2008年07月13日

神のみぞ知るセカイ 1巻 若木民喜 感想

神のみぞ知るセカイ 1 (1) (少年サンデーコミックス)
若木 民喜
4091214304




ああ、これは面白いな。

尊敬している360度の方針転換のこいん先生がイチオシしていたので、なかなか面白そうだと興味を持っていたのですが、まさに期待通りの面白さでございました。
こいん先生、あざーす。


漫画には珍しいラノベっぽい表紙が特徴的ですが、内容のほうも結構ラノベ的。
美少女ゲームに全身全霊を傾ける2Dの落とし神、通称「オタメガネ」の少年桂馬が、ある事情から3Dの女性攻略しなきゃならなくなるというもの。
読者の視点すらも巻き込む計算され尽くしたメタ構造はもう見事としか言い様がありません。
ラブコメ作品としての甘さと、メタ構造故の痛さが程好く半々になっていて、ただただ甘ったるいだけの作品ではなく、ビターなザッハトルテを髣髴とさせる味わいを醸し出しています。レベル高ぇー。

何と言っても、色々と強引な展開やエルシィさんの助力があるにせよ3Dだって攻略できるのに、それでも2Dマンセーな桂馬の倒錯ぶりが最高に愉快。
特に第一話の頃は倒錯している上に中二病ナルシストと言う重篤な症状になっていて、読んでて笑いが止まりませんでした。ただ、ナルな部分は回を追うに従って少なくなって行ったのはちょっと残念かも。
とは言え、2Dの為にはリアルの命すら惜しまないその姿、真の解脱とはかくの如しものなのかと海よりも深く山よりも大きく感動いたしました。
我が身も解脱せぬ様注意しなければ…。


1巻ではスポーツ少女の高原と、元セレブーの青山が攻略対象なんですが、すいません何をおいてもまずはエルシィさんを攻略したくて仕方ないんですが。理想の据え膳じゃないですか。
もう既に半分以上フラグが立っているのに、3Dだからと言う理由で据え膳を食わない桂馬にサムライの魂を見たw
いや、料理がアレだろうと、背中にホウキ形のRPG-7背負っていようと、彼女の萌え力(ちから)は極大。
お風呂場でのあんなドッキリイベントやられちゃったら自分ももちろん含む並の男ならもうどうなるか判ったもんじゃないでしょうJK。

やはり桂馬神色々な意味では偉大だ。
ケイマーアクバル。


ところであとがきを読んでて、20代後半のころ」と言うフレーズに引っかかりを感じたので調べてみたら、若木センセイ僕よりも年上だったんですね…。
最近の萌え文化は三十路が支えている様な気がしてきた。



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タグ:若木民喜
posted by 黒猫 at 18:18| Comment(0) | TrackBack(1) | 小学館 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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Excerpt:  恋は甘い花である。しかしそれをつむには、おそろしい断崖のはしまで行く勇気がなければならない。 〜スタンダール〜 まぁ、神のみぞ知るセカイの主人公“オタメガネ”桂馬にとっては現実における恋は甘い花では...
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