2008年01月19日

るくるく 4巻 あさりよしとお

るくるく 4 (4) (アフタヌーンKC)
あさり よしとお
4063211681



基本的にはいつもどおり、日常を淡々と描くもので、過剰な期待はしてはいけないんですが・・・4巻はちよっと今までと違う雰囲気が。

特に死を目前にした老スリと、ルミエルとの話はこれまでにないシリアス展開で、救済とは一体何なのだろうと考えてしまう一編でした。
また、各エピソードの随所に六文と父親の三文を巡るちよっとた行き違いを盛り込んで、家族ってなんだろうと考えさせる部分も。
いや、ちよっと親父さんが可哀想かなと思っちゃいました。
確かにロクデナシだけど、別に暴力とか振るうタイプじゃないですし。
なんだか歳のせいか、家族というテーマにはセンチメンタルな気分になってしまうなあ。

個人的にはどうしても上記のセンチな部分ばかりが印象に残った訳ですが、作者の趣味丸出しなマニュアル操作カメラ(ライカ?)のネタとか、暴力エクソシストとか、見所は色々あります。

・・・そういえばヨフィエルはほとんど出番無かったような。



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2008年01月17日

るくるく 3巻 あさりよしとお

lucu.jpg
るくるく 3 (3) (アフタヌーンKC)
あさり よしとお
4063211576



今まで別々に進行していた悪魔パートと天使パートが互いに関連して進み始めた第3巻。
ヨフィエルや、前の巻で登場した女性(仮名/ペロちゃん)の思わせぶりな台詞など、所帯じみただけのギャグ漫画ではないと一応の主張もなされております。
しかし、そうした大きな流れとは別に、ルミエルが六文と同じ学校に女生徒として転校して来たりとか、相変わらずそっち方面の文化をソツなく先取りしております。
南足は萌えオタの鑑ですね。いや本当に。

個人的にはペロちゃんを巡るヨフィエル様のツンデレ振りが良かったですかね。
せっかく登場したものの、これまではただのお邪魔キャラの位置に甘んじていただけに、こうした話でキャラクターに肉付けをしてくれると、物語の味わいも深くなります。
ただ新登場の逸窮はまだポジションが良く判りません。
南米で習得したと言う真の仏教がいかなる物かも披露せずじまいでしたし。
何でも打撃技と関節技が主体の仏教らしいですが・・・。
あと、るくちゃんの弱点?が明らかになったんですが、これがまたカワイイんですよ。
ふらりとする姿が反則的に萌えます(笑)。

3巻は毒気は薄味でしたが、相変わらずテンポの良いギャグで大いに楽しませてもらいました。



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2008年01月15日

ジョジョの奇妙な冒険 7巻 エイジャの赤石の巻 荒木飛呂彦

ジョジョの奇妙な冒険 (7) (ジャンプ・コミックス)
荒木 飛呂彦
4088510631



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タグ:荒木飛呂彦
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2008年01月14日

スコアブック〜小箱とたん作品集〜 小箱とたん

スコアブック~小箱とたん作品集~ (BLADE COMICS)
小箱とたん
4861274273


あなたの知らない小箱とたん!

スケッチブックの作風から、ゆるゆるとしたギャグを得意とする方だとばかり思っていたのですが、これはいい意味で裏切られました。
廃部寸前の野球部に現れた救世主、本間九州子が5人の仲間(動物)とともに甲子園を目指す青春スポ根漫画・・・でいいのかな。
とりあえず九州子は「甲子園」を「仔牛園」と勘違いしている訳ですけども。
作者が野球のルールを知らない(ちなみに僕も良く知らない)のに野球部漫画ってのもアレですけど、やってる事は牛に乗って暴れたり、中学時代所属していた「うし部」(詳細不明)の仲間や先輩と牛を賭けて勝負したりと無茶苦茶。
主役の九州子からしてスケブの根岸みたいな血圧高めキャラだけに、やたらテンション高いです。
スケブのイメージを引きずっていただけに何事かと思いました。
こけこかわいいよこけこ。スライムになってるけどww

ちなみに、一応巻末にスケッチブックの番外編が一本収録されています。あと巻末オマケ漫画はスケブと同じく涼風の二人。
しかしこの作者、変な生き物好きですよね。イノシシでかすぎるw

いやあ面白かった。大満足です。

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もやしもん 1巻 石川雅之

もやしもん―TALES OF AGRICULTURE (1) (イブニングKC (106))
石川 雅之
4063521060



先日予備知識なしでアニメ版を見たんですが、なかなか面白かったので原作買って来ました。
まあ、何と言うか、読んでたら無性にヨーグルトが食べたくなって来ましたよ(笑)
いや、冷蔵庫に常備しているんですけどね。
友人にその手の話ガ好きなのがいて、以前ヨーグルトの株を貰ったんです。
適当な容器に牛乳と一緒に入れておくだけで出来てしまうというシロモノで、カスピ海ヨーグルトとか言うものらしいです。

内容なんですけど、すごい人気漫画らしいから今更キャラ設定とか書く必要も無いですかね。
冷静に考えると実は怖い漫画なんですけど(特に潔癖症の方は要注意)、菌が恐ろしく可愛いので全て許せてしまうというか。デザイン的には典型的なゆるキャラ系で、はっきり言って反則的。
ちょんまげ可愛いよちょんまげww
で、面白かったのは、第一話は「もやしもん」と言うタイトルじゃなかった事ですか。
それどころか、正式に「もやしもん」と決まり、タイトルロゴも現在の物になったのは実に5話目。
リアルタイム連載を知らないからなんとも言えないんですけど、もしかして最初は読みきりで、以後不定期連載を繰り返しつつ現在の形に落ち着いて行ったとか?普通に連載していたらタイトル変更なんて無いですよねえ。

自称へそ曲がりで、人気作に対しては何かと辛口になる事が多い僕ですが、これは文句付けどころ無く面白い漫画でした。アニメも早く続きが見たいぞ。

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2008年01月12日

GA 芸術科アートデザインクラス 1巻 きゆづきさとこ

GA-芸術科アートデザインクラス 1 (1)
きゆづき さとこ
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アート科の女子高生達を主人公にした4コマ漫画。
絵は抜群にかわいく、かつ上手です。これだけは他の追随を一切許さないものがあります。
全体的にゆるい雰囲気ですが、一部ハイテンションなキャラもいて、メリハリは利いております。
感想としては・・・うーん、もう少しパンチが欲しいかな、と言うところ。
きゆづきさんの漫画は「棺担ぎのクロ」がお気に入りなんですけど、この人もともとギャグよりは若干ブラックな物語の方が向いていると思うんです。
なので、かわいい絵に反して内容は微妙に怖い方面に突き抜けているクロに比べると、何かもう一つ突き抜けていない感じがしますね。

例えば「スケッチブック」に比べると、技法や道具などの専門知識に頼ったネタが多く、ある程度予備知識がないと笑い所が掴み難い部分が目立つのが気になります。
あとキョージュこと雅とスケブの空閑先輩のキャラが微妙にカブっていたりとかしますし。
もっとも、スケブの場合はどんどん美術系のネタから逸脱して、自然児漫画と化しつつある訳ですが(笑)。

好きなキャラはやっぱりトモカネかなあ。ぱっと見男にしか見えない上に、一人称「俺」と、どこぞの腐女子のノリですけども、力技第一主義ってのが爽やかでよいです。
ティッシュを鉄板のように描く女。
絵は体を表すとは・・・それは事実だと思いますよ。漫画的にも、僕個人の経験的にも。

★棺担ぎのクロ感想

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2008年01月11日

まじしゃんず・あかでみい 榊一郎 BLADE

まじしゃんず・あかでみい
BLADE 榊 一郎
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ごめんなさい。一読しただけで、あっ、つまんないと思っちゃいました(汗)。

もちろん、こういう感想ブログの管理人として、つまんないと斬り捨てる態度は一番やっちゃいけない事と承知しています。
承知していますが・・・申し訳ない、僕の乏しい語彙では他に著し様がないんです。

原作がライトノベル作家の榊一郎さんと言う事ですが、この人に対する世間の評価も正直芳しくはありません。僕自身、別館でラノベ書評もやっておりますけども、そうした風評からなかなか榊作品に手が出ない状態です。捨てプリは面白かったという意見もあるので、関心はありますが。
しかし、この漫画の場合は原作がどうこうという次元の話ではなく、漫画として面白くないんです。
グダグダな展開、動きの感じられない絵、読みにくいコマ割り・・・。

現代にひっそり存在する魔術師の学校とか、設定はすごくありきたりな感じもしますけど、漫画、特にギャグ漫画の場合設定なんてさほど重要ではありません。
それは前回、前々回のエントリーで紹介した「るくるく」を見れば明らかな事で、天使vs悪魔や、押しかけ美少女なんてテーマは既に手垢が付きすぎて、手垢だけで250o厚、1000メートルの距離からの122o砲弾の直撃すら弾ける位のレベルに至っております。
しかし、それらの要素を踏襲し、そこに若干の諧謔味を加えただけなのに、あんなに面白い漫画として仕上がっているのは、すっきりとした絵や読み易いコマ割り・・・何を描きたいか、何を見て笑って欲しいのかがすぐに伝わってくる構成にあると思うんですよ。

そういう視点でこの漫画を見ると、ロリっぽいキャラ可愛いっしょ?ケモノ耳可愛いっしょ?と言った萌え方面の匂いしか感じられず、漫画として肝心のギャグは添え物程度。
それなら別に漫画じゃなくて萌えイラストでいいじゃん・・・としか思えなくって。

残念ながら僕の読みたい漫画ではありませんでした。

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タグ:榊一郎 Blade
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るくるく 2巻 あさりよしとお

るくるく 2 (2) (アフタヌーンKC)
あさり よしとお
4063211495



黄色い店でひとまず4巻まで買って来ているので、引き続き2巻です。

悪魔と天使の騒動に巻き込まれた六文ですが、今度はそれを引き金にして人間たち・・・まあ六文の友達や幼馴染なんですが、そうした濃い面々にも揉まれる羽目に。
特にいつも爽やかな笑みで、やることは極めて変質者の南足が素敵すぐるww
ルミエルが拾われた寺の和尚よりも変態だと思うんだけど、天使長ヨフィエルを見る限りでは和尚のほうが上らしい。
と言う事はあの和尚にはまだまだ秘められた恐るべき邪念が・・・?

2巻も見所は多いんですけど、特に必見は怪しい枝豆を食べてトリップしたルミエルの「やはうえさま――」と、空から落ちてきた謎の裸女でしょうか。
前者は俗に言う一休さんへのインスパイヤですね。後者はまあ、現時点ではただのお色気シーンでしかないんですけど、この女性の正体が物凄く気になる所ではあります。
瑠玖羽が悪魔の超大物だけに、案外この女性も天使の大物だったり・・・はしないか。

毒気とほのぼのとお色気が絶妙にブレンドされているのは、いつもどおり。
派手さは無くても安定して読める作品を描く作者ですよね。
ちなみに数は髪をおろした姿の方が可愛いと思うんだがいかがなものか。


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2008年01月09日

るくるく 1巻 あさりよしとお 感想

るくるく 1 (1) (アフタヌーンKC)
あさり よしとお
4063211452



この人の漫画は大昔にカールビンソン読んで以来ですから、かれこれ10数年ぶりという事になります。
確か80年代のロリコンブーム?当時から第一線で活躍されているんですよね。

内容は・・・なかなかブラックな雰囲気で宜しいのではないでしょうかw
天使や悪魔が登場する(と言うか、それがメイン)だけに色々と宗教的なエッセンスが込められていますが、それさえも不謹慎なギャグにしてしまうとは流石。
主人公の鈴木六文も、その親父も完全に巻き込まれ型人間で、それほどキャラのインパクトは無いので置いておくとして、やはり際立つのは融通の利かない原理主義的な思想の恐ろしさ。
六文の、怠惰で駄目人間ではあるものの、特に害があるわけでもない親父を、7つの大罪を犯した神罰と称して斬殺した(猫になって生きてますが)天使ルミエルに比べ、悪魔達はその場その場の事情を優先するらしく、地獄がパンクするのを食い止めるためには人間界の浄化(清掃活動)だってやっちゃいます。
こうした結果オーライの考え方を見ると、ある面では悪魔の方が人間的と言うか、人間の方が悪魔的と言うか。ちょっと考えてしまいますね。

・・・とは言え、あんまり深く考えるタイプの漫画でもありませんし、気楽に不謹慎ギャグを楽しむのが一番良いかも知れません。
面白かったので続刊も読みます。



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2008年01月07日

新旭日の艦隊 14巻 沸騰!北極海 飯島祐輔

新旭日の艦隊―コミック (14)
荒巻 義雄 飯島 祐輔
4124105533


ゲシュペンストとの潜水艦勝負決着編。

ヒトラーのクローンが操る新型艦ゲシュペンストは、脳波コントロールによって1人で操縦できる、潜水艦と言うよりはモビルアーマーみたいな奴です。可動式のフィンで水中ドリフトも可能ですし、いわゆる潜水艦の定義を大きく逸脱してますね(笑)。
ここまで無茶をやるくせに、クローンはというとまだ子供。MAは作れても、オリジナルと同じ年齢、外見のクローンを作るほどの技術はまだ無いようです。

で・・・どうも日本武尊は潜水艦戦は苦手なのか、亜由美のインチキ超能力で何とか勝ったものの、今回も相当際どく追い込まれました。
潜水艦と戦艦の合いの子である日本武尊には、純粋な潜水艦程の水中性能は無いと言う事ですかね。
さすがに原子炉搭載艦をレールガンで打ちまくるのはあらゆる意味においてデンジャラスだとは思いましたがね。そういえば以前もアメリカに対する核テロの話で、核弾頭を素手で触ってましたし、もしかして作者の飯島氏は被爆なんてサヨクの捏造!とか言うタイプの人なんでしょうかw

・・・と、色々ツッコミはありますけど、バトル漫画としてはなかなかヒネリのある展開で面白かった。
惜しむらくは前の巻で思わせぶりに出て来た「回転寿司」には特に深い意味は無かった事でしょうか。うどんの一件もあったので期待していたのに(笑)。

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タグ:飯島祐輔
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