荒巻 義雄 飯島 祐輔

コミック版新旭日も10巻目。劇中時間では、既に開戦より3年以上経過している模様です。
レヴィアタンとの戦いで大破した日本武尊はまたしても本国で改修され、とうとう戦艦の面影など全く無い宇宙船の様な姿になりました。空を飛ぶのも目前ですね。
で、改修後の初任務はというと、黒海に配備された、ドイツの新兵器「クレーブス」の破壊。
8巻の気象兵器に似た、洋上に浮かべられた建造物ですが、洋上飛行場として使用出来るのに加えて、内部に大量の報復兵器2号を搭載して、海上ミサイル基地にもなっていると言う、最早何でもあり設定。
外部から破壊するのは難しいので、例の忍者部隊を潜入させて、内部から破壊する事になる・・・。
と言う事で、後半はほぼ完全に寿美さんのターン。マペット使いの殺し屋なんかも出てきて、仮想戦記というよりはアクション漫画になってます。
ところで、どうでも良いんだけど、忍者が出てくる火葬戦記ってどれもトンデモですよね。
確か火葬界の大御所であるところの霧島那智現人神も忍者が大好きだったような・・・。
うーん、この漫画版の作画に飯島氏を選んだ担当さんは神ですよ。
アニメ絵っぽい絵柄や、SFっぽい艦デザインなどは、従来の劇画調が中心の戦記漫画界では間違いなく異端なんだけど、これだけ無茶な設定の原作の場合、リアルな絵柄の人だと物凄い違和感を感じてしまうのは確実。むしろ飯島氏の作風だからこそ許容できる訳で、原作読めとか言われたらかなり苦しい。
レヴィアタン編がやけにハイテンションに盛り上がっただけに、一気に燃え尽きた感じの10巻でした。
やっぱり強敵がいないとつまんないです。
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