水上 悟志

今更ネタなのに、1巻の感想をnadegata先生が取り上げてくださっていて驚いた黒猫ですこんばんは。
…2巻は全編通して東雲半月さんの存在抜きには語れない1冊でした。
飄々としたそのキャラクター性、「人生に希望を持ち、笑顔でいられる事が大人である」と言う独自の大人論、そして突然の死…。
正直なところ、彼の死はあまりにも早すぎる気がしてなりませんが、おそらくは初登場時からこのタイミングでの死が織り込まれていたのでしょう。
では彼が何の為に登場したのかと言う部分が気になってくる訳ですが…。
目に見える範囲ではさみに対して古武術の流し技を残しましたし、おそらく夕日にも何らかの技を残したと思われます。
しかしそれ以上に彼が残したもの、それは生と死のリアルではないでしょうか。
ビスケットハンマーの遠景に象徴される終末への憧れ、そしてさみと夕日の誓いなど、主人公二人はどこか死や終末と言うものに対して必要以上にドラスティックなものを期待している気がしてなりません。
しかし、実際にはドラスティックでも美しいものでもなく、あっけなく終わる時には終わってしまいます。
東雲さんがそうであったように。
彼本人は最後の最後でようやく憧れの「正義の味方」となれた様ですが、それはあくまで彼自身が多幸感に包まれた状態で見た幻影であり、その場に居合わせた夕日にとっては、ただ気が付けば"ころりと死んでゐる"と言う現実しかありません。
本当にそれはあっけないもので。
そういうあっけなく終わるものだからこそ、彼の大人論は意味を持ってくるんじゃないかと思った。
しかし夕日たちがその辺どう理解したかは謎。
何せ彼らは真性の中二病であり、しかも自らが中二病である事を自覚しているという別の意味でのツワモノです。
開き直った中二病程恐ろしいものはありません。
更には東雲さんとの出会いの意味を考え直す暇もなく、彼の弟三日月が登場するのですが、これがまた夕日にどこか似ていると言われていただけあって、方向性の差はあれ重度の中二病キャラっぽい。
彼と夕日の出会いは更なる混沌の呼び水としか思えません。
まだ「魔法使い」とやらの正体はおろか、その影すら掴めていませんが、果たして物語の行く末は…。
と、かなり2巻目にしてなかなかヘビーな展開でしたが、劇中アニメ「魔法少女マジカル・マリー 」の存在が、作品としてのバランスをあまりダークゾーンに傾かせないバランサーとしての役割を果たしていたと思います。
と言うかあれ絶対魔法じゃないw
惑星のさみだれ・感想
1巻
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ウチの過疎ってるサブアカを知っておられるのにまず驚きました。これからも残業が少ない日などを見計らって紹介していきたいと思うのでよろしくお願いします。
「先生」という敬称は個人的に良く使っていたのでつい使ってしまいました。
スミマセン。
>ウチの過疎ってるサブアカを知っておられるのにまず驚きました
狼と香辛料の記事を取り上げていただいた時にサブの方を知りました。
過疎り具合に関しては限界集落レベルの当ブログの方が酷い(先々月までGoogle先生にすらハブられていましたorz)ですが、記事をチェックしてくだっていたのを知って凄く感動しましたよ。
お仕事大変だと思いますが、これからも色々な漫画を紹介してくださる事を期待しております。