平野 耕太

小便はすませたか?
神様にお祈りは?
部屋の隅でガタガタふるえて命ごいをする心の準備はOK?
巻末おまけ漫画でおなじみのルークとヤン兄弟が登場ですよ。
武装させたグール集団を引き連れて、ヘルシング本部を急襲ですよ。
最近の展開の遅さに比べたら、恐ろしいほどにテンポ良くストーリーが進行します。
ルークとヤンとの戦い、ヤンの残した「ミレニアム」と言う言葉から、彼らの背後を調査する展開、そしてヴァチカンとの腹の探り合い・・・。1冊の中にこれでもかと物語が凝縮されています。
それでいて、アーカードの術式拘束解除モードとか、ウォルターの実力とか、見せ場はしっかりと印象に残るよう描かれている。
この頃が一番面白かった・・・とか言ったら怒られますかね。
さて、本作品もう一人の主人公である、少佐がいよいよ登場しました。
とは言っても、今回はシルエットのみ。
しかし闘争にこだわった喋り方など、後のあの謳いあげる様に滔々と闘争の浪漫を語る片鱗が窺えます。
人間だか化け物だか良く判らない存在ではありますが、中盤以降の彼の存在感の大きさは異常。
今から本格登場が待ち遠しくて仕方ありません。
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