あさり よしとお

ああ、これは難解だなあ。
今回物語の中心になるのはオシリス。正確にはゲルダと融合したオシリスです。
破損したゲルダを生かすべく、同じく破損したオシリスと二個イチしたのは何となく判るんだけど、過剰なまでに醜く重装化されていくのは一体何のためなのか。
インガーは生きていて欲しかったと言うけど、それなら他にも方法があったと思うのですが・・・。
あるいは自らの因果ゆえに組織に狙われる身の上だからこそ、ゲルダにも自衛能力を持たそうとしてあの様な魔改造を施していたのか。
それとも科学者ゆえの深い業か。
いずれにせよ改造を施した当人はイシュタルと戦い、ゲルダと共に自爆して果てた訳ですから本当の事情を知る事はもう不可能。
8巻の感想でも使った言葉ですけど、語彙が乏しいので敢えて再び使い回しします。なんという後味の悪さ。
うーん、それにしてもこういう幕切れだと、オシリスが登場した意味と言うか、彼女が物語の中でどういうポジションにあったのかが良く判らなくなってきましたよ。
レミィやイシュタルには明快な役回りがあるのに・・・。
逆に言えばそうした立ち位置すらはっきりしないままに果てる悲運の役どころだったのかも知れませんが。
ともかく、この巻を持ってゲルダ&オシリス編は終了。いよいよ次は最終巻となります。
ゲルダ&オシリス編の陰に隠れがちでしたが、パパに対する反乱や行方知れずとなった長沼など気になる展開も進行中です。果たしてどんな結末を見せてくれるのか・・・?
噂では大半が書き直しとなり、連載時の最終話とは全然違う結末なんだそうですが。
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