2008年05月29日

金剛番長 1巻 鈴木央 感想

金剛番長 1 (1) (少年サンデーコミックス)
鈴木 央
409121293X


スジは通したぜ!!


なんというアクの強い漫画。
まるでチャンピオンで連載中かと思ってしまう位にアクが強いです。
確か作者の人は昔ジャンプで漫画描いてましたよね。当時の記憶とは随分絵のタッチが変わったと言うか、かなり良い意味で熱いタッチになったなあと。

主人公の金剛は落下してくる鉄骨の直撃に耐え、車を軽々と担ぎ、刃物で刺されてもダメージすら受けない超人ぶりですが、そこまで人類としては規格外なパワーを持ちながらも、決して力を濫用しません。
「23区計画」とやらの概要を聞く限り、金剛ならば充分に頂点の座を狙えるポテンシャルがあると思いますが、敢えて計画に参戦しない欲の無さ。
力に溺れず、力に驕らず、権力欲に無縁・・・まさに「23区計画」が目指す理想の純粋結晶とも言える存在であり、金剛石の様に特別な存在なのですが・・・。


しかしこの漫画、いわゆる番長漫画にカテゴライズしても良いのかどうかは悩ましいですね。
金剛のひたすら実直な性格や、強きを挫き弱きを助く(最近の不良マンガでは中二病とされ忌み嫌われている要素)行動は、確かにかつての番長漫画の正統な後継者として全く異論は無いですが、話が進むに従って登場するキワモノ番長や雑魚の投げ遣りなネーミングなどは完全にギャグ漫画の作法です。
ま、その辺あまり深く考えて読む作品でもないのは承知していますが。むしろ迸る漢気に失禁しながら読むのが正しい姿勢と見た。


おもしれえ・・・・・・!!
やっぱり金剛番長は最高だぜ・・・・・・!!


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まじもじるるも 1巻 渡辺航 感想

まじもじるるも 1 (1) (シリウスコミックス)
渡辺 航
4063731049



るるもの可愛らしさは異常!!


長門系の無表情キャラに分類されるんだと思うけど、長門よりは多少機微があるというか、まあ何と言うかとにかく可愛らしいのです。
なんだかんだと理屈を付けたい所ですが、言葉を重ねれば重ねるほどに陳腐で本来の魅力をスポイルする様な説明しか出来なくなりそうなので、ぶっちゃけ1行目の言葉が全てかと。


漫画としても、ひたすらハイテンションで空回りする柴木と、超ローションで回る事すらしないるるもの好対照がメリハリになっていて、すごくテンポがいいです。
そうかと思えば、イヴの話ではるるもがあのローテンションのままに鏡の前で一人芝居やっていたりというあまりに強烈過ぎる不意打ちが用意されていたりして、全く油断が出来ません。
くそう、何と言うスニーク・アタック。


それにしても柴木は魔法のチケットが自分の生命と直結していると知っても、女の子にモテるためならば躊躇なくチケットを使うとは漢ですな。
女の子をゲットする為なら生命を削る事すら厭わない・・・最近の軽佻浮薄な恋愛至上主義には辟易としているものの、ここまでやられるとただただ敬服の念です。
10代の青春真っ盛りな時期を、不名誉な仇名でもって女子から避けられる運命を背負わされた男の悲哀の物語とも言えなくもないですが。

もっとも、柴木を恋愛ヒエラルキーの最下層を落としているのは風紀委員のメガネに拠るところが大きいのですが、そのうちメガネをメインにした話も読んでみたいなあと希望してみます。



まじもじるるも・感想
2巻



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タグ:渡辺航
posted by 黒猫 at 09:05| Comment(2) | TrackBack(0) | 講談社 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする