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2010年03月09日

ブラム学園! アンドソーオン 弐瓶勉作品集 感想


ブラム学園! アンドソーオン 弐瓶勉作品集 (アフタヌーンKC)
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二瓶先生の本はあまり再販がかからないのかどうか知りませんが、この本も欲しいと思いつつ最近まで入手出来ないでいました。
ネットで噂になっていた表題作の「プラム学園!」三部作と、BLAME!の続編と外伝1本ずつ、その他個性的な短編5本で構成された作品集、内容もさることながらオールカラーなのが素晴らしいです。二瓶先生の陰影が強調された絵はモノクロでも充分見応えはあるのですが、カラーになることで更にダークな雰囲気を纏ってのしかかってくる感じですね。

「〜学園!」発表当時をリアルタイムでは知らないので、どの位の反響があったかはネット上に残った当時の記事から推し量るしか無いのですが、現在連載中の『シドニアの騎士』を読んだ上で「〜学園!」に触れると、シュールなギャグや萌えを若干意識した絵作りなどに前作からシドニアに至る過渡期的なものが垣間見る事が出来て、自分の中にある前作とシドニアとの間に横たわる大きな亀裂を充填してくれてなかなかに小気味良い。
発表当時の驚きをリアルタイムで体感出来なかった事は残念ではありますが、体感してなかったからシドニアで更に大きな驚きを感じられた訳ですし、そして今欠けていたパズルのピースがピタピタと埋まっていく快感にも似た感触を得られた訳で、これはこれで周回遅れのみが得られる特権なのかも知れません。


「〜学園!」の話はその程度にしておいて、その他の短編で言うと個人的に一番強く印象に残ったのは「ポンプ」でしょうか。
遥か未来の荒廃した地球に生息する人類の末裔の生態を描いた短編ですが、人類を万物の霊長たらしめていた知性を喪失して食物連鎖の環の中に回帰し、種を存続させるという目的に特化して鮟鱇の様な進化を遂げた姿は、どこか冒涜的でもあり本質的でもある。
そしてなにより20世紀の奇書として名高い『マン・アフターマン』を彷彿とさせるものがあって、あの悪夢的な世界に魅了された経験がある身の上としては心の琴線に触れまくり。
この短編に限らず二瓶先生は「生命」すら工学的に捉えているらしくて、宗教的倫理観など一切気にせず、自然的人工的問わず容赦なく生命を改造する傾向がありますが(シドニアでも光合成でエネルギーを得られる人類や性別の無い人類が登場する)、この路線を突き詰めて二瓶版「マン・アフターマン」の様な本が出たら嬉しいなあと夢想してみたり。


その他の短編だとBLAME!本編の後日談的作品「BLAME!2」や外伝作品「ネットスフィアエンジニア」が本編譲りのダークでスタイリッシュな雰囲気を色濃く受け継いでいて馴染み深いものがありました。
また、学園!の一部や一発ネタの極みとも言える「沼の神」では漫☆画太郎先生かと思ってしまうような絵が導入されていて、しかも二瓶先生の本来の絵柄とやたら親和性が高くて意外な一面が見えた気も。
全編押しなべてクオリティが高く、非常に満足の行く短編集でした。





posted by クロネンコ at 21:39 | Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画 | edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月08日

はなまる幼稚園 第9話 感想


「はなまるな差し入れ/はなまるな夢/はなまるな夜」

花丸先生なんか土田とキャラかぶってね?とか思ってたら、真弓さんもさすが山本先生の妹だと思わせるすっとぼけぶりで和んだ。
他人の恋は見えても自分の恋は見えないという典型例ですね。
ああ、でも花丸先生は土田程はキモキャラじゃないかなあ。タイプは似ているけど、土田みたいに駄目っぽい妄想には走ってなさそうだし。もっとも、今回初登場なのでまだわからないけど。

後半は子供たちの将来の夢に絡んで、先生達の志望動機の事とか。
大人になった杏の姿は絶対補正かかってるだろ。特に胸とか。あと胸とか。
大人になってもぱんつがかぼちゃパンツなのには笑った。
小梅ちゃんはそのまんま頭身伸ばしただけという感じでこれはこれでかわいいし、柊に至っては宇宙の果てで何かと戦ってたりしますが、たぶんツッコミ禁止と見た。

でもって土田の志望動機は…土田らしいですねw
筋肉の人も土田に負けず劣らずアレな感じがしますが、まあ世の中なんてこんなものだ。
山本先生はいつものように天使すぎる動機ですが、自分が幼稚園の頃の事をちゃんと覚えてるって何気にすごくない?ぼくは断片的な記憶しか無いなあ。

おまけの3本目は土田と草野先生の朝まで筋肉フィーバー。それてなんて苦行?


はなまる幼稚園 感想記事まとめ





posted by クロネンコ at 22:44 | Comment(0) | TrackBack(9) | アニメ感想 | edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

まぐろボックスは変態脱衣バトル漫画だったでござるの巻『めだかボックス』

ジャンプ14号めだボ感想です。

前回突然乱入した黒神真黒により、バトルは新しい局面を…と言う訳で、今週から作品タイトルは「まぐろボックス」に変更となりました(なってません)。
曰く彼の前に立つ女子は
「目を奪われ」
「ブラジャーを奪われ」
「パンツを奪われ」
「心を奪われる」
との事。一度いいから女子の前で言ってみたい台詞ではあります。確実に通報されるだろうけど。
そんな真黒を見て心底気持ち悪そうな反応をする古賀さんは確かに普通(正常)だ。


自意識過剰気味のキモ台詞に続いて今回の超名言が炸裂


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「小学生までなら男子だって妹だ!!」

この漫画に登場するキャラクターの台詞はどことなく浮世離れというかなんというか、世俗に塗れて浪漫を見失いかけた自分にとっては奇異に感じるものが多かったのですが、この科白に関しては恐ろしいまでに共感出来る。なんて事だ、よりにもよって一番の不審人物の言葉に心を衝き動かされてしまった…。


そして真黒劇場とも呼べる異常なテンションのまま勝負は『名瀬さんは本当にノーブラなのか』を巡る戦いに。なんぞこれ。
ただし、バトるのは前回までと同じく阿久根と古賀さんのお仕事で、真黒と名瀬さんは脱衣担当らしいです。勝った側のサポーター?が脱ぐ、と。野球拳かよ。
早速阿久根が古賀さんの絞め技食らったらもう脱ぎ始める真黒が厄い。
やっぱりめだかさんの兄だけありますね。脱衣癖は黒神一族の血らしい。


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なんか下から脱ぐなとツッコミ食らってますけど、下から脱ぐのって普通じゃね?性的なケースにおいては。もちろんこのバトルが性的かどうかは大いに議論の余地があるとは思うけど。
その辺ちゃんと理解している名瀬さんも真黒に合わせて下から脱いでるね!


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なんというカオスな戦いだ…。

一応は阿久根の機転で古賀さんとの勝負もほぼ決着になりつつあるんですけど、正直そっちより変態二人のいろいろと酷い脱衣バトルが面白すぎて困った。
ここ最近のめだボの中では突出して面白い回なのは間違いない。地下施設突入からの連続性のあるストーリーとしてはちと異質に過ぎる部分はあるけど、2対2の対決構図を最大限斜め上に活かしていて素晴らしいです。
こういうノリは忘れないでいて欲しい。

さて、次回はいよいよ名瀬さんの素顔に迫る話ですね。実は美少女説は既定路線だと思うので、後は意外な人物かどうかというところに注目したいです。



posted by クロネンコ at 09:21 | Comment(0) | TrackBack(1) | ジャンプ系 | edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月07日

鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST 第47話 感想


「闇の使者」

エドとホーエンハイムの対面は思ってた程波乱は無かったなあ…目前に迫った危機の方が大きな問題ですからね。そっちで引っ張るべき展開でも無いのかも知れません。
やはりおとうさまの尖兵と戦う方が優先度が高いって事で、対面終えて決意を固めたところでプライドとグラトニーの襲撃。
光があるところではプライドが、暗闇では嗅覚の鋭いグラトニーが、となかなかのコンビネーション攻撃。おとうさまなかなか考えてるなあ。
それにしてもエドと戦った時にはあんまりいいところが無かったキメラのおっちゃんたちが意外に強くて笑った。
久々に完全復帰?したリンも技が鈍ってなかったし、ラストで乱入してきたランファンに至ってはパワーアップし過ぎててふいた。あの動きの速さはブラッドレイ以上だなー。

バトルの一方で、思った通りグラマンさんが嫌な本性出していたし、複数の思惑が絡み合っててなかなか面白いですね。ブラッドレイの生死に関しては単行本の宣伝でネタバレかましている気がしなくもないけど、彼が不在の間にどんな陰謀劇が繰り広げられるかも楽しみにしています。


鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST 感想記事まとめ


posted by クロネンコ at 22:57 | Comment(0) | TrackBack(0) | アニメ感想 | edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月06日

週刊少年チャンピオン 2010年14号 感想


弱虫ペダル

いよいよ今泉のターン。ここ最近めっきり影が薄くなっていただけに、クライマックスでの活躍は大きな見どころになると思う…のはいいとして、キモキモキモキモキモの人がどう絡んでくるのかが気になって眠れません。キャラ違いすぎて噛みあうかどうかも未知数だしー。


バチバチ

村神無双。そして早くも小物化する石川。なんという急展開なんだ。
村神のあれだけの実力を持ちつつも、敢えて他人と絡まない、野心や覇気も感じられない性格には何か理由があるんだろうか。それ以前になんで相撲の世界に入ってきたのだろうか。
彼の背景が描かれる日を心待ちにしている。


範馬刃牙

烈さんが一体何をやりたいのか全く理解できない中、久しぶりに登場の克己がなんか求道的になってて痺れた。しかしこの漫画の基本は持ち上げて落とす事なので、カッコイイ登場シーンは不穏なフラグと直結している気がしてなりません。


ナンバデッドエンド

いい話やー。
剛父も伍代も猛も、みんな不器用で上手く思いを表現出来ない。
でも饒舌じゃないぶん伝わってくる何かがある訳で…。


元祖!浦安鉄筋家族

昔何かの映画で(漂着した無人島で生活する内容だったと思う)主人公が虫歯を自分で引っこ抜くシーンをして見て悶絶した記憶が蘇ってきた…。
歯医者さんによってはどうせ虫歯は治らないからと言ってやたら抜歯する人と、あくまで患部を削るだけで極力抜かない人の2タイプありますよね。


みつどもえ

次女と佐藤とは自然体過ぎて夫婦みたいだ。
一部のの趣味とバカ体力を除けば性格は作中キャラで一番マトモだからねえ。次女。
変態発言を最悪のタイミングで聞かれた際に千葉氏顔になるのにほんのりとふいた。


AL

固い鎧には剣や槍では無くハンマーの方が効果があると言う事で、突くのではなく打撃を与えるんだ!どうやって?なんて俺に聞くな。
なんか普通バトル漫画としての読み応えが出てきたなあ。良いことです。


はみどる!

カラー表紙が嬉しい。
だが問題はかすみさんだけ後ろ姿なのは一体どういう差別だと。
貧乳…ぺたんこという個性!!!

ところでクッキングアイドルは近年稀に見る難攻不落の要塞ですよ?


クローバー

トモキと水沢さんのほのぼのした関係に和む。
そう言えばこの二人どことなく似たところがある気がする。

誰もやらないときにやるのが釣りの極意と言うのには同意。でも俺も雨の日にやりたいとは思わない。まして雨の日にまでケンカ売ってる奴は頭がおかしいとしか。


侵略!イカ娘

泥棒がどことなく佐渡川先生調の顔で笑った。
とりあえず泥棒と一緒に早苗も白黒ツートンの車で連れて行ってもらった方がいいと思う。


ハンザスカイ

何事も無かったかのごとくに空手部に復帰してて笑った。
いいのかそれで。
中二っぽい通り名とかケレン味のあるアクションとか、そろそろ佐渡川節が出始めた感じですね。


シュガーレス

今回はタイジ無双は無くて、ほぼ岳のターン。でもアクションは無し。
岳が彼なりの美学で持って風車のてっぺんを目指す決意をするに至った過去のお話…なんだけど、爺さんに諭されたとはまた意外な理由で。
しかし爺さん、身なりからしてそこらの老人という感じではないなあ。人の上に立つ事で今まで生きてきた人間の風格をして感じる。


聖闘士星矢LC

祝TVアニメ化!
みつどに続いて今年のチャンピョンは勢いに乗ってる。

過去の聖闘士達が自分の生きた証を託すにしても、相手は選べよと思ったのはここだけの話。
もっとも、結果的には興味本位ではなく真摯な姿勢で記録を受け継いでくれたので結果オーケーではあるか。
コキュートスと聞いて別の物を連想した人は多い筈。


ドカベンSS編

まだリーク元特定出来ないのか…。屋内練習場の前をうろついてた人物が鍵かな。


ANGEL VOICE

イメージすべきところを微妙に間違ってるのが成田らしい…と思ったら、そうでもないのか。
まあ、勝利の姿をイメージ出来る位の強気さは必要かも知れんね。
六原はもうどうやっても無理かも知れない。奴らが意地を見せる姿がイメージ出来ない。


クローズZERO

敵味方入り乱れる乱戦にバイクで突入したりとかバカだろ。
武装乱入は普通の漫画ならより深い混乱をして招くけど、この手の漫画の場合だと敵の敵は味方なんて甘ったるい幻想が炸裂しそうで厄い。


ギャンブルフィッシュ

ここに来てジャスミンの第二の人格モーリー登場。
モーリーが生まれる事になった経緯も描かれていたけど、大人になってからでも新しい人格が出来たりするの?


ツギハギ生徒会

円さんがどんどん開発されて行くのは面白かった。
こういう女の子とお付き合いしたいね!


透明人間の作り方

周囲から見えなくなってしがらみから開放されているはずなのに圧倒的な閉塞感を感じるパラドックス。人はしがらみの中で他人の目に映る自分の姿でしか自己を認識出来ないという事ですね。


風が如く

ゴエモン一人で最終決戦に向かうでござるの巻。
怪しいフラグは立って無いと思うけど、どうなのかなあ。
僅かな間に秀吉に貫禄が出来すぎてふいた。


お兄ちゃんは銀河刑事

ヒーローというより苦行でしかない気がしてきた。
生爪描写はマジ痛い。


木曜日のフルット

一度闇の商人と鯨井先輩を出合わせて欲しい。フルット以上に駄目っぽいオチが期待出来そうなので…。


ケルベロス感想はこちら


釣り屋ナガレ感想はこちら



posted by クロネンコ at 21:15 | Comment(0) | TrackBack(0) | チャンピオン系 | edit | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする