2008年05月31日

金剛番長 2巻 鈴木央 感想


金剛番長 2 (2) (少年サンデーコミックス)
鈴木 央
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この漫画って、Gガンダムっぽい気がしません?
番長同士が戦って、戦って、戦い抜いて、最期に残ったものが日本の覇権を手に入れる・・・と言う設定がかなりGっぽいと感じる訳ですが。
・・・となると、そのうち東方先生みたいな素敵なキャラが登場するかな?して欲しいな。


という訳で。
金剛番長2巻です。
すっかりバトル漫画と化した訳ですが、キワモノ臭全開の念仏番長や、幼稚な義侠心で後先考えず突っ走る剛力番長や、金剛番長の対極に位置する卑怯番町など、異常なまでにキャラ立ちした面々に眩暈すら感じます。
白薔薇番長はあまりにもアレでしたが。

念仏番長は番長本人よりも信者の皆さんが面白すぎて困ります。
台詞がクラウザー様の信者と同じなのが何とも。

剛力番長は、怪力お嬢様。
単純で幼稚な思考回路の持ち主なので、例えば化学工場の存在が近隣住民の生活環境を悪くしていたら、汚染や二次被害の事は全く考えずに破壊しに行くデンジャーガール。
原発のある県にだけは行かせてはならない要注意人物です(笑)。

卑怯番長は・・・もうその名の通りとしか言えない。
でもどうせなら「おれの名をいってみろー!!」の人並にはっちゃけて欲しかったかなと思ったり。
名前のインパクトの割に、行動のインパクトが足りないぞ。


頭を空っぽにして読むと実に愉快な漫画ですが、ただこのまま延々と番長バトルを続けていくと飽きてきそうな気がしなくもありません。キワモノネタは最初の印象が全てで、時間の経過と共に読み手も慣れてくるだけに持続性はあまり高くないという弱点があります。
最初の方で書いたGガンダムではないですが、何か物語の流れの潮目になる要素を設けてメリハリを付けてくれるといいかなあと思います。


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2008年05月30日

週刊少年チャンピオン 26号 感想

26号の表紙は、優良不良児漫画(何だそれは)クローバー。
この作者の絵はカッコイイですよね。

クローバー

不良漫画なのに、メインの登場人物はみんな良い子という一風変わった作品。
ケンカしてもイキがっても、あくまで自分達の世界の中で完結して、一般社会にまで持ち出さないのは立派。
しかし何と言うか、あの母君からどう捻ればイチゴが生まれるのか気になって仕方ありませんw


範馬刃牙

克己の立場無さワロタw
門下生正直すぎワロタww
地下闘技場に連れて来られた刃牙の態度や台詞が、初めて彼氏とホテルに来た女の子みたいでワロタwww
なんというラブコメwwww


元祖!浦安鉄筋家族

小鉄のそっくりさん(前号のアレではない)登場。
姿は似ていても性格は全くの正反対。流石に別人と気付けよ。
話の流れ上小鉄は殆ど登場しませんが、のり子がきっちりと代役を務めていました。


弱虫ペダル

自転車は相当カロリーを消耗するみたいですね。
最近ガソリン阿呆みたいに高いし、自転車導入しようかなあ。
ダイエットになるみたいだしww
実は同じ学校だった鳴子と部活動の事で話し合い、アニ研と自転車部の間で悩む小野田。
ロードレーサーとしての才能と、自転車に対して芽生えた強い関心はいいんだけど、オタの魂は忘れないで欲しいと思ったり。
作者が作者だけにその辺あんまり危惧してはいないのですけども。


侵略!イカ娘

イカちゃんの血液型・・・。
俗説的に言うと、Aは無いと思うw
まあしかし何ですね。運てのは不思議なもので、自分自身芸術的なまでに間が悪い人間なんですが、そのくせ悪運だけは人一倍強い・・・つまり、トラブルに遭遇しやすいけど、クリティカルな事態だけは際どくすり抜けるという微妙この上ない運気ですからね。
ともあれイカちゃんは不運そうに見えるけど、皆に愛されているんだから実は幸運かもよ?


ナンバMG5

光一編決着。
なんだか無理矢理力でねじ伏せたような展開でしたが、らしいと言えばらしいか。
力だけで支配者気取る奴は、それ以上の力が存在する事を教えない限り理解できないと思いますし。
光一の「負けた」と言う台詞が、単にケンカに負けたという意味だけではない事を祈ります。


ギャンブルフィッシュ

キタ――――――――――――!!!!!!

間違いなくチャンピオン最強の変態漫画。
絵面的には妖怪コンビすらも凌駕する、蛭子とレイノルズの限界変態バトル。
蛭子汁のインパクトもさることながら、蛭子汁に恍惚とするレイノルズにコーヒー吹いたwww
そして起死回生の秘密アイテム、更にはグリーンベレー格闘術48の必殺技
「48の〜」の台詞でまさかまさかと思わせて、次のページまるまる使って炸裂する筋肉バスター。
なんというカオス。
集英社とアメリカ大使館から抗議がきても知りませんよw


みつどもえ

携帯が欲しい長女。
パパにおねだりするものの、簡単には買ってもらえません。
そこで思いついたのが・・・と言う話。
オチそのものよりも、長女の決定的瞬間を逃す事無く茂みの中から携帯を突き出して撮影していた杉崎(だよね)に濡れたw
余程長女が好きなんだなww


聖闘士星矢 冥王神話

ようやくオネイロス戦に戻りました。
テンマではダメージを受けて完全体とは言えないオネイロスにすら対抗できない。
耶人とユズリハなる聖闘士も参戦するも、どう見ても時間稼ぎです。
いわば敵の侵略に対して、本命である米軍が太平洋を渡って駆けつけるまでの間を稼ぐ自衛隊みたいなもの。
シジフォスが本命としても、不気味な沈黙を続けるエルシドも気になるところ。


ヤンキーフィギュア

うはwwwwwなんという難易度の高い萌えwwwwwww
萌え部分に関しては上級者向け漫画認定しても良さそうな気がしてきましたww
内容そのものはいつも通りバカバカしい模範的ギャグ漫画です。


ANGEL VOICE

まさに値千金の1点。
この1点で完全に浮き足立つ美浜に対して、よりクレバーに引き締まる市蘭。
試合の大きな潮目になったのは間違いないです。
美浜の交代要員江崎は新たな潮目を作りだすのか?
見た目はヘナチョコっぽいんですが・・・。


パニッシャー

突然乱入の超人ワンダー。
強いのは良くわかったんですけど、物語として迷走してないかい?
特にワンダーの登場シーンだけで8ページも使っているのは頂けません。


悪徒-ACT-

落下してくる陽虎達を受け止めるだけのシーンに2P費やしてはいますが、それが単なる頁数稼ぎではなくある種の様式美になっているのが素晴らしいです。
針塚の背後関係については、中途参入組の僕には全く予想すら出来ない為ねただただ流れを見守るのみ。
高知は三下臭いくせに、変身が妙にサマになっているのは新鮮。


東京HocusPocus

読みきりなんだそうですが・・・。
絵は元気一杯な感じで割と好きかもしれませんが、女子制服のデザインはどうかと思うよ、うん。
90年代のエロゲじゃあるまいし、もう少し現実的な服のほうが落ち着いて読めると思います。


ドカベンスーパースターズ編

新居の隣のマンションにチームメイトが住んでいるってリアルに嫌じゃないですか?
しかし朝食に押しかけて来る殿馬とマドンナをあっさり受け入れた夏子さんは良い人だ。
どうでもいいけど所帯という言葉に反応してしまった山田がラブリー。


マイティハート

十市と舞島のデートは微笑ましい限り。
しかし舞島食う量がハンパ無いなあ。胸に栄養を吸い取られているからかも知れませぬな。
でもこれ、二人にとってはもう引き返せない道かも知れません。
メラクとの羨ましい修行はどうするんだ!


ダイモンズ

つまる所、人の心と無機物は支配できないという事でおK?
巨大マドハンドに対して木人ヒロコを盾にするかのようなプログレスはどこまで下衆なのか。
そのくせ更に変身した途端自信満々になったし。
新形態には何か秘密があるんですかね。


24のひとみ

教師を辞めてもなお健在なひとみ先生の悪ふざけ。
果たして今は一体何の仕事をしているんでしょうか。
しかしこんな人でも生きていけるんだから、立て籠もり犯もそう人生悲観しなくてもいいんじゃないですか?


D-ZOIC

ユタの自覚の無さは異常。
見事ランスに拉致されてしまったルルですが、完全に物語をややこしくするだけの役になってしまってます。
ルルを食料にしない理由や、咄嗟に矢から救った行動に、計算以外の理由があるのか無いのか・・・。


サナギさん

ミステリー・・・あまり読まないなあ。ラノベは別として、SFや冒険小説はよく読むんだけど。かろうじてミステリーに近いジャンルがハードボイルド位かな。
ミステリーを読まない理由に関しては・・・まあ機会があればそのうち。


ストライプブルー

駄目親父はともかく、海の抱え込んだ悩みや迷いは、人間が成長する上で多分必要な事だと思います。
他者の人生に思いを馳せられない輩は、流行の新自由主義体制なんかには親和性が高いと思うけど、所詮それだけの薄っぺらい奴でしかない訳で。
問題はタイミングが最悪な事ですが、きっと一回り大きな人間になって立ち直ると信じましょう。


LOOK UP! −上向いて行こうぜ!−

ゲロ漫画キター。
無敵看板娘以来かもしれませんね、ゲロ。
しかしサッカーのみならず、格闘シーンの描写は見事。
この漫画は絵的にも内容的にもモーメントの漫画ですね。変な勢いが付いたら止まらない。
だからオチも、この漫画らしくて妙に。納得してしまいましたw


覇道

義晴変わりすぎワロタwwww
あのメガネ小僧がどんな人生を送ればあんな極悪フェイスになるんでしょうか。
果たして彼にとってのこの10年、一体何があったのか。
しかしここに来て3巨頭集結とは、まるで物語の終末局面に向けて総括に入った感じですね。


鉄鍋のジャン!R 頂上作戦

今回はキリコの回鍋肉と言う事で、実に料理漫画らしい展開が続いてます。
しかし何ですな、僕はゴーヤだけは駄目なんですよ。
体に良いって事で夏はたまにゴーヤチャンプル作るけど、しかめ面しながら食ってます。
あの青臭い苦味だけは一生好きになれそうも無い。


現代怪奇絵巻

飛び出すアニメとか、一体いつの時代の話ですかw
最近の子供は存在自体知らないと思う。
それとチャンピオンの場合、切り抜いてスクラップしておかないと単行本が出ない漫画があるという都市伝説を耳にした事があるのですが・・・w
posted by 黒猫 at 22:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 週刊少年チャンピオン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月29日

金剛番長 1巻 鈴木央 感想

金剛番長 1 (1) (少年サンデーコミックス)
鈴木 央
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スジは通したぜ!!


なんというアクの強い漫画。
まるでチャンピオンで連載中かと思ってしまう位にアクが強いです。
確か作者の人は昔ジャンプで漫画描いてましたよね。当時の記憶とは随分絵のタッチが変わったと言うか、かなり良い意味で熱いタッチになったなあと。

主人公の金剛は落下してくる鉄骨の直撃に耐え、車を軽々と担ぎ、刃物で刺されてもダメージすら受けない超人ぶりですが、そこまで人類としては規格外なパワーを持ちながらも、決して力を濫用しません。
「23区計画」とやらの概要を聞く限り、金剛ならば充分に頂点の座を狙えるポテンシャルがあると思いますが、敢えて計画に参戦しない欲の無さ。
力に溺れず、力に驕らず、権力欲に無縁・・・まさに「23区計画」が目指す理想の純粋結晶とも言える存在であり、金剛石の様に特別な存在なのですが・・・。


しかしこの漫画、いわゆる番長漫画にカテゴライズしても良いのかどうかは悩ましいですね。
金剛のひたすら実直な性格や、強きを挫き弱きを助く(最近の不良マンガでは中二病とされ忌み嫌われている要素)行動は、確かにかつての番長漫画の正統な後継者として全く異論は無いですが、話が進むに従って登場するキワモノ番長や雑魚の投げ遣りなネーミングなどは完全にギャグ漫画の作法です。
ま、その辺あまり深く考えて読む作品でもないのは承知していますが。むしろ迸る漢気に失禁しながら読むのが正しい姿勢と見た。


おもしれえ・・・・・・!!
やっぱり金剛番長は最高だぜ・・・・・・!!


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まじもじるるも 1巻 渡辺航 感想

まじもじるるも 1 (1) (シリウスコミックス)
渡辺 航
4063731049



るるもの可愛らしさは異常!!


長門系の無表情キャラに分類されるんだと思うけど、長門よりは多少機微があるというか、まあ何と言うかとにかく可愛らしいのです。
なんだかんだと理屈を付けたい所ですが、言葉を重ねれば重ねるほどに陳腐で本来の魅力をスポイルする様な説明しか出来なくなりそうなので、ぶっちゃけ1行目の言葉が全てかと。


漫画としても、ひたすらハイテンションで空回りする柴木と、超ローションで回る事すらしないるるもの好対照がメリハリになっていて、すごくテンポがいいです。
そうかと思えば、イヴの話ではるるもがあのローテンションのままに鏡の前で一人芝居やっていたりというあまりに強烈過ぎる不意打ちが用意されていたりして、全く油断が出来ません。
くそう、何と言うスニーク・アタック。


それにしても柴木は魔法のチケットが自分の生命と直結していると知っても、女の子にモテるためならば躊躇なくチケットを使うとは漢ですな。
女の子をゲットする為なら生命を削る事すら厭わない・・・最近の軽佻浮薄な恋愛至上主義には辟易としているものの、ここまでやられるとただただ敬服の念です。
10代の青春真っ盛りな時期を、不名誉な仇名でもって女子から避けられる運命を背負わされた男の悲哀の物語とも言えなくもないですが。

もっとも、柴木を恋愛ヒエラルキーの最下層を落としているのは風紀委員のメガネに拠るところが大きいのですが、そのうちメガネをメインにした話も読んでみたいなあと希望してみます。


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2008年05月28日

ワッハマン 2巻 あさりよしとお 感想

ワッハマン 2 (2)
あさり よしとお
406315050X



ワッハマンを追うレミィと陸幕2課調査別室組。
謎の超古代兵器を巡って対立を深める両者・・・。


すいません。嘘です。
上みたいに書くと三つ巴の抗争劇みたいに感じられますが、実際は相変わらずのギャグ漫画。
銭湯でデパートの屋上で、銭湯で、酒屋で、微妙極まりない勝負が繰り広げられる訳ですが・・・。
ネットの評判では終盤の巻はシリアス展開らしいですが、今の状況からは全く想像できません。


さて、2巻に収録されている話の中で、昔読んだ時から気になっていたものがあります。
それは、12話の「かますのおじさん」
かますというと、僕みたいな瀬戸内海沿岸に住む人間にとっては真っ先に魚のかますが思い出される訳です。
癖の無い締まった白身で、焼き魚はもちろん、揚げ物料理にしても美味しいかますですが・・・なんでおじさんなの?

当時はネットなんて無かったので、魚とおじさんがどう繋がるか全く判らずにいたのですが、改めて調べてみるとかますというのは作者の故郷北海道ではズタ袋の事を指すんだそうです。
大きなズタ袋を提げたおじさん・・・つまり浮浪者のことだそうで。
袋の中身は生活道具一式な訳ですが、そんな事を知らない子供達から見ると一体何が入っているのか判らない不気味な袋。もしかするとあの袋に子供を詰めて拉致してしまうのかもしれない――という訳で、北海道のある地域では悪い子を諌める際に、「かますのおじさん」に連れて行かれるという脅し文句が使われていたそうです。
現代なら北朝鮮に連れて行かれるという感じですかね。

しかし、大きな袋を提げて浮浪生活をしていたワッハマンですが、14話ではボロくてもアパートに住んでいたので、まずは良かったと言うべきか。
これで犬猫に食料を奪われる心配しなくていいね(笑)。

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ワッハマン 1巻 あさりよしとお 感想

ワッハマン 1 (1)
あさり よしとお
4063150429



10000年の昔、アトランティスで造られた超兵器が現代の日本に蘇り・・・ホームレスをやっていると言う漫画(笑)。


まだこの頃のあさり氏は現在の様な強烈な毒は吐いていないものの、独特の間の取り方やナンセンスなギャグといった作風はしっかりと確立されています。

序盤の数話は現代に蘇った超兵器ワッハマン(酔っ払いのオヤジにより命名)と、現代人とのどこかズレた関係をコミカルに描く展開ですが、6話から宿敵"パパ"(名称不明)と、彼の作った変形ロボットハンババも通称レミィが登場し、一応はこの物語の方向性らしきものが提示されます。
なおレミィは普段は幼女形態で、戦闘時にはマッスルボディの人型兵器に素早くトランスフォーム変形する訳ですが、この変形プロセスが2次元の嘘なんていう次元を軽く振り切って、4次元の世界に逝っちゃってます。
もう、Zガンダムの変形がどうのこうのというレベルじゃないですよあれは。


それにしても、10000年の時の流れはアトランティスを海の底に沈め、そういう国?がかつてこの地上に存在したという事すらも忘却させてしまった筈なのに、ワッハマンと、ワッハマンと戦った宿敵との因縁は今も生き続けていて、その不毛な感情だけが唯一、かつてアトランティスという国?が存在した証となっていると言う皮肉。
こういう部分はあさり漫画の真骨頂というべきところなんですよね。


作者近影に関しては・・・何も言うまいw


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2008年05月27日

いばらの王 4巻 岩原裕二 感想

いばらの王 (4) (Beam comix)
岩原 裕二
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全6巻のうち4巻目という事で、物語もいよいよ後半戦。
メドゥーサの正体や今回の災厄の原因となった人物の登場などで、物語の舵取りは大きく変わってくる事になります。


あー。

うん。

・・・脱出劇のままでよかったのに。


メドゥーサが精神体である事や、それを利用しようとしたアイヴァンの存在までは、まあ良いんですよ。
物語のスパイスとしては、こういう設定は必要ですから。
ですが、ゼウスに関しては正直微妙。ラスボスにしては小物っぽいし、事態を引き起こした動機がただの愉快犯というのも釈然としません。
そしてそれ以上に、コイツが登場したせいで物語が完全にマルコとの因縁を中心に展開する方向へとシフトししまった件。
確かにマルコはミステリアスでいて、戦闘力も高いと言うことで、物語の中では色々便利な牽引役だとは思いますが、牽引役が主役を食っちまったというのは・・・ねえ。
どこかの種死じゃないんだから。

ただ、ゼウスがメドゥーサを実体化させる際に使用した「素体」やシズクが生きていた?件など、後半戦の大きな見せ場になりそうな伏線はしっかり埋設されていたっぽいので、そっちに期待と言う事でしょうか。


それにしても、前の巻で明らかになった様に城からの脱出は絶望的っぽいし、ゼウスの言葉が真実ならば災厄は世界規模で広がっているので外からの救援と言う線も微妙。
物語の結末が全く見えません。
余程の奇跡が起こらない限り全滅エンドとか、全員メドゥーサになりましたとか、そういう類の結末しか見えないのですが・・・。



いばらの王・感想
1巻
2巻
3巻
5巻
6巻



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2008年05月26日

ハヤテのごとく! 2巻 畑健二郎

ハヤテのごとく! 2 (2)
畑 健二郎
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新キャラ続々登場のハヤテ第2巻。
面子が増えて賑やかになるのは大いに結構な事ですが、あまり増えると名前と顔が一致しなくなりそうで怖いです。

今回登場するのは愛沢咲夜と鷺ノ宮伊澄、橘ワタルとそのお付の眼鏡メイドさん。
キャラ的には闊達で時にバイオレンシーな関西弁少女と、超マイペースな和風お嬢様とクソ生意気なガキという感じですね。
あとはナギの祖父、帝が登場しますが・・・これはどうでもいいか(笑)。


介護ロボットのリベンジやら藤原もうふ店(自家用)との限界バトルやら、相も変わらず好き勝手やっていますが、基本でもあるナギとのすれ違いラブコメ路線も忘れる事無く(笑)しっかりと描いてあるのに感心。
特にナギの許婚というワタルの存在は、今後の展開に大きく関わって来そうな気も。

それにしてもパッシングがバトル開始の合図って、昔そんなゲームあったような。
首都高バトルとか、そんなのでしたっけ。
あとスクゥエア(現スクエニ)の黒歴史、レーシングラグーンもパッシングでバトル開始でしたね。
つーか持ってるさレーシングラグーン(汗)。
何と言うか、ネタのチョイスの仕方が、オタクと一派人との際どい境界線上で綱渡りしている感じですね。
このバランス感覚も小気味良いと言えば良いのですが。さて。


余談ですが、おまけコーナーの題字は作者の母君が書いていると言う事をwiki見てて初めて知りました。
アニメの時のサブタイの背景のもそうらしいですが、何と言うか、こういう家族ぐるみで一つの作品を作り上げるのって何か良いですね。

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2008年05月25日

DARK QUEEN 1巻 松原あきら 感想

DARK QUEEN 1 (1) (マガジンZコミックス)
松原 あきら
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ノッカーズと呼ばれる特殊能力者を集めた犯罪組織ロッセリーニファミリーの新たなる「王」を決めるべく開催された『ロッセリーニ杯』。
それは複数の後継者候補同士が、「騎士」と呼ばれる自らの配下のノッカーズ能力者を戦わせ、最後まで勝ち残ったものが王の座を得ると言うもの。

組織の下っ端構成員で、ノッカーズ能力を持たない銀殺人は、後継者候補の一人、雫・ロッセリーニによって「騎士」に選ばれる事になるが・・・。


うー。

何だか色々な漫画やライトノベルから様々な要素を少しずつ拝借して組み上げましたという感じが強いです。
物語の設定部分もどこかあやふやな感じがして、どうにも地に足が付かない。
登場人物も結構定型タイプ(でもアレキサンダーは可愛いw)ですし、独自性というのは余りありません。


絵的にも、中途半端に癖があって、中途半端にプレーンなアニメ絵で、どっちつかずな印象。
でもまあ、絵柄そのものはいずれ慣れるものだからたいして気にはならないのですが、いかんせんバトル漫画なのにバトルシーンにあまり迫力が無いのが痛いです。
特に利根梨戦なんかは、やたらシーンが飛ぶ上にバトルにすらなっていません。

恐らく作者がバトルを端折ってでも描きたかったのであろう、利根梨と師匠との関係はベタながらも良い話だと思うけど、いつの間にか師匠は死んだ事になっていたのはどうかと。
こういうのを見ると、敢えてバトルシーンを端折ってまでやる意味があったんだろうかと思ってしまいます。


最後まで読んで感じたのは、まず結論(オチ)を考えて、それに逆算的に物語を合わせる形で描いているんじゃないかと言う事です。
結論部分に至る過程よりもまずは結論ありきというスタンスなので、過程部分をバッサリ切り落として結果だけを見せる構成になってしまっているんじゃないかなあ。
何せ一番面白かったのが番外編の温泉話という有様では・・・ねえ。
いや、貧乳菌は斬新すぎる新解釈でしたよ。そうか、貧乳は感染するのか。何て恐ろしいんだwww


なお、全体的に中二病っぽいスメルがかなりきついです。
青臭い程度なら心地良いのですが、この漫画のスメルは青臭さの上限をオーバーしておりますので、駄目な人は全く受け付けない恐れも。
要するに、あまりお勧めは出来ないと言う事で。


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2008年05月24日

ジョジョの奇妙な冒険 16巻 戦いの年季!の巻 荒木飛呂彦 感想

ジョジョの奇妙な冒険 (16) (ジャンプ・コミックス)
荒木 飛呂彦
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相手が勝ち誇ったとき そいつはすでに敗北している

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タグ:荒木飛呂彦
posted by 黒猫 at 23:30| Comment(0) | TrackBack(0) | ジョジョの奇妙な冒険 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする