2008年05月13日

いばらの王 3巻 岩原裕二 感想

いばらの王 (3) (Beam comix)
岩原 裕二
4757717709



古城脱出劇として始まった本作品ですが、物語の折り返し点となる3巻に来て若干の迷走が。


まずは何はともあれ呪われた古城から抜け出すという大目標があって、各登場人物の身の上やCSCCの企みなどはあくまでその目標に色を添える程度のものとして進展した来たのに、それらが一気に逆転してしまいました。
いつの間にか城は絶海の孤島になっていて、脱出は絶望的。
物語は脱出劇から、バイオハザード調の探索劇へとシフトしていきます。

と、そんな感じで路線変更の気配が感じられるものの、眼鏡ヒロインよりも可愛いと一部で好評のティムが今回も頑張っていて、その愛くるしさだけで全てが許せてしまうから怖いw
というか、眼鏡ヒロインはあらゆる面で負の塊みたいなキャラになっていて、正直あまり魅力を感じないんですよ。
避けられない運命に対して覚悟を決めたキャサリンや、目的の為にはとことん足掻いて食い下がるマルコに比べると、あまりに場違いというか。
現時点では恐怖心と疑心暗鬼と悔恨の3つしか伝わってこない、ある意味画期的すぎるヒロインではあります。

それにしてもカエルのキングスライムはイカがなものか。
怖いと言うよりもひたすらシュール。
作品の世界観には合わない気もします。
もっとも、そんなカエルを倒したティム君の不気味な放火魔モードは、ある意味この作品世界にマッチしているかも知れません。


物語は混沌として、向かう先が見えなくなってきました。
伏線も大量に埋設されましたので、どういう形で回収されるか見守りたいと思います。



いばらの王・感想
1巻
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2008年05月12日

苺ましまろ 4巻 ばらスィー 感想

苺ましまろ 4 (4)
ばらスィー
4840229813



巻が進むに従ってシュールになって行くのはともかくも、千佳が美羽に対してものすごい勢いでバイオレンスになってしまったのが気になります。


今まで美羽を〆るのは伸恵の役どころでしたが、伸恵が美羽サイドに片足突っ込んでしまったぶん千佳にも苦労が回ってきたのか・・・。
もっとも、千佳はここのところ影が薄くなっていたし、どんなに〆られてもどうせ美羽だし、面白ければそれでいいか(笑)


そんな感じでキャラに若干の変化が認められたりもしますが、しかしこの漫画の本質は、やはりアナにあると言っても過言ではありません。
アナ様のアナ様によるアナ様のためだけの漫画なんです。異論は一切認めません。
要は犬アナが可愛くて可愛くて仕方ないって事ですね。
もっとアナの出番を増やすべきだと思う訳ですが、イカがなものか。


あとどうでも良いけど、先生たちがみんな異様に似ていて、一族にしか見えないんですがw
やっぱりムスカ似の5-2担任が好きかなあ。



苺ましまろ・感想
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2008年05月11日

明日のよいち! 3巻 みなもと悠 感想

明日のよいち! 3 (3) (少年チャンピオン・コミックス)
みなもと 悠
4253209653



斑鳩道場の強化合宿で赴いた島には、恐ろしい罠が待ち受けていた・・・のか?

つばさ達を雇って烏丸にぶつけてきた相手の正体が判明。
判明したものの・・・なんだこりゃ。
結局はすれ違いラブコメ方面に持っていくのは、作品のカラーとしてやむなしとは言え、あんだけ思わせぶりに引っ張っておいてこれはどうかと思ったり思わなかったり。

しかし鷺ノ宮兄妹の微妙極まりない掛け合いは面白かったですね。
特に妹左近の、ブラコンと毒舌の絶妙なブレンド加減がいい感じ。クソの役にも立たない兄のために文字通り一肌脱ぐとは、ある意味健気な妹です。


合宿編の次は夏祭り編。
おお、鷲津かっけえー。
若干暴走気味ではあるけど、もう少し相手の事も考えたれよと思うぶぶんもあるけど、奴の直球勝負な姿勢には男として好感が持てます。
そうなんだ恋は直球なんだ。鷺ノ宮右京(兄)みたいな姑息で回りくどいやり方じゃ駄目なんだ。
・・・とか、青臭い事を年甲斐も無く思ってしまいましたw
奴とあやめの行方は気になります・・・って、実は奴が一番フラグ立てているんじゃないか??


という訳で、3巻も面白かったんですが、そろそろオパイネタは飽きてきたと思うのは贅沢でしょうか。


明日のよいち!・感想
1巻
2巻
4巻


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触手姫 1巻 黒葉 感想

触手姫 1 (ヴァルキリーコミックス)
黒葉
4860324765




タイトルだけを見ると何やらエロい雰囲気が漂っていますが、内容は割と普通のファンタジーものです。
一応萌え漫画にカテゴライズされているのだとは思いますが・・・萌えとも何か違うような。
あ、前もってはっきりと言っておきますが、僕はこの漫画が好きです。
ですから、ここで書いている事は一見ネガティブに思える事もあるとは思いますけど、基本的には褒めていると理解してください。


まあ、何と言っても絵が萌え路線とは微妙にずれているんですよね。
特に賞金稼ぎのミヨちゃんなどは、いわゆる萌えにはかなり遠い位置にいますし、主人公のアルマンドにしても、戦闘シーンになると柴田ヨクサルのキャラかという位に(それは言いすぎ)険しい顔になりますし。でも、それがいい。

狙い澄ました萌え漫画は世に星の数あれど、ここまで狙わない漫画はまた珍しいのではないでしょうか。
もしくは狙っている先が斜め上方向なのか。
正直、このジャンルとしては特に独創的な部分がある訳ではないし、エロい訳でもありません。
しかし、独特の味があります。
その味とは絵柄であり、あまり色気を感じないヒロインである訳ですが、これを文章で伝えるのはちょっと難しいのが困り所。


気になる人は一度立ち読みでもして、肌に合いそうなら・・・というのが結論でしょうか。
アマゾンのレビューがそれを如実に物語っていて、萌え萌えエロエロを期待している人には合わないのが良く判ります。

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2008年05月09日

週刊少年チャンピオン 23号 感想





浦安鉄筋家族

フグオ料理うめぇぇぇ。
カルボナーラをフライパンで作るのって、結構手早さを要求されて慣れないとなかなか難しいんですよ。
それをあっさりやってのけるとは、侮れない。しかし鼻風船がチューインガムって、一体どこで噛んでいるのかすげえ気になる。

普段ボケッとしている奴やトロイ奴が、自分の好きな事に対してはハイパワーを発揮するのは良くありますよね。つーか自分自身そういうところがありすぎて困りますw



クローバー

登場人物が皆良い意味で個性的な顔立ちのせいか、読んでてとても心が落ち着く漫画な訳ですが、アフロ兄弟は名前まで素敵です。名は体を現すというか。
要するにそのまんま。
最後に登場した男が、アフロ達がイチゴを着け狙う原因となった人物でしょうか。



範馬刃牙

ピクルの打たれ強さは異常。
かなりクリーンに攻撃を喰らってもまったくダメージを受けた感じがしないので、最早打たれ強いというレベルを超えている気がしなくもありません。
そんなピクルが、花山に対して恐竜のイメージを見た。
動物的な勘が危険信号を発しているのでしょうか。



侵略!イカ娘

悟郎の家だけでなく、うちにも侵略しに来て欲しいゲソ。
悟郎がいても平気で家捜しするとはなんて恐ろしい子!家捜しして弱みを見つけるなんて、とっても姑息な手段で侵略を目論むイカちゃんが可愛いすぎます。
それにしても悟郎はヤンデレ好きなのか?



弱虫ペダル

最近はリアスポイラー付けた車あんまり見かけなくなった気がします。
それはともかく、今回見せた坂道のハイスピードぶりは、多分彼のポテンシャルのほんの片鱗でしか無いんだと思います。ただ、本気モードに入るためのスイッチが恐怖心だったというのは実にらしいというか何と言うか。



ナンバMG5

裏切りの一撃を受けても立ち上がった光一だが、見境無しに暴れるバーサーカーモードに突入。
げに恐ろしきは被害妄想。光一のためを想って止めに入ったやよいにまで拳を振り上げた時点で、もう越えてはいけない一線を越えてしまっている気がします。
復活した剛のリベンジなるか。



みつどもえ

ちょwwみつば哀れwwwwww
やっぱり普段やらないことをやるからこんな事になるんですよ。
それにしても嘘をつく際に真っ先に杉崎の名前が出てくる辺り、なんだかんだ言いながら意識してる証拠では無いかと愚考いたすのですがいかがなものか。
いつか杉崎とみつばの旅行編なんて真剣に見てみたい。



ギャンブルフィッシュ

偽者を使ってグリーンベレーの追跡を巻いた白鷺達。スタート直後から偽者と入れ替わっていたのなら、多分足跡でトラッキングされても偽者と気付かれる事は無いはず。シンプルながら手堅い策です。
それはいいとして、阿鼻谷センセイは果たして本当にホモサピエンスなのかどうか自信がなくなってきましたww
絶対妖怪の類だろうアレはwwww



聖闘士星矢 冥王神話

未だにネオイロスの形状が把握できません。と言うか、聖闘士って一応人間だと思っていたのですが、あのデタラメぶりを見る限りもっと別の何か良く判らんシロモノみたいですね。
テンマとエルシドの連携技で切り刻んでも平気な相手にどう立ち向かうのか。



パニッシャー

まだ話が飲み込めていません。
アルトとカッツはかな深り因縁があると見たがどうか。
この手のファンタジーものは舞台設定を把握できないと、物語の流れすら見えてこないのが途中参入組には辛いところ。
次回はアルととカッツのガチバトルみたいなので、そっちに期待しましょう。



ストライプブルー

八五郎が妙にカッコイイ。見た目的には思いっきり昭和の漫画に出てきそうな外見なんだけどさw
しかし相変わらず人間関係が複雑です。
相関図が描けるようになるのはいつの日か・・・。



ダイモンズ

何と言う悪趣味。
まるでFFのラスボスみたいなプログレスもアレですが、ヒロコの屍を触手プレイの果てに吸収してしまうとは気持ち悪い奴です。



サナギさん

落とし穴っても、誰も落とさないなら落とし穴とは言わないと思う。
というか、マナミさん、自分が撒いた種には甘いんだなw



LOOK UP!−上向いて行こうぜ!−

瞬間の攻防を描くのが本当に巧い漫画です。
それだけでなく流れに緩急があって、本当に試合を観戦しているような気分なります。
ところであのツインテールさんのビールネタはいいですね。飲みたいですねwwww



ドカベンスーパースターズ編

ダルビッシュが似てない件について。
いや、パラレル世界みたいなものですから、ああゆうダルもありなのかなあとも思いますが。
ダルの奮闘を前に、日ハムの打撃陣は盛り返す事が出来るのか。
まずは点を取らなければ。



D-ZOIC

まさにフリードは尋常ならざる熱さに焼けた石。
こういうエキセントリックなキャラ、好きですよ。

それにしてもヘイトの"おにいちゃん"はキモ過ぎる。
3次ロリコンは害悪。2次元ロリで我慢しなさいw



24のひとみ

今回はまたくだらないオヤジギャグから始まりましたね。
いや、ギャグにもなってないのか。
例の如く背景に小ネタが色々あって楽しい。しかし引きこもりの田部君にあの仕打ちは酷い。
あれじゃまた引き籠ってしまうんじゃないかと心配です。



悪徒 -ACT-

針塚の顔が変わったww

確かにああゆう武器は、武器そのものを抑えてしまえば無力。
でも、それは当の武器使いが一番承知している事でもあるんですよね。
針塚の接近戦用の技を見てバッヒェムBa339ナッターを連想したのは僕だけか?



マイティハート

虚弱体質で体育教師で巨乳好きで百合な北斗めら登場。
その正体は怪人メラクベータ。
かなり上位の怪人らしいけど、ヴォルケンはにも秘密で活動する理由が気になるところ。
そんでもって幼児化したMHをお持ち帰りしたいと思うのは健全な男子ならば当然の欲求だよね?



ANGEL VOICE

前半終了で2点差。
互いにチームメイトをなじって喧嘩を始める者、無気力化する者・・・。
ひどいなこれ。よくこんなんでチームやって来れたもんです。

そんな一同を鎮めたのが高畑の歌声。
なるほど、作品タイトルはこの事を指していたんですね。



覇道

バトル回ですね。
前回ヤギサワは変な台詞回しで笑わしてくれましたが、狭い構内で自在にバイクを操って武器にする辺り、実力もなかなかのものの模様。しかし勝負は根性で決まりそうな辺り、何と評していいのかww



ヤンキーフィギュア

セクシー王子もさくらさんを脱がしている時点でオタクじゃないのかと小一時間。
しかしあの催眠術師は一体何考えているんだか良く判らんです。
面白ければそれでいいという愉快犯系の人?

しかしセクシー王子のオパイはあれはあれでいい感じwww



鉄鍋のジャン!R 頂上作戦

なんだか煮え切らない決着です。
怪我しているなんて伏線、新規参入組には判りませんて。
しかし知ってて怪我している部分に一撃加えるとは、いくらジャンの暴走を止める為とは言え鬼ですな。



現代怪奇絵巻

うはは、バトル編すげー身に覚えあるぞ。
特にゾンビ。
内容が本筋からそれたので切ったけど、HOTDなんかまさにそんな感じでしたね。
入れ物編は・・・それはないw
強いて言うとダンボールキャタピラ位かなあ。
あれは前が見えないからこそ楽しいんですよ。
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2008年05月08日

ハヤテのごとく! 1巻 畑健二郎 感想

ハヤテのごとく! 1 (1)
畑 健二郎
4091272711



最初に断っておきますが、僕はこの漫画に対して"最近人気の執事漫画"と言う程度の知識しかありません。
後は、最近までアニメやってた事と、ナギお嬢様の中の人が釘だった事位か。

さて・・・。
おお、マリアさんってこういうキャラだったのか。
こういう実は最強キャラというのは、この手のジャンルには必須キャラではあれど、メイドさんが実は最強と言うのはあまり無いパターン。
容姿も言動も落ち着いていて、ぱっと見た感じ20代半ばに見えるけど、Wikiで調べたら17歳なんですか。うむむ。

ハヤテとナギの擦れ違い方はわざとらしいけども、ギャグ漫画であることを考慮すれば全然無問題。むしろこれ位の方が良い気がします。
ハヤテの超人ぶりはともかくも、ナギお嬢様もお嬢様のわりになかなかアグレッシブなのが良いですね。
特にマスク・ザ・マネーとか、SPを連れながらも突入?は単独で・・・という辺りが、ただ単にわがままなだけのお嬢様とは一線を画したものを感じます。

あとハヤテの女装とか、時代の空気を読みすぎる位に読んでいるのが感じられてすんばらしい。
いいよね、女装。
女装、いいよね。
クラウスさんでなくともトキメいてしまいますよw

うん。
特別飛びぬけて面白いと言う訳ではないですが、萌え漫画としてもシチュエーションコメディとしても手堅い感じで、安定感を感じます。
追いかけてみる事に決定。

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2008年05月07日

いばらの王 2巻 岩原裕二 感想

コミック いばらの王 2巻 (Beam comix)
岩原 裕二
4757715854



突然の事態に戸惑った生存者達ですが、ある程度落ち着いて周囲の状況に目が向きかけた彼らを襲ったのは、恐ろしい疑心暗鬼でした。
カプセルを開けたのは誰なのか、マルコの正体は、そして、そもそもメドゥーサとは・・・?


生存者7人組に初の犠牲者が出たり、割と人畜無害と思われた男が裏切って独走したり。
基本的にはベタかもしれませんけど、こういう展開好きです。
原因不明の奇病と思われていたメドゥーサにもなにやら大きな秘密がありそう。
果たして本当に人災なのでしょうか。


そして、警備室に残されていた大量の武器。
ボディアーマーにフリッツヘルメット、大口径拳銃にサブマシンガンにショットガン、更に手榴弾。
これらの武器はどう考えても"警備"には過ぎた代物です。
まるで城内の怪物たちと戦う事を想定していたかの様な物々しさ。
城がメドゥーサの研究施設だった事を含めて考えると、メドゥーサと怪物にはなんらかの関係があるのかも・・・?


それにしても(一応)主人公の筈のカスミの影が薄いのが気になります。
完全に巻き込まれ属性になっていますからねえ。
シズクに関する不吉な数々のイメージなど、この先に波乱の展開が待っている事を暗示している気はしますが。さて。



いばらの王・感想
1巻
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2008年05月06日

蒼天航路 3巻 李学仁 王欣太 感想

蒼天航路 (3) (モーニングKC (447))
李 学仁 王欣太
4063284476




僕が曹操と言う人物に対して持つイメージの中に、逃げ足の速さという要素があります。
逃げ足が速いと言うとやや語弊がありますから、正確に言い直すと「退き際の良さ」です。


3巻では曹操の退き際の良さが光りました。
タブーとされた党錮の禁を再調査するのみならず、皇族を囮にして叔父の仇を打とうとした蹇碩の策を看破、これら数々の十常侍の悪事を帝に上奏するに至るものの、霊帝の暗愚を見て取った曹操はそれ以上の弾劾は一切行いません。
十常侍による報復人事も敢えて受ける姿は、第三者から見る敗北を認めたかにも思えますし、ある意味事実上の敗北には違いないのですが、今意地を通したところで何ら得るものは無いと判断したら、あっさりと退き下がる。
負けは負けで素直に認め、通用しなかった手段にいつまでも執着しない事こそ覇王の資質なのかも知れません。


でもって、3巻におけるもう一つの大きな出来事と言うと、いよいよ劉備が登場した事ですね。
演義に登場する実直青年とはまた一味違う、侠の親分としての劉備がまた新鮮。
大人物なのか、それともただの天然電波なのか判然としない性格付けや、演義とは違って至って普通人な劉備の母親などなど、全くのパラレルワールドですが・・・だがそれがいい。
関羽と張飛も、関羽の方が劉備のデムパにびんびん反応したりと、従来のイメージとは全く違う蒼天世界。

着実に役者が揃いつつあります。
黄巾党もちらりと出てきましたし、いよいよ本格スタートか。



蒼天航路 2巻感想
蒼天航路 4巻感想
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ギャンブルフィッシュ GAMBLE FISH 1巻 青山広美 山根和俊 感想

GAMBLE FISH 1 (1) (少年チャンピオン・コミックス)
青山 広美 山根 和俊
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作品の持つ素敵オーラにやられて単行本買って来ました。


上から目線のエリートどもを頭脳戦(ギャンブル)で打ち負かすという、ある意味中二病的設定ではありますが、主人公杜夢自体が14歳中学二年生という事で、恐ろしく狙い澄ましたものを感じます。

と言うかね、この漫画の中二病はとても心地の良い中二病なんですよ。
昨今の漫画にありがちな、オサレでソツ無く纏ったタイプのものではなくて、濃い絵柄に過剰な演出、あらゆる意味で素敵オーラ全開の宿敵・・・現在の少年漫画がどこかに置き忘れてきた原初的な楽しさがぎゅっと凝縮されています。

初登場時から他を寄せ付けぬ圧倒的な存在感を放つ阿鼻谷センセイにしても、露出狂マジシャンにしても、ツッコミたいんだけどツッコめない。
作者が恐ろしく力を入れて描いているのが絵の情報量にまで表れていて、お笑いキャラだから適当でいいやという妥協感が一切ありません。それだけに安直なツッコミは失礼な気がしてしまうんですよね。
と言うか、顔のせいでつい笑いが先に立ってしまうけど、阿鼻谷先生の台詞には何気にうなづけるところも多い。
こんな魅力的な悪役、なかなかいませんよ。


あちこちのレビューを読む限り、2巻以降は更に盛り上がってくるとの事で、無茶苦茶楽しみです。
これぞ娯楽。これぞ少年漫画。
もっと売れてもいい作品だと思うんですがねえ。



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2008年05月03日

月の海のるあ 1巻 野上武志 感想

月の海のるあ 1巻 (1) (ヤングキングコミックス)
野上 武志
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これはまた随分ものものしいファンタジーですね。

詳しくは語られていませんが、舞台は架空の1960年代。
枢軸の敗北までは多分史実どうりなんだと思うけど、ヒトラー亡き後も第三帝国が存在していたり、大和級戦艦が健在だったりと、かなりパラレルです。

そんな60年代の南洋の楽園パラオを舞台に、月の姫君と呼ばれる正体不明の少女"るあ"を巡る争奪戦が・・・と思わせて、実体はすっぽんぽん漫画ですw
ま、この作者が昔描いていた戦車漫画も、悲壮感溢れる戦記と思わせて実体はレイプ漫画でしたからして、その辺の奇襲に対しては身構えていましたけどね。

それにしても、この作者の漫画しばらく読んでなかったうちに、何となく絵が変わった気がします。


で、もともと作者は戦車屋さんなのですが、この漫画は戦車ではなく飛行機が沢山登場します。
しかし、飛行機なのに妙にラインが直線的で、Ta152の胴体ラインがやたらゴツゴツしていたりする辺りに戦車屋の意地を見た気が(笑)。
つーか、Ta152を潜水空母の艦載機にする、しかも主翼の形状は高高度型のH型そのままで、ってどうよ。


その辺あまり気にならなくて、割と発育の良い裸が好きなら結構愉しめそうです。
僕は、細かい部分が気になる&ぺったんこスキーなので、そこまでは・・・と言う感じ。

しかし、るあの正体や、彼女が何故廃船となって放置されていたUボート内にいたのか、それ以前に何故パラオにUボートがあるのか、などなど気になる伏線は沢山ありますから、多分2巻も買うかも。


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