2007年12月31日

機動戦士ガンダムさん さいしょの巻 大和田秀樹

機動戦士ガンダムさん さいしょの巻
大和田 秀樹 矢立 肇 富野 由悠季
4047137502



初代の機動戦士ガンダム(ファーストとは呼びません。何故ならそんな正式タイトルのガンダムは存在しないから)のシャアとララアを使った掛け合い漫才系4コマですね。
ガンダムのネタがふんだんに使われていて、懐かしいといえば懐かしいんですが・・・大和田さん、何かパワーダウンしていませんか?

いや、僕はガンダムの漫画だから・・・ではなく、大和田さんだから・・・と言う事でこの本を手に取った訳ですけど、正直なところ僕の求める大和田さんではなかったなと。
まあ、ぶっちゃけ大和田さんのギャグって、特に捻ったものではないですよね。
むしろ予定調和的と言うか、例えば大魔法峠シリーズならば、最後は肉体言語が炸裂と言うパターンです。
要はオチが最初から見えている訳で、しかもそのオチ自体そこまで面白い訳ではない。
しかし、この人のギャグの真髄はオチではなく、オチに至る過程のカオスぶりにあると思います。
笑いが最後にまとめてやって来るのではなく、波状攻撃状に連続してやってくる。
しかし、これを4コマにしてしまうと、一番の見せ場である中途過程のカオス展開が完全にスポイルされてしまい・・・(以下略)。

完全に作風と形式のミスマッチです。
残念残念。

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2007年12月30日

おとぎ奉り 10巻 井上淳哉

おとぎ奉り10 初回限定版 (GUM COMICS)
井上淳哉
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10巻は、引き続き飛奴羅(ひどら)とのバトルの続きです。
まずは神器使いの前座として、自衛隊による攻撃から。前の巻では87式の25ミリ機関砲がそれなりに効いていたものの、飛奴羅はどんどん巨大化して強力になり、とうとう1000メートルの距離からの120ミリ砲すらあまり効果が無い状態に。
更には自衛隊には全部で13機しかないというアパッチまで投入しますが、次々と墜とされるばかり。
1機200億以上もするのに。

宮古野市街地に入られてからは、戦車やヘリで攻撃は出来ないので妖介達にバトンタッチ。
これまでの眷属との戦いで培われたノウハウをフル活用して何とか撃破するも、最後の一瞬で飛奴羅の首のみが六条神社に辿り着き、遂に六条重臣の封印は解かれる・・・。

10巻の巻末には重臣が何故眷属を生み出し、封印されるに至ったかを描いたエピソードが収録されておりますが、一言で言えばお家騒動。
実の弟に家臣を含めた一族郎党を惨殺され、重臣のみ海神島に流刑された事が原因でした。
怨念の権化と化した重臣は眷属を生み出して宮古野を騒乱に落とし入れる。一方弟の一臣は、六条家に伝わる奥義でもって四神を召喚し、神器の力で眷属に対抗。
これが眷属と神器使いとの戦いの始まりです。ちなみに、8、9巻と登場した神護一族も、元は人間で重臣の家臣だった模様。

遂にラスボス復活と言う事で、最終決戦突入の模様です。
重臣との戦いもさることながら、蝦夷さんが奉った「もう一つのもの」とか、妖介の本命星供の矢も気になりますし、何よりも果たして潤子は救われるのか?と言うのが最大の関心事。
このまま記憶をなくしたままとかだったらイヤン。

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2007年12月29日

はやて×ブレード 1巻 林家志弦




はやて×ブレード 1 (1) (電撃コミックス)
林家 志弦
484022739X


学園チャンバラアクション百合風味・・・という感じですか。
この作者の方の漫画は初めてですが、Wikiによると80年代後半から絵の仕事をされているらしいベテランの方の様です。それだけに絵的には非常に手馴れた感じですね。
線は少なめで、パースを多用した躍動感のある構図が印象的といいましょうか。

舞台は、チャンバラで相手倒して「星」を集めると願いがかなえてもらえる奇天烈な女子校。
主人公はやては、自分が育った施設の借金返済という目的の為に「星奪り」に参加する・・・というのが簡単なストーリー。
ただ、この「星奪り」には色々と決まりがあって、何時でも何処でも仕掛けられるものではありません。参加するにはパートナーが必要だったり、役割分担が厳密に決められていたり、時間制限があったり・・・etc。
特にこのパートナーが必要と言う辺りが百合臭を発しております。
ちなみに僕はあまり百合では萌えません。別に嫌いと言う訳ではないけど、好んでそういう作品を見る程でもない。

第一巻の感想としては、絵は上手いし、主人公はやての馬鹿さ加減もいい感じだし、登場する女の子達が皆さん背が高い(と言っても160台だけど)しで、基本的には好印象。
キャラ的にははやての同室になるもかちゃんがいいですね。
喋り方が関西弁ではなく、中四国弁というのがマニアックで素敵(笑)。
苗字が吉備なので岡山弁なのかな?瀬戸内沿岸地域は何処も似たような言葉なのであんまり自信ないけど。
ただその一方でストーリー的には特に目新しさが無く、良いとも悪いとも言えない。
ま、1巻はキャラの顔見世みたいな物ですから、今後に期待という事で。

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2007年12月28日

おとぎ奉り 9巻 井上淳哉

おとぎ奉り 9 (9) (GUM COMICS)
井上 淳哉
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作者の公式サイトによると、12巻で完結という事で、すっかりクライマックスに向けた超展開続きのおとぎ奉りです。
まずは前巻からの続きで、神護一族との戦い。
頭領が意外にあっさり片付いたのは拍子抜けでしたね。神護一族の解説頁に、4兄弟の力が頭領を凌ぎ〜とか書かれていて笑った。それで良いのか頭領。どんな特殊能力を持っているのか期待してしまったじゃないかw

で・・・気になるのは前巻で眷属を撥ね殺した列車に乗っていた潤子です。
もしかして最悪の事態が、と構えていたのですが、さすがに強制退場は無かった。
ただし、事故の衝撃であらゆる記憶をごっそり失っていて、以前の記憶が戻るには数年位かかるとか。
その一方で、自らの命を朱雀に奉った妖介に残された時間は2週間。
物語のお約束として、奉った命が帰って来たとしても、これでは潤子フラグは絶望的かもしれません。
一番まともな女の子だったので期待していたんだけどな。

後半は最後の眷属「飛奴羅」が登場。
ティラノサウルスを更に大型化させ、火を吐く様にした怪獣系眷属です。大きさ的にはこれまでで最大級かも。更に、死んだ筈の秋雀も執拗に妖介を付け狙っており、かなりのカオス展開。
果たして、妖介が新たに得た「本命星供の矢」とは何なのかも気になるところ。
いかん、面白すぎる。

ちなみに初登場した回では「飛双羅」と書かれていましたが、次の回で「飛奴羅」になっていたので「奴」が正しいのでしょう。

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2007年12月26日

ジョジョの奇妙な冒険 5巻 最後の波紋!の巻 荒木飛呂彦

ジョジョの奇妙な冒険 (5)
荒木 飛呂彦
4088511301



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2007年12月25日

おとぎ奉り 8巻 井上淳哉

おとぎ奉り (8)
井上 淳哉
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この巻からは派手な展開を目指したと言うだけあって、眷属もこれまでの怪物系から一気にモデルチェンジ。
5人一組の人間型で、巨大な柳刃包丁を振り回す怪人、陰陽術使い、鬼の様な大男、ハービーの様な半妖女、そして恐らくは絵馬本体であろう怪しい老人・・・となっています。
本能に従って襲ってくる怪物型に比べると外見のインパクトはありませんが、人型だけあって知能も人に準じるものになり、これまで以上に扱いにくい相手です。
神器使いもバラバラに分断され、チームとして戦わせてもらえない。次々と傷つき倒れてゆく仲間たち・・・。

物凄い超展開ですねこれは。
一応は眷属を着実に倒してはいるけど、蝦夷も健二もダメージは大きく、戦列復帰は当分無理っぽい。
今回の相手を全て倒したとしても、これでは次なる眷属に対抗できるのでしょうか。

そして、妖介を巡る恋模様の方も転換点。
前の巻で一応戦列復帰したとは言え、よもぎはどうにも勘違いぶりが激しくて真のヒロインにはまだまだなれそうもありません。
対してここ最近急に存在感を増したのが潤子ですが・・・もしかして死亡フラグですか?
いやいや、それは無い・・・よね?
無いと思いたい。
ここに来て退場なんて、ありえないでしょそれは。
次の巻読むのが怖いなあ。

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2007年12月24日

新旭日の艦隊 13巻 モスクワ消滅作戦 飯島祐輔



今回は事実上の2本立て。
前半は自由ドイツ軍に寝返ったモスクワ方面軍に対する核攻撃を阻止する話。
後半はヒトラーのクローン(少年)の操る新型潜水艦と日本武尊とのバトル。
前回のドンナー戦で一気にテンションが盛り上がった訳ですが、今回もそのテンションは維持したままに進行します。
前半の核攻撃阻止編には正義や平和と言ったお題目はありますが、そんなに気になる程のものでは無いでしょう。原作が原作なのでそういう要素をカットする訳にはいかないですし。
そんな事よりも、漢の浪漫であるところの超巨大爆撃機に萌えるのが正しい楽しみ方。
AAMを3発喰らってもびくともしない辺り、大艦巨砲漫画家の意地を感じますね。
明らかに航空機の限界を超えているw

後半はというと、まずは米軍の新型潜水艦サラトガと、ドイツの新型艦ゲシュペンストとのバトルから。サラトガはレヴィアタンを参考に作られた強力な艦ですが、ゲシュペンストは更に一歩進んだ思考制御システムと、新機軸の推進制御装置を搭載したインチキ兵器。
思考制御とは脳波で艦をコントロールするシステムらしく、これのおかげで乗組員は1人で済むそうです。1人と言う事は、長期の航海になると、食事は自分で作らなきゃ不味いレーションしか食うものが無いし、怪我や病気になった時も軍医はいないと言う事で、中の人も実に大変なシステムです。
まあ、その辺は考えちゃ駄目ですがw

それはともかく、未知の推進制御システムでサラトガを圧倒。
この機動力は日本武尊を大きく凌ぐものです。確かレヴィアタン戦は日本武尊の実質的敗北だった訳ですが、果たしてこの難敵にどう立ち向かうのか。そして回転寿司の謎は・・・次巻に続くですね。
終盤に向けた伏線も着実に張られつつありますし、確実に面白くなって来てます。


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2007年12月23日

ひぐらしのなく頃に 鬼隠し編 1巻 鈴羅木かりん 竜騎士07

ひぐらしのなく頃に 鬼隠し編(1) (ガンガンコミックス)
竜騎士07 鈴羅木 かりん
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アニメが無事完結したので、今度は漫画で雛見沢連続怪死事件を振り返って見ます。
ちなみに本館の方のアニメ感想でも書いてますが、全ての原因は雛見沢症候群という奇病と、それを利用しようとした「東京」の陰謀だったと言うオチは、個人的にはあんまり良いオチとは思ってません。特に序盤のオカルト的な展開にドキドキしただけに、あの終盤は尻すぼみ的に思えて。
なお、ゲームはやってません。

さて、漫画版ですが、ゲームを知らないのでなんとも言えない部分はありますが、アニメで見た流れと同じですね。ただ、レナや魅音の不審な態度部分はアニメの方が上手く描けていた気がします。
アニメ1期は作画が今ひとつの上に、原作をかなり端折っているらしいのですが、演出は上手でした。
特に鬼隠し編は誰のものか判らない視点を随所に入れることで、視聴者を不安にさせる効果が上手く使われていたのですが、漫画版はほぼ圭一視点で語られているため、地に足のつかない不安感というのはあまりありません。絵的にも萌え方面を強調しすぎて、怖さが今ひとつ足りないような。

1編2巻組みというのが漫画版の基本スタイルだそうですが、これはアニメ以上に端折られる部分が出てきそうな気もします。
まあ、僕個人としてはトラウマになった「針入りおはぎ」が出てくればそれで満足なんですけどね(笑)。実はタバスコだったなんてオチはナシの方向で。

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2007年12月22日

デトロイト・メタル・シティ 2巻 若杉公徳

デトロイト・メタル・シティ 2 (2) (ジェッツコミックス)
若杉 公徳
4592143523



ロッカーたるもの敵が多くなければ本物とは言えないのかどうかは良く知りませんが、2巻目にして早速敵がゾロゾロと。1巻でもジャック・イル・ダークとのバトル?はありましたが。
今回DMCに喧嘩を売ってきたのは、反男性社会パンクバンド「金玉ガールズ」と、フロムニューヨークシティなギャングスタラッパーの鬼刃。

まあ・・・なんと言うか、金玉ガールズの歌詞頭悪すぎ(笑)。
DMCのSATSUGAIをパロっているとは言え、「キョセイせよ キョセイせよ」ってw
うん、でも金玉ガールズのボーカルは結構好きなタイプかもw
シドをネタにするのは怖い物知らずと言うか、熱心なファンに何されても知らないぞーって感じだけど、確かシド本人もステージの上での姿と、楽屋やプライベートでの姿は結構違っていたらしいからなあ。・・・だから根岸に憑依したのかもしれない(笑)
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鬼刃の方はというと、韻を踏むと言えばそれっぽく聞こえるが、要はダジャレ大王ですな。
しかもピザ。ラザニアみたいなのばっか食ってるからそんな体形になるんだよww
ちなみに鬼刃の正体ですが、実は根岸の子供の頃の友達。
当時からピザ体形の上に、女子にブタと言われてイジメられていたそうです。
・・・まあ、コワモテ系のアーティストや芸能人には、たまにそういうエピソードを持っている人いますからね。最近の芸人に至っては(以下略)。

という訳で今回も抜群に面白かった。
笑死にさせる気かと真剣に思いましたよ。悪魔玉強力すぎwwwwwwww

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2007年12月21日

おとぎ奉り 7巻 井上淳哉

おとぎ奉り (7)
井上 淳哉
4847035410



さて、だんだんよもぎが好きになれなくなって来ているおとぎ奉りです。
鈍感すぎるだろうあれは。
彼氏が突然別れ話を出した理由も今ひとつはっきりしないんだけど、どうにもこの煮え切らない感情が、傍目から見るとイライラを募らせるんです。
むしろアタック一本の林檎や、絶妙のツンデレぶりの潤子の方が遥かに好印象。ほら、何せ僕、髪の長いタイプの女性はあんまり好きじゃないし(死滅)。

さて、今回の眷属は錦大鯰というナマズと山椒魚を足して2で割ったような奴で、地下に潜んで局地的な大地震を発生させる恐ろしい奴です。
地下と言うと以前登場した夜叉鰐を思い出しますが、夜叉鰐に比べると動きはスローモー。
しかし破壊範囲は大きく、地下深くにいるから防御も完璧に近い。
こんな奴どうやって倒すって、以前習得した物質を貫通する矢で狙い打つ訳ですが、当然地上からは姿が見えない。しかし見鬼の力があるよもぎになら正確な位置を知る事が出来るので、妖介が放った矢をよもぎが誘導――という筋書き。
正確に誘導する為には二人の呼吸があっていないといけないが、現在二人は色々気まずい状態で・・・というのもお約束どおり。むしろこの部分がメインで、そういう意味では今回の眷属はよもぎがヒロインの座に復帰する為の噛ませ犬と言ってもいいでしょう。
別に復帰しないくてもいいのに(汗)。

なお、錦大鯰の登場の仕方がよもぎの感情の起伏にシンクロしていたので、最初はよもぎの心の中のモヤモヤした想いが眷属を呼び寄せたのかと思っていましたが、どうやらただの偶然だった様です。
よもぎと眷属がリンクしてしまう展開だったらもっと燃えたんですけどね〜。

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