニズムを感じる事もなく、娯楽作品として純粋に楽しめます。
ホラー描写もなかなかのもの・・・ぱんつ幽霊が出てきた途端ホラーな空気が雲散霧消してしまうのは、まあご愛嬌なんですが。
とりあえず村人の敵が葉っぱ人間だったりする様な厄い事さえやらなければ問題ないです。
アレはアレである意味ホラーではあるんですがね・・・。
しかし、どことなくジャンプ漫画系によくある、バトル中心で物語が進む雰囲気があるのだけは小さな不安要素。
バトル漫画は判り易くて気軽に楽しめる反面、ともすれば単調になりがちなので微妙な匙加減が要求されそうですが、その辺りはお手並み拝見というところでしょうね。
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