2008年07月10日

バトルガール 伊藤明弘 感想

バトルガール (リュウコミックス) (リュウコミックス)
伊藤 明弘
4199500693




生ける屍が闊歩する魔都と化した東京を舞台にしたバイオホラーアクション。

もともとは今は無き?Vシネマのコミカライズ作品という位置付けと、原稿の紛失と言う2重苦の為に長らく絶版となっていた作品です。昔伊藤先生のフアンになりたての頃にどこかの古書店で旧版見つけて買った筈なんですが、ちょっとどこに仕舞ったか思い出せないので改めて新装版を買いなおしました。
そういえばBLEN-303名義時代のエロ漫画単行本も行方不明だorz

で・・・。
原稿が存在しないと言うのに復刊と言う事は、おそらくは印刷物ソースでしょうかね。
そのせいか、記憶の中の旧版に比べると、全体的に線のかすれやトーンの潰れが見受けられて週刊雑誌の印刷レベルに見えます。
しかし、不思議な事にそうした線のかすれ、細部の潰れと言った本来ならネガティヴに働くはず要素が、この作品に限ってはそうでもない。全体的に白黒の陰影を強調したコマが多いのも関係しているのだと思われますけど、見慣れた東京が突如死人達の魔都と化すと言う非日常感、あるいは幽明の境とでも言うべき不確実さを効果的に演出していて、これはこれでアリだなあと。
もちろん信者フィルターかかりまくりんぐの意見ですけどね(笑)。


内容のほうはいつも変わらぬこの味、これが伊藤漫画・・・と言う感じ。要するに硝煙弾雨の世界です。
主人公の桐原慶子はもちろんとして、一般の生存者や果ては一部のゾンビに至るまで銃火器で武装していて、一度トリガーが引かれるとその後何ページかは飛び交う空薬莢が画面を埋め尽くす。
やっぱりこれですよね〜。
上記の様にもとがVシネなので複雑なプロットも無ければ尺も短いです。
個人的にはラスボスであるところの藤岡にはもっと常軌を逸した大暴れをして欲しかったのですが、まあこんなものか。

しかし排莢数だけは期待を裏切りませんねw
もちろん伊藤先生が大好きなミニガンも登場して嵐の様な掃射能力を遺憾なく発揮してくれます。
そういや中篇〜長編の伊藤漫画でミニガンが出てこない作品ってありましたっけ。ベル☆スタアではガットリングガンがミニガンの変わりに登場して、本来の連射速度を大きく超えた弾幕掃射をやっていましたし、余程多銃身が好きなんだろうなあ。
この調子でいつかノルデンフェルド砲も引っ張り出してきてくれる事を切に祈ります(笑)。




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タグ:伊藤明弘
posted by 黒猫 at 20:27 | Comment(0) | TrackBack(0) | 徳間書店 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする | edit
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