あさり よしとお

この人の漫画は大昔にカールビンソン読んで以来ですから、かれこれ10数年ぶりという事になります。
確か80年代のロリコンブーム?当時から第一線で活躍されているんですよね。
内容は・・・なかなかブラックな雰囲気で宜しいのではないでしょうかw
天使や悪魔が登場する(と言うか、それがメイン)だけに色々と宗教的なエッセンスが込められていますが、それさえも不謹慎なギャグにしてしまうとは流石。
主人公の鈴木六文も、その親父も完全に巻き込まれ型人間で、それほどキャラのインパクトは無いので置いておくとして、やはり際立つのは融通の利かない原理主義的な思想の恐ろしさ。
六文の、怠惰で駄目人間ではあるものの、特に害があるわけでもない親父を、7つの大罪を犯した神罰と称して斬殺した(猫になって生きてますが)天使ルミエルに比べ、悪魔達はその場その場の事情を優先するらしく、地獄がパンクするのを食い止めるためには人間界の浄化(清掃活動)だってやっちゃいます。
こうした結果オーライの考え方を見ると、ある面では悪魔の方が人間的と言うか、人間の方が悪魔的と言うか。ちょっと考えてしまいますね。
・・・とは言え、あんまり深く考えるタイプの漫画でもありませんし、気楽に不謹慎ギャグを楽しむのが一番良いかも知れません。
面白かったので続刊も読みます。
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