飯島 祐輔

2巻はウラル級vsビスマルク〜マジノ線でフランスの大艦機リシュリューとの対戦まで。
巻頭では、そもそも何故大艦機なる人型兵器が生まれたのかと言う説明がなされているが、やっぱりと言うか、これももともとは先史文明の遺産らしいです。便利だな先史文明(笑)。
で、それはそれとして、ドイツの大艦機ビスマルクを操縦していたのが整備主任のオバちゃんというが何とも。
史実だとソ連ではドイツの侵攻に対して、工場で戦車の生産に当たっていたオバちゃんがそのままロールアウトした戦車に乗って戦場に出て行ったという話はあるけど、この世界では逆のパターン。完全に狙ってやっている雰囲気です。
続くフランスの大艦機はと言うと、無骨でパワフルなウラル級や質実剛健なビスマルク級、ひたすら野暮ったいキングジョージX世級に比べると随分洗練されたデザインで、これもお国柄が良く出ています。パイロットが気障で貴族っぽいのもお約束どおり。
この戦いは素直にウラル級の漢気満点戦法に感動した。やはり貴族など労働者に打倒される対象でしかないのである。
・・・1巻読んだ時は、新旭日に近いノリの勧善懲悪明朗活劇モノかと思ってたんですけど、何か違う気がしてきた。この世界のソ連はそこまで悪の帝国という雰囲気ではないし、むしろ
やっぱりGガンダムとかに近いノリかも知れません。
//余談//
本作は新旭日の時に比べてかなりタイトなスケジュールを組まれているらしく、その辺りのデスマーチぶりが作画にも出てきています。出版社は、出来ればもう少し余裕のあるスケジュールを組んであげられないものですかね。刊行が多少遅くても、クオリティが伴っていれば文句言いませんからさあ。
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