2008年05月28日

ワッハマン 2巻 あさりよしとお 感想

ワッハマン 2 (2)
あさり よしとお
406315050X



ワッハマンを追うレミィと陸幕2課調査別室組。
謎の超古代兵器を巡って対立を深める両者・・・。


すいません。嘘です。
上みたいに書くと三つ巴の抗争劇みたいに感じられますが、実際は相変わらずのギャグ漫画。
銭湯でデパートの屋上で、銭湯で、酒屋で、微妙極まりない勝負が繰り広げられる訳ですが・・・。
ネットの評判では終盤の巻はシリアス展開らしいですが、今の状況からは全く想像できません。


さて、2巻に収録されている話の中で、昔読んだ時から気になっていたものがあります。
それは、12話の「かますのおじさん」
かますというと、僕みたいな瀬戸内海沿岸に住む人間にとっては真っ先に魚のかますが思い出される訳です。
癖の無い締まった白身で、焼き魚はもちろん、揚げ物料理にしても美味しいかますですが・・・なんでおじさんなの?

当時はネットなんて無かったので、魚とおじさんがどう繋がるか全く判らずにいたのですが、改めて調べてみるとかますというのは作者の故郷北海道ではズタ袋の事を指すんだそうです。
大きなズタ袋を提げたおじさん・・・つまり浮浪者のことだそうで。
袋の中身は生活道具一式な訳ですが、そんな事を知らない子供達から見ると一体何が入っているのか判らない不気味な袋。もしかするとあの袋に子供を詰めて拉致してしまうのかもしれない――という訳で、北海道のある地域では悪い子を諌める際に、「かますのおじさん」に連れて行かれるという脅し文句が使われていたそうです。
現代なら北朝鮮に連れて行かれるという感じですかね。

しかし、大きな袋を提げて浮浪生活をしていたワッハマンですが、14話ではボロくてもアパートに住んでいたので、まずは良かったと言うべきか。
これで犬猫に食料を奪われる心配しなくていいね(笑)。



ワッハマン・感想(完結)
1巻
3巻
4巻
5巻
6巻
7巻
8巻
9巻
10巻
11巻


★感想まとめ一覧は→こちら

←ランキングに協力していただければ明日への勇気が涌いてきます^-^;
posted by 黒猫 at 22:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 講談社 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ワッハマン 1巻 あさりよしとお 感想

ワッハマン 1 (1)
あさり よしとお
4063150429



10000年の昔、アトランティスで造られた超兵器が現代の日本に蘇り・・・ホームレスをやっていると言う漫画(笑)。


まだこの頃のあさり氏は現在の様な強烈な毒は吐いていないものの、独特の間の取り方やナンセンスなギャグといった作風はしっかりと確立されています。

序盤の数話は現代に蘇った超兵器ワッハマン(酔っ払いのオヤジにより命名)と、現代人とのどこかズレた関係をコミカルに描く展開ですが、6話から宿敵"パパ"(名称不明)と、彼の作った変形ロボットハンババも通称レミィが登場し、一応はこの物語の方向性らしきものが提示されます。
なおレミィは普段は幼女形態で、戦闘時にはマッスルボディの人型兵器に素早くトランスフォーム変形する訳ですが、この変形プロセスが2次元の嘘なんていう次元を軽く振り切って、4次元の世界に逝っちゃってます。
もう、Zガンダムの変形がどうのこうのというレベルじゃないですよあれは。


それにしても、10000年の時の流れはアトランティスを海の底に沈め、そういう国?がかつてこの地上に存在したという事すらも忘却させてしまった筈なのに、ワッハマンと、ワッハマンと戦った宿敵との因縁は今も生き続けていて、その不毛な感情だけが唯一、かつてアトランティスという国?が存在した証となっていると言う皮肉。
こういう部分はあさり漫画の真骨頂というべきところなんですよね。


作者近影に関しては・・・何も言うまいw



ワッハマン・感想(完結)

2巻
3巻
4巻
5巻
6巻
7巻
8巻
9巻
10巻
11巻



★感想まとめ一覧は→こちら

←ランキングに協力していただければ明日への勇気が涌いてきます^-^;
posted by 黒猫 at 19:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 講談社 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする